花の山。
珍しい花やここでしか見られない固有種が多い。
超苦鉄質岩のかんらん岩の山なので、普通の植物にとって厳しい環境なのだろうか。
かんらん岩は、元々、地殻の下の上部マントルの主要構成物質。
普通の石と比較すると、マグネシウムやニッケルが多い。
物好きな植物だけが住んでいるようだ。
アポイ岳一帯を含む”幌満かんらん岩体”は、世界一きれいなかんらん岩を産することで有名。
かんらん岩の主要造岩鉱物であるかんらん石は、透明な緑〜オリーブ色を呈し、英語ではオリビン(Olivine)と言う。
オリビンの特に大きな単結晶は、宝石として用いられ、ペリドット(Peridot)と呼ばれる。
かんらん岩の英名はペリドタイト(Peridotite)。
行程(冬島旧道コース)※含休憩時間
登り:登山口(7:35)→5合目(8:45)→頂(10:05)
下り:頂(10:40)→5合目(11:30)→登山口(12:25)
登り合計:2時間30分
下り合計:1時間45分
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