092:MR2 1600G S/C Tバー (’89.01 AW11 4AT SR 03.02- )
比較的長く乗ったAW11型MR2です。後期型で最終ロットに近いのでこの型の車としては完成度が高かったと思います。スーパーチャージャーの効果がわかりやすい車で、スタートダッシュが得意です。車体の重さが1トンと少しですので、馬力/重さが大きいのです。後ろ側にエンジンを積んでいますので、スリップの心配が無くスタート時アクセルが踏めます。自分は「デジタルメーター」が好きですが、MR2にはデジタルメーターの設定がありません。仕方がないので自分で交換をする事にしました。使用したのはトヨエースのデジタルメーターです。いろいろ検討したのですが、横幅が狭くなんとか収まったのがこれでした。縦と奥行きが大きいため少し寝かせて下方が手前にせり出しています。再度アナログメーターに戻せるよう切った貼ったは最小限にして配線もコネクタを利用してあります。速度表示はそのままで正しく出ましたが、回転と燃料表示が合いません。どうやらこのデジタルメーターはディーゼルエンジン用らしく約半分の回転数表示が出ているようです。燃料計は測定方式が同じではないことが分かっていたので、電子回路を作って変換しているのですがうまくいかないのです。燃料タンクの形状の違いが影響しているのかもしれませんが、自分の予想している残燃料の量とメーター表示がかなり違っているのです。なんとか燃料切れだけはほぼ合うように調整して良しとしました。 また、この車には珍しい「オートドライブ」を付けました。出所は「064:MR2 1600G S/C」です。主要パーツはボルトオンで着きましたが問題は配線です。室内のトリムをあちこち剥がして何本ものケーブルを取り付けました。自分の好きな車に作り上げるのが楽しいです。 やはり2シーターで荷物が積めませんので、通勤用には良いのですが普段の使用には不便があり、車検満了と共に車庫で静かに暮らしています。過去に同車でガソリンタンクを腐らせてしまった苦い経験がありますので、今後も置いておくにはタンクのガソリンを入れ替えなければならないと思っています。なかなか出来ませんけど・・・。
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ガソリンを満タンにしましたので、しばらくは放置出来そうです。実は久しぶりにスーパーチャージャーの威力を体感しようとアクセルを踏んだところ“ズボッ”と音がしてエンジン停止、惰性でなんとか路肩に寄せて止まりました。スターターは勢い良く回りますがエンジンは掛かりません。どうしてもダメで田舎ですのでしばらくは路肩に放置です。家へ歩いて帰って頭を冷やして考えました。アクセルを踏んだときの“ズボッ”という音は何なんだ!・・・そうです!圧力が掛かったエアホースがスッポ抜けた音だったのです。久しぶりに動かすため外していたバッテリを乗せましたが、この時インタークーラーの脱着が手順として必要です。この時インタークーラーのホースバンドを閉め忘れたのです。アクセルをおとなしく踏んでいる間は、ホース内は負圧となっているため問題は無かったのですが、アクセルをグッと踏むとスーパーチャージャーが頑張ってホース内が正圧となり、ホースが抜けてしまった訳です。早速現場へ行き調べたところ「当たり」です。バンドをしっかり締めてキーをひねると一発エンジン始動です。気持ちよく車庫に戻り、再び長い眠りにつきました。