009:ガゼール1800ターボ 2HT XE−U (’83.05 S110 3AT DM 91.06-04.10 12;04)
自分で車を維持するには故障や取り替えのため「部品」を手に入れなければならないことがよくあります。新品は「部品商」に依頼すればいいですが一般に高価で、安くほしい場合は「中古部品」を探すことになります。そのころ東京では「部品の立川」(タテカワと読み八王子の手前のタチカワではなく江東区です。)が電気の秋葉原みたいな存在でした。しかしこの時期に自分の生活拠点が地方に移ったため、立川へ部品を探しに行くことは不可能になりました。そして考えたのが「部品取り専用車」を持つことです。当時は「リサイクル法」などは無く危険さえなければ廃車体を保管することは問題はありませんでした。このガゼールは車体の後ろ半分は全く形が異なりますが、走行系などは前出のシルビアと全く同じで、互換性の心配なく部品調達が出来ます。しかし当然ながら移動することが出来なくなる部品のハギ取りは困ることが分かり、中途半端な部品取り専用車でした。シルビアの腐ったボンネットなどは交換して使わせてもらいました。また、ガゼールのシルビアとの違いは、フロントグリルやワイパーそしてハンドルなどですがこれがガゼールのものの方が気に入りましたので付け替えて使用していました。ちなみにシルビアのワイパーは一本物でしたがガゼールのそれは普通の二本物で全く異なりますが、シルビアの車体にはどちらも取り付けられるよう両方の取り付け穴が開けられていました。

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