mono#005 "FinePix4900Z"

 

メーカー:FUJIFILM
'02年3月頃入手

当時、僕はIXYが欲しかったんです。今考えると、コイツにしといて良かったな、と思います。

町田のヨドバシに奥さんと一緒に買いに行って、少し悩んでIXYにしようと思って奥さんに相談したら、「鞄の中で無くしそうだから、もっと大きいのにしよう。」といってコイツを見つけてきました。

形は一目で気に入ったんですが、とにかくでかい。また当時200万画素から300万画素のデジカメが主流の中、コイツは実質的な記録画素数が最大432万画素だったんで、自分にとってはオーバースペックだと思いました。しかも値段も高い。

しかし、かっこいい。

こう見えても、利便性とデザインのどっちを取るかは一応悩みます。(結局デザインで選んでしまうことが多いけど)とはいえ、PC周辺機器に関していえば、それだけではなく、スペックも重視しています。4900Zに関して言えば、素人が使うには十分すぎる程のスペックがあります。購入してから4年経とうとしていますが、遜色ありません。思えば、PC周辺機器に関して言えば、いつもオーバースペックのモノを買っているような気が。
その分、長く使えるので、戦略としては正しいな、と実感しています。

それと、重要なのが重さ。重くないとイヤなんですよ。なんというか、見た目と重さが一致してないと安っぽく感じちゃうんですよね。逆に見た目に比して重いと、「おっ」って思うんですよね。
分かります?分かりませんか?
その点でもこのカメラは合格。

となると、4900Zの問題点ってのは「大きい」ことだけ。大きいけど、これぶら下げて歩いてると、美大に通ってる人みたいで、いい感じです。


後ろ姿も凛々しい

このサイトの写真はほとんどこのカメラで取ってます。リタッチもほとんどしてません。
ど素人で、写真の知識もないけど、コイツのおかげでずいぶん助かってます。

昔から、モノを擬人化して接する傾向があり、なんとなく捨てられなかったりすることが多いので、こういう長くつきあえるモノはありがたいです。コイツ以後のデジカメで、これよりカッコイイと思えるものは僕の中ではまだ出てきていないし。

コイツは壊れても修理して使い続けるだろうな。