白い米

話は少しだけ戻ります。
木曜日に入院して夕食を食べ終わりそこから、看護婦さんにこんなことを言われました
「今夜の12時から明日の8時まで何も食べてはいけません。水も控えてください。
明日の8時までに、トイレを済ませてください。もちろんタバコもダメです

なんのことだかよくわかってなかったのですが、言いつけは比較的に遵守する性質なので、
言われた通りにします。ただタバコを吸えないってのはちと辛い。しかし後々別の患者さんの話を聞いて
吸わないでよかったと思いました。

さて、手術当日の金曜日8時、何があるのかなと思っていたら、
この時から点滴だそうな。点滴ですか、そうですか。翌朝の10時まで点滴は続くのだそうな。
なので朝食はありません。正面のおじいさんは美味しそうに食べてます。
わたしは点滴。お昼なんかカレーチックななんとも美味しそうな匂いがします。わたしは点滴。
んでもって、手術。手術終了で病室に戻るとまたもやなんだか美味しそうな匂いが。
うぬぬぬぅ麻酔が効いてるので、上半身しか動かせない。
手術終了後に先生が決して起き上がらないように、頭がガンガンするからと言われた。

我慢我慢、明日の朝には食事が取れるさってな具合に自分に言い聞かせ。
翌朝の土曜日。
やった〜待ち焦がれた朝食〜〜♪

と思ったんですけどね、ホロローーン(T_T)朝食は重湯って白米じゃないのですね、がっくし。
あれだけ待ち焦がれていた白米だったのに。

続いて昼食、重湯よりは多少進歩している物の、まだお粥とは呼べない、
っつうか白米が食べたいんです。
うどんがあったので多少凌げましたけど。
夕食こそはと思っていたのですが、パターン的にこれはお粥かなと思っていたら案の定お粥。
くぅぅ〜結局この日白米を食べることはなかった。

もう、この日ほど白米を切なく思った日はなかったです、ハイ。