二本のタイヤも取り付けて進みだすも気持ちが沈んでしまいお昼までの元気がでません。

ゲロリンさんとK藤さんとはだいぶ離れてNさんHさんの後にいたんですが

Hさんが「先に行ってよかよ!」って言われるんで何とか気力で追い越して

K藤さんゲロリンさんの後ろまでダッシュ。
やっぱり走りなれた人の後ろは走りやすい♪なって思う間もなく直ぐに

二人は道路脇の方に寄って止まってしまいました。

俺も一緒に止まるわけにはいきません!
そう、パンク交換を手伝って頂いたメンバーとはゴールが違って25kmほど遠いんですよ!

ロスした時間を一秒でも早くつめてゴールしないとクオッタさんが帰れないしフェリーに間に合わないじゃん!

少しでも追いつかないと一人頑張って走ります。かなり飛ばしてるつもりだったんですけど、

いつの間にかK藤さんとゲロリンさんが追い付いて俺を抜いていきます。
やっぱり俺って平地遅いのか…って言うかK藤さん周りよりあきらかに早くないですか?

先頭交代を数回繰り返したところで後ろからゲロリンさんが交換したタイヤに空気入れ足そう!って
声をかけてくれたのと、ゲロリンさんの水がなくなったのとで自販機でストップし
それぞれ補充を行い再スタート。

とにかく30km/hは切らないで走ろうと心に決めて
ゲロリンさんと先頭交代をしながらすすんで行きます。
さすがに苦しいんですが"自分に負けない!"って約束したんで必死にもがきます。
しばらく走り続けて先頭交代をしてゲロリンさんが

前を走ってる時に一台の紅葉マークをつけた車が追い抜いていきます。
この時前を見ていたつもりだったんですけど、

パッと気が付いたらゲロリンさんが減速してるじゃないですか!

しかも気付いた時はあきらかに手遅れで…

「危なっ、ぶつかる!!」

と叫んでゲロリンさんの自転車に後ろからまともに接触!そのままの勢いで転倒!!
本日二回目!!倒れながらにゲロリンさんも巻き込んでしまったと思い…どうか無事でいて下さい。
と願うだけでした。

けっこう派手にころんだなとは自分でもわかりましたよ。
立ち上がる時に一回目の転倒で負った傷プラス右足と左足の太股、左肩に痛みを感じましたが
問題なく動くんでそのまま立ち上がり、まずゲロリンさんを見ると倒れてない!

いや本当に良かった…。2mほど後ろに倒れてる自転車を起こします。
またSTIレバーが"八"の字になってチェーンも外れてる…。一日に二回も倒してすまん。

我が愛車よ。

自転車を起こしたら後ろを走っていた参加者が一人立ち止まっていて、

恐る恐る俺に「だ、大丈夫ですか?」|ω・`)って聞いてきたので「大丈夫ですよ!」|ω^`;)と

答えてゲロリンさんの立つ歩道にトボトボと歩みよります。(´・ω・)ショボーン
歩きながらゲロリンさんを見ると何を言わんとするかわかりましたよ。
"八"の字に曲がったレバーを『フンッ!』って戻してる時にゲロリンさんが提案します


                    

すべてを足し終わったて二人で走り出しますが、
やましーん”何かに取り憑かれたように走り出します、
私も前半の無理が足にきていて付いていくのが精一杯になっています。

これじゃいかんと前に出て引きますがゆるい下りを降り切ったところでスピードが38kぐらい出ている所に、
紅葉マークの車が追い抜いてきて左折のウィンカーを出しますが
私達が左側を通り抜けると思ってか左に曲がらず減速します。

ここで横を無理して通り抜けて巻き込まれるのはいやだと思ってこっちもあわせて減速します。
車が左折しだした時に後ろか

”ぶつかるーーー鴨!”
って叫び声がしたとたんリアのタイヤに軽いショックが

やましーんが私にぶつかってしまったようです。

私はすぐに歩道に逃げ振り返るとやましーん派手にこけています、

最初のこけで赤ちゃんの手のひら程度だった右足のウェアーの破れは相撲取りの手のひらぐらいの
大きさに変化しています。

変速機は八の字のスリック状態で彼自身は矢鴨状態になってしまっています




喜劇の続きをミルカモミナイカモ

ラスムッセンに近づいた日