大網
房総東線(現外房線) 明治29年開業:昭和47年配線変更・施設移転により消滅
房総鉄道の手で、蘇我〜大網間が開通したのが、明治29年1月
(翌月には千葉〜蘇我間も開通)、その後、明治32年に、大原までが開通した段階で、
大網駅は、スイッチバック構造となった
(一方、千葉方面からの直進側に東金まで線路が延びたのは、明治33年のこと)。
明治40年の国有化後もその状況は続いたが、
折り返しの不便さを解消すべく、
昭和47年、房総線電化と時を同じくして、高架の短絡線を新設して、
駅を約600メートル移設、スイッチバックを解消した。
*写真は、すべて府川泰氏による。昭和47年撮影ということで、上段写真の普通気動車の
後方には、すでに新線の高架橋が見える。中段は、東金方向に駅構内を望んだところ
(看板に隠れてながらも、右側の側線には蒸気機関車らしき姿が見える気がするが、
時期的にはありえないだろうか?)。
下段は、下り急行「外房」の進入(左)と出発(右)。キハ58系の長大急行編成も、
今では貴重である。
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