日本一周第3回「白い雲のように」 

第15日目「伝統の旗〜大阪府・兵庫県〜」
 

2006年8月19日(土)

 
 
 2006年夏の高校野球は準決勝を迎えた。早稲田実業は鹿児島工業との対戦を迎えた。
 その準決勝は第2試合。まだ少し時間がある。この日のチケットは知人に頼んであったので、試合前に少し観光をすることにした。
       
 
 


〈梅田〉

 
  ◆露天神社(お初天神)  
 



露天神社(お初天神)
 

 
 
 泊まっていた梅田のホテルのすぐ近くにあった露天神社(お初天神)。近松門左衛門(1653〜1725)作「曽根崎心中」の縁の地である。
  
 
 



 

 
 
 境内には「お初徳兵衛ゆかりの地」碑と、2人の像が建つ。
 1703(元禄16)年、堂島新地の天満屋の遊女お初と、内本町の平野屋の手代徳兵衛が、この地の裏手にあった天神の森で心中を遂げたのである。
  
 
 





お初徳兵衛ゆかりの地


お初・徳兵衛像
 

 
 
 「露の井戸」。
  
 
 



露の井戸
 

 
 
 大阪の繁華街・梅田の真っ只中にこんな落ち着いた場所があったとは。
 しかし、ゆっくりしている暇はない。次の場所へ向かおう。
   
 

 


梅田 →(御堂筋線)→ 本町 →(中央線) →大阪港 
 

 
 


〈大阪港〉

 
  ◆海遊館  
 



海遊館
 

 
   
 大阪港へやってきた。
 水族館の海遊館へ。
  
 
 



サンタマリア号


海遊館入口
 

 
 
 のんびりと魚などを眺めようと思う。
  
 
 



わかりにくいけどラッコ


マンボウ


タカアシガニ
 

 
 
 それにしても、水族館にいると時間があっという間に過ぎていく。
 外に出てみたらマーメイド(人魚)像があった。これはデンマークのコペンハーゲンにある有名な人形像と同じもの。コペンハーゲン港と大阪港の文化交流の一環として1995年に寄贈されたもの。コペンハーゲンの人魚像を制作したエドワード・エリクセン(1876〜1959)の意志を継いだエリクセン財団によって作られた。
 コペンハーゲンの人魚像は、シンガポールのマーライオン、ドレスデンのしょんべん小僧と並ぶ“世界三代がっかり名所”の1つとされるから、案外これを見て満足するのがいいのではないか?
   
 
 



マーメイド像
 

 

 


大阪港 →(中央線)→ 本町 →(御堂筋線)→ 梅田 →(阪神戦)→ 甲子園  
 

 
 


〈西宮〉

 
  ◆甲子園球場(HP)  
 



甲子園準決勝
早稲田実業vs鹿児島工業
 

 
 
 甲子園球場。早稲田実業と鹿児島工業の準決勝である。
 今回は、中学・高校時代の仲間と観ることにした。
  
 
 



高校時代の友人たちと観戦
 

 
   
 早実の先発のマウンドにはもちろんエース斎藤佑樹が立つ。
 早実は1回に4番後藤の3ランなどで先制。斎藤も鹿工打線を寄せ付けない。
     
 
 



プレイボール
先発のマウンドは斎藤佑樹
 

 
   
 ひときわ盛り上がったのが、6回表2死2塁の場面。鹿工の代打の切り札今吉晃一が登場した。斎藤はフルカウントから145キロで三振を奪う。
 
 結局斎藤は鹿工を完封し、早実は5−0で見事決勝進出を果たした。
   
 

 



試合終了
 

 

 


甲子園 →(阪神戦)→ 梅田  
 

 
 


〈梅田〉

 
 



祝勝会で盛り上がる
 

 
   
 中学・高校時代の友人が多くアルプススタンドに集まっていた。当然ながら、このあとは祝勝会と相成った。
 かなり盛り上がった。コンパ会場からカラオケへ。カラオケではひたすら「紺碧の空」を歌う。ついには梅田の町を歌いながら歩き回った。
 その後「2ちゃんねる」を見たところ、「街中で歌っている馬鹿なOBがいた」なんてことを書かれていたが、それは僕たち。申し訳ない。なんせ26年ぶりなのだから許してもらいたい。
 明日の試合に向けてボルテージは最高潮に高まった。
   
 
 



街中でも大はしゃぎ
 

 
  若き力〜兵庫県・大阪府〜 早稲田健児〜兵庫県・大阪府〜  
 


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