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2003年総括(←ちと早いけど(笑))

 6月22日に初コースを体験して以来、都合3度コースを回ったんですが、想像していた以上にゴルフというのは難しいスポーツだというのを実感しました。
 まず、景色が違う。雰囲気が違う。練習場と違いコースの地形に悩まされたり、普段練習していないクラブを使う羽目になったり、そして、予想以上に疲労感があるスポーツでした。どれも当たり前に感じるかと思いますけど、頭で想像するより結構ハードだと思いました。
 去年(2002年)初めて練習場でハードを握り、練習を繰り返し、これでいいのか、これでいいのかと自問自答を繰り返し、ある程度の理想を持ってコースに臨んだのはいいが、全て悉く理想を打ち砕かれ、逆に自分のレベルが見え、どこが悪いのかもだんだん見えてきて、それが功を奏したのか、コースに出るごとにスコアがよくなって、今ではゴルフがすっかり楽しくなってしまいました。

 今ここで総括を書くのは、理由があるのです。
 プロフィールにもありますが、僕は運送会社に勤めています。
 うちの会社は9月から繁忙期に入ります。
 地元周辺の農協を筆頭株主に持つうちの会社は、農作物の収穫時期に入る9~11月の間、自車では足りなくて他社の車を手配しなければこなせないほど沢山の仕事が待っています。
 当然日曜日以外に休みはありません。
 担当部署によっては1~2ヶ月休みのない部署もあります。その中で接待ゴルフなどありえませんし、プライベートの休みは体を休めるのが主になります。しかも、ゴルフはコースに出るのにそれなりのお金が掛かる。
 僕らのような薄給サラリーマンは、そうそうしょっちゅうコースに出れるわけもありません。友達でゴルフをやってる人は少なく、かといって、一人で行くのもなんだか(笑)
 残念ながら、今年は3度回っただけで打ち止めかと思われます。もちろん、急に予定が入る可能性もあるので、絶対にないとは言い切れないですけどね(笑)
 では、今年の収穫と反省を自分なりに分析したいと思います。

収穫点1;スイングが安定してきたこと。

初めてクラブを握った方に多いかと思いますが、ただ思いっきりボールを叩くだけでは、常に右へ右へとボールが飛んでいきます。自分もそうでした。
先輩に「常にボールを見ろ。体を開かず打った瞬間も体を前ではなくボールの置き位置に体を残せ」とアドバイスを貰い、最初は常に体をボールの真正面にキープして練習していました。当然動きは固いです。体を残すことに集中して、別の事に頭が回らないくらいその練習を最初のうちはしていました。
そうするうちに、人間欲が出るもので、まっすぐ、かつ遠くに飛ばしたいという欲求がフツフツと湧き上がるものです。
しばらく体を固定して打つ練習を嫌になる程してから、体を楽にして打つと、自然に右へ右へボールが流れることがあまりなくなってきました。
まっすぐ、遠くに飛ぶようになって来たのです。


収穫点2;ロングアイアンをそれ程練習しなくてもある程度は打てるようになったこと。

これには当然のことながら理由があります。
僕はアイアンを練習するとき、7番アイアン、9番アイアン、ピッチングウェッジを交互に練習していました。であるから、これら3本はまあまあ良かったのです。
が、3番~6番のアイアンはどうしてもダフってしまうのです。だから刻んで刻んでラウンドしようかなと本気で思ったこともあります。
それがどうしてロングアイアンを苦に思わなくなったかというと、かの有名な丸山茂樹プロが雑誌の中で、「あなたはロブショットを左足体重でフワリと浮かせることができますか?」という類のアドバイスを記していたのですが、この方法、サンドウェッジ、ピッチングウェッジなどのショートアイアンだけではなく、ロングアイアンにも対応できることがわかったのです。
もちろんロングアイアンでは左足に過度な体重をかけると力強い球が打てなくなるので、普通にアドレスをとり、気持ち左足に体重を乗せ打つと、結構しっかりした球が出るようになったんです。
もちろん僕は初心者ですから、アベレージゴルファーのように方向性、飛距離が安定するかと言えば違いますが、まずダフらなくなった。そして、気持ちよく振りぬけるようになってきたのです。
おかげで3度目のコースではロングアイアンで結構スコアをまとめることが出来たような気がします。
何度も言いますが、僕はまだまだ素人です。ただ、手ごたえは感じるようになりました。


反省点1;ドライバーの安定性がまだいまいち信頼性に欠けること。

ロングアイアンがそれなりに使えるようになってドライバーも少しはましになったとは思っているのですが、まだどうしても右に流れてしまう。それが元でOBも結構叩きました。
右に流れてしまう分、当然距離も出ません。
僕のドライバーは頑張って210ヤードが精一杯です。それもまっすぐ飛んでの話です。
来年はそこをなんとかしたいと思います。
原因はなんとなくわかっているつもりです。
力みが入る分、体が必要以上に回転し、インパクトの瞬間にドライバーのフェイスが自分の体とともに開いてしまっているからだと自分では思っています。
基本的にはインパクト時のフェイスの向きだと思うので、来年度はそこを重点的に修正したいなと思っています。


反省点2;ウェッジ、パターの距離感がつかめない。

ドライバーより深刻なのが”寄せ”の技術です。力加減が正直全然わからないのです。スコアメイクする上で一番重要な寄せが苦手なのは致命的とも言えるんだと思います。オーバーして打つ回数を増やしたくなくてつい気持ち弱く打ったら、ほとんど飛ばなかったり転がらなかったり。それが嫌で気持ち強めに打つと、今度は飛びすぎたり転がりすぎたり、挙句の果てにウェッジでトップしてしまい、グリーンを超えて向こうのバンカーに入ってしまったり。経験がモノをいう部分でもあるのでしょうが、この辺はドライバー以上に練習しなければならないと思っています。せっかくウェッジでの左足体重を覚えても、これじゃ全く意味を成しません。


反省点3;ルール、マナーの習得。

今年初めて回って、ルールとマナーの重要さが痛いほどよくわかりました。少しづつ覚えてきているつもりではあるのですが、まだまだ知らないことが沢山あります。技術もそうですが、その辺はもっとちゃんと覚えるべきだし、覚えててしかるべきことでもあるので、わからないことはドンドン身に着けていこうと思います。

では、最後に来年の数字的な目標と精神的な目標です。実現できるかどうかはわかりません。でも目標をもって頑張りたいと思います。

※数字的な目標
目標1;110以下のスコアで安定させること
目標2;100を切ること
目標3;パーの数を増やし、あわよくばバーディを獲ること。
目標4;OBの数を減らすこと。出来れば1ラウンドに対し2つまで。
目標5;1ホールに対しての打数が10になるのを失くすこと。

※精神的な目標
目標1;失敗しても気持ちを切り替えるように努力すること。
目標2;インパクトの瞬間に気をつけること。
目標3;一緒にラウンドしている人についていこうとしても、決して焦らないこと
目標4;他の人の打ち方を常に参考にすること。
目標5;準備運動だけはしっかりして、常に気持ちに余裕を持つようにすること。

これだけ心がければ、目標は達成できなくともレベルアップは可能かと思われます(´ー`*)。・:*:・
来年はもっと頑張るぞっヽ(*´ー`)ノ.。.:*・゚