わたしも街道をゆく/1988年/九州へ
わたしも街道をゆく 1988年 九州へ

1988年10月26日 瀬高から別府へ 本日の走行距離210Km

 気持ちよくぐっすり寝て、目が覚めたら8時過ぎてた。

 今日はも一度阿蘇に行く。R443、325とおりてきた。R57までくれば、、もう阿蘇山のふもとだね。そのうち黒い煙が見え、車が詰まってきた。あれれ、火事?と思ったらSL!蒸気機関車だ。そういえば走ってるって噂で聞いた。あああ写真が撮りたい、路肩であわてふためく私に、工事してるオジサンが、も少し先でちょっと見えるって教えてくれる。きゃー大変、しばしの間、SLとVTZの追いかけっこ。黒い煙しか写せなかったけどなんだか楽しい一瞬だったな。

 今日の阿蘇山はご機嫌ななめ。「活動中で近付けません」だ。生きてるんだねえ。草千里からも、もくもくと煙が上がってるのが見える。まあこないだ火口まで行けたし、よしとしよう。
 阿蘇の外周道路沿いにある、くま牧場、ちょっと遊びに行ってみた。いるいる、熊がいっぱい。エサをねだる熊くんが多い。でも鎖に繋がれて小熊がいた。触らせてもらった、かわいいな。

 そして再び、やまなみハイウエイへ。数日前にに来た時より紅葉が見事。私がふらふらと走り回っている間にも、確実に秋が深まっているんだ。九重連山が真っ赤に染まって本当にきれい。帰りたくない、このまま九州の子になっちゃおうかな。いつでもここを走れる九州の人たちが本当に羨ましい。
 由布院温泉に泊まりたかったけど、さすが観光地、どこも満員。別府市に近い、志高湖に宿をとる。

 某競輪選手会の団体さんが同宿。夕食の時この人たちのうるさいことうるさいこと。傍若無人なうるささに、他の客みんなでいやあな顔。ほんとにもう。


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