教会の鐘が響く中通島の北端、津和崎の灯台へ。そうか今日は日曜日、朝のミサへ人々が向かっている。
車1台通るのがやっとの幅しかない、津和崎への道を進んでいく。階段の両側に咲くコスモスに心をなごませながら上っていくと、そこにはとても小さな灯台が。こんなに小さくても、海を行く船に向かって、たのもしく輝くんだろうね。
なんだかほのぼのした気持ちで奈良尾の港へ。長崎に戻るフェリーの手続きまでまだ時間があるから、五島で最後にもうひとつ天主堂を訪れる。急な坂道を下り、畑の間の道を通ってゆくと古びた民家と寄り添うように、福見天主堂はある。こじんまりとしているけど歴史を感じるなあ。
学校の校庭では、秋の日差しを浴びながら少年野球。でも、のどかな五島列島とも、もうお別れだ。
もっと時間をかけてゆっくりいたいから、またきっと来る。
フェリーの中は、退屈。うとうと居眠りしてるうち、長崎だ。
ユースではソロツーリング中の4人が集まり、夜11時過ぎまでおしゃべり。