絵物語を求めて ベアトリクス・ポッター
ピーター・ラビット。かわいい。かわいい。
モーリス・センダックの「センダックの絵本論」を読むと、「ピーター・ラビット」の適確な批評が出てきます。
ベアトリクス・ポッターの絵はうさぎをよく観察し、なおかつウサギに人間のような動作をさせているのがすばらしい
んだそうです。
わたくしとしましてはそれ以上の意見はありません。
モーリス・センダックはマンガチックな小鬼たちのイラストから想像するより、ずっとインテリで、その絵本論は、
見るべきところを見、言うべきことを言っている感じで、批評家はだしです。
「ピーター・ラビット」は絵物語というより、絵本でしょうね。
私は「ピーター・ラビット」の本をば古本屋で半額以下で買ってきました。よい買い物でした。