2005年9月、すべては森の中で決まった。 
ツリークライミング練習参加者と 樹上でお茶を飲んだり、ピクニックをした
ら楽しいね。 そんな会話から ツリーハウスプロジェクトがはじまりました。
C&Nのカヌースクール会場は山中湖湖畔にあります。その裏手は大きな森
を所有する撫岳荘、早速、社長にお願いして許可をもらいました。森の中
にはキャビンやトレーラーハウスがある気持ちの良いキャンプ施設です。 
9月17日に森の中を歩きツリーハウスに向く木を探しました。そして見つけ
たのが、ブナとケヤキが寄り添うように谷向かって生えている場所です。
早速、登攀具をつけ、
幹が虫食いで痛んでいないか、木の
太さや、木と木の間隔、固定方法の
検討ための簡単な位置関係の図面を
書くために、、
樹上に向かいました。
ザイルを引くためのパイロットラインが
なかなか枝に掛からず苦労しました。
樹木に登るために最初のザイルポイント
を確保をしますが、なれないと なかなか
難しい技です。 この木はいい枝振りで 
枝が出ているほどツリーハウスの基礎が
作りやすいです。
まずは、測量の為の道具を入れた。バックを樹上に
上げ、落ちないように幹に固定をします。

左の写真でわかるようになかなか高いところを目指
しています。
サイズを測るためには、3本の幹に登らなくては
なりませんが、今回は登り易い2本に上がり、ザ
イルを対面した幹に投げ、幹と幹の間に、空中ブ
リッジを仮設して測量をしました。
樹上に作るので、まずは木材処
理剤を刷毛で主要木材に塗り乾
燥させました。 軽量化を考えて
のハウスベースですが、それで
も 材だけでも かなりの重量で
す。
掛かりのない樹上で 作業をするには
まずは どの木にも、セルフビレー用のザイル
を固定します。ザイルを固定したら、まずは仮
足場作りにはいるわけで、プーリーを使って足
場板を樹上に上げていきます。
時にはサルのように木の股に座り、
作業を進めます。
4本の木の上に足場板が掛けられて、お互いの木の間を
移動できるようになりました。 これで 本番の建築ベース
に掛かれます。
私は(施)ビーパルのイベント事務局長の時(96年当時)に世界
ツリーハウス協会、会長ピーター・ネルソン氏と共にビーパルラン
ドにて ツリーハウス製作に関わりました。その時のハウスは樹
木が細いのと読者参加でしたので地上に近い(低い位置)所に作
られました。      
今回はC&Nで挑戦しているツリーハウスは3階建ビルの、3階
部分と同じ高さになっています。その為に風によって樹木同士の
揺れが大きく、支柱木とハウスに隙間ができる為、固定方法など
新たな工法を取り入れての製作となります。完成サイズは3.6m
X5mです。他で製作されたツリーハウスの情報がないのでわか
りませんが、日本国内で建築された本格的なツリーハウスとして
はもっとも高い所に作られている一つになると思います。昇り降り
がザイルのツリーハウスはここだけだしょう。
施(しい)勝彦
アウトドアオフィス:C&N

TEL 03−6767−8644

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