釧路川は この美しい屈斜路湖から釧路湿原を越えて海に流れ込んでいます。総長158キロの流域です。
(流域についての説によって多少の差があります) 
C&Nでは1985年から 3泊4日掛けて海までの釧路川ツアーとして2003年までの18年間、17回のツアー
を続けてきました。(屈斜路湖から海まで3泊4日かかります)2012年、2013年も久しぶりに下りました。

川沿いの風景の中には、もう この地を訪れても見ることができない風景も沢山あります。 写真は残念です
が、編集しようとライブラリーを調べたら、初期の85〜88年の写真が一部しか見つかりません。多くは89年
からのものになります。ある意味では貴重な写真集になると思います。  また この写真に登場していただい
た方で、ご意見がありましたご連絡ください。

どうしてこんなに長く、ツアーを続けることができたんだろうと、今 振り返って見れば、それは釧路川にそれだ
けの魅力があったから、、、としか言えません。 

近年の釧路川は、護岸工事が進み。面影は大きく変わりました。 
85年当時は、現地での買い物にも困るほど 何も無いところでした。車に機材となべ、食材を積み。スタッフと
東京からフェリーで釧路港に上陸しました。(現在フェリー航路は無くなりました) これほど開催に労力が必要
なツアーは無かったなと、いま思えば馬鹿だな、、、と思いますが。  でもそこにはそれだけの魅力がありまし
た。 カヌーで旅したい。そういま思っている方いましたら、昔の釧路川とは今は大きく違う自然ですが、それで
も感動できる川が釧路川です。命のかかる場所もあります。気を引き締めて下ってください。        
写真は場所、年ともに順不同、になります。
8年前、(2006年)久しぶりに、野田知佑氏に屈斜路湖
のキャンプ場で会いました。その折に話したら、釧路川
を下ってから25年経つので、本年、「あれから25
年、、、」のようなタイトルで本を書きますよ。と言ってい
ました。私も85年から釧路川下って、24年間経つの
で、ホームページに写真を出すことにしまた。紛失した
初期の写真が見つかったら続けて出したいと思っていま
す。 すべての写真をアップできるのはいつになるか分
かりませんが。

釧路川は1990年まで、美留和の下から弟子屈町の
手前まで野田知佑氏が命名した。 「カヌーの墓場」と
呼んだ地域がありました。 

本当に,この場所に入ると真剣勝負でした。随分、多くの
カヌーが犠牲になりました。
この地域も建設省の(当時)水害対策として川を    
随分いじくりバイバスを作り真っ直ぐにしてしまいまし
た。
近年、(2005年)なぜか、旧釧路川に水
をまた入れようと、国土交通省(旧建設
省)が河川改修をはじめたようですがな
んで、治水だと言って川をいじくっていた
はずなのに、また川を生き返すなどと言
うのでしょう。 悪いのは誰だ。

2012年に下った時には、旧釧路川の部
分が川になっていましたね。


この写真は標茶の河川敷だと思います。
90年頃だと思います。家はほとんど写っ
ていませんが、河川敷が違います。年が
経つたびに、補助事業で河川敷が公園
などに整備されていきます。現在は橋が
対岸に何本か渡されて風景がちがいま
す。
弟子屈の下流、10キロ先位に28年前は
落差1,5mほどの天然の滝がありました。その場所は年とも
に、川底が削れて落差が低くなり、2000年になってからは水量
があれば川の底になってしまいました。釧路川流域は砂岩なの
で水流で削づられていきます。 一説にはブルドーザーで平らに
したと、地元の方が話していましたが、そうではないと私は思っ
ています。

この手前に来ると、岩が水面に出ていて、その間に、水流で砂
岩が削れ。細く溝状になった部分に水が集まり、細い川に何本
にもなり勢いよく流れ、最後に落差のある部分にでて落ちます。
 ここでも多くのカヌーが沈みました。

カヌーだけが手前の落ち込みに残って人だけが下流に流れて
行ったこともありました。
滝の高さは1,5mはありました。 実際、初めて人を連れずに
私が下った時に、気が付くのに遅れてこの滝から落ちた経験が
あります。釧路川で沈したのは、この一回だけです。
移動は,参加者が、バッタと呼んだ。大きなウ
ォークスルーバンの車を92年から97年まで使
っていました。大きくて便利な車でした。 あ
る年、現地で故障して、釧路の日産ディーラ
ーに修理に行きました。

そこの担当者が、毎年、同じ時期に、日産の
緑色の特注車が釧路界隈を走っているのを
何回も見て、どうして何時もツバメの時期に 
この東京ナンバーの車を若い女性が運転し
ているのか、不思議でしょうがなかったと、修
理に持っていたら、話していました

これで彼の謎がたぶん解けたと思います。
釧路川の海に出たところです これは
95年ごろではないかと思います。 日
本最年長で釧路川を下った。猪越さん
(73歳、カヌーはリバースチールでし
た。)がいます。写真の年号を見ると、
93年ですね。

参加者にはそれぞれの人生がありま
す。 でも この写真の中で 今 私が
会える人は二人しか居ません。
茅沼のシラルトルキャンプ場です。とても気
持ちのよいところです。
80年代に、はじめてここに来たとき、湖の
周りにはなにもありませんでした。

茅沼駅の斉藤牧場さんと小さな雑貨屋だ
けでした。翌年に訪ねた時に、湖の国道沿
いにログキャビンのレストランができていま
した。(美味しいかったです)

それから数年後に、温泉付き別荘地として
レストランの周りが売り出され、今では沢
山の家が斜面に建てられています。 初期
のころはこの辺りは原野の感じでした。


シラルトルキャンプ場の近くの、茅沼駅です。

95年ごろではないでしょうか

この横に小さなよろず屋がありました。今は駅
の建物も変り周りに家が建ち、2005年から大規
模な工事が駅舎反対側の釧路川沿いでおこな
われています。(旧釧路川に水を流す)この工事
の全容をしりませんので それがいいかどうか
はわかりませんが、川沿いが大規模に拓かれ
ているのは確かです。
五十石橋から数キロ下った直線の部分です。ここもバイ
バス化された部分です。裏側に死んだ状態の旧釧路川
が残っていました。2012年現在、この旧釧路川に水を
入れて川として生き返らせています。


数キロつづく直線でどん詰まりのところから、釧路湿原
でした。

このどん詰まりの左岸から
旧釧路川とつながっていました。最初の5年間はこの川
に入って 斉藤牧場の裏手で上陸をして、牧場の中を
横断してシラルトルキャンプ場まで歩いていきました。
(斎藤さんに頼んで)若奥さんは大阪から来た人でした
釧路川2続く
クリック
釧路湿原の手前の真っ直ぐにされた釧
路川です。でも 青空の下ではこの部
分はとても気持ちのよいエリアでした。
 今は無き、リバースチールのカヌーが
出ていますね。 開発者の越知さんや
新井さんは いま いずこにいるんだ
ろ?

2012年に下った時、途中の左側から
旧釧路川に水を流していました。
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釧路川1

















































































































































































































































































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