10月に環境調査をしてから、工事は11月から毎月、半月づつ進
めてきました。  先に環境を整えてから、ツリーハウス建築をはじ
ます。
環境整備について
ツリーハウスを囲む自然の森は勿論、健康的で美しくなければいけ
ません。 今回のエリアは残念ですが、長い間放置された山林でツ
ル性植物と乱立した樹木同士によって、風とうしが悪く、日照不足
で多くの樹木が腐敗菌に侵されている状態です。

ツリーハウスとの融合を考えて、この地域を、かなり大きな物です
が 「エコガーデン」として手を加えて行く事にしました。

エコガーデンのコンセプトは
エネルギーの循環する森・ 
生物達が集まり、豊かな実りによって安全に生活できる場、
上記の考えを元にC&Nでは、今後 このような事工事をします。
● 森から出る落ち葉、枝、幹はすべて利用する。
   落ち葉は、腐葉土、堆肥用のミニプラント作ります。 
   枝は粉砕して植樹した実のなる樹木のマルチングに使用、
   幹はガーデン内の工作物に使用
 有用な自生植物を増やすために、育成温室を設置
● 土地の中を流れる水脈の内、1本を自然工法によって改良  
  、以前飛んでいたと言われるホタルの復活を目指した加工   
   工事とホタ ル増殖用施設の設置
● 野鳥の保護、巣箱設置、餌となる実の生る木の植林
● 哺乳類の保護、生活場の提供
   英国のガーデニングに取り入れられているエッジ工法を取り入
   れたガーデン
蝶の食樹の植林、など多様性をもとめた、造園
1月半ばから工事の為に、現場に来たら雪で真白だ
雪を払いU字溝のコースをレベルで出しています。とても寒
いです。
表土は10センチ位、凍りつき板状で、掘削するのに道路
のアスファルトをはがして 工事をしているような感じです。
広めに掘削して砕石で突き固めます。、
砕石を突き固めた上に、U字溝を設置して、乾いた土を戻し
ます。
U字溝の底に着いた。氷や雪を溶かして設置していきま
す。これをやらないと融けたあとU字溝が凸凹になってしま
います。
こんな感じで 設置しています。
隣の土地からこちらの谷に流れてくる場所に、小さな遊水
池を作るために、現在流れ込んでいる流れを別のルートに
掘削してまわしました。
U字溝の上からの流れ込み用、遊水池を掘削、色々な植
物の根があり、切りながらの掘削
上流側の流れは、新たなルートを掘削して遊水池側に来な
いようにしましたが、まだ地面の下に伏流水ぶんの水が残
っていて、池に水が染み出て、写真のように凍りつきました
1月は特に寒いんだと思いますが、毎朝、マイナス13度、一
度はマイナス15度でした。植物の枝に ダイヤモンドが散り
ばめたようです。
間伐した丸太の中から、比較的 サイズの合う丸太を選
び、池の壁にします。
左の写真が完成の写真です。U字溝が伸びる先に、やや欝
蒼とした所がツリーハウス建築予定地です。ツリーハウスに
とりかかるのは、来月からになります。その前に、山の日当
たりと通気を良くして 森を元気にする仕事があります。この
治水工事部分も、一部、コンクリを使う部分は気候が低温す
ぎるので春を待ちます。
最後の流れ込む部分のつなぎは春を待ちます。丸太を使っ
て誘導して、遊水池マスに導きます。この写真の上流部分
がとても、荒れた山林となっています。
私のプロディユースの下で、現実化してくれている人達は、
新潟の豪雪地帯の山間部で、山のパトロールから工事ま
でしてしまう。自然や山林に詳しいエキスパートです。私の
古くからの知り合い。このエコガーデン・ツリーハウスプロジ
ェクトは彼らが居るからできる工事です。
これが荒れた森の中です。病気で弱った樹木が風で倒れて
います。またツルが森全体にはびこっています。
幹に巻きついた ツル見えますか、多くの木に絞殺するよ
うにツルが巻きついています。
間伐にかかると予想以上にチェーソウの刃がすぐ切れなく
なり、随時、現場で刃を研ぎます。
分かりますか、よわった樹の根元当たりを、虫がぼこぼこ
に穴を開けているのが、日当たりが悪く、風通しもわるいと
樹木は弱り、虫や腐敗菌でやられてしまいます。
この樹木の密集度は ひどいもので お互いで悪い環境を
作り出しています。
上の写真 樹木の太い横枝が道の上を横断しています。
この枝には枯れて落ちた長い枝が引っ掛かり垂れ下がっ
ています。落下の危険と樹木の重量バランスが悪いので
横枝だけを切断しました。 簡単なようですが とても技術
が必要な作業です。左が作業の様子、下がカットしたあと
の写真です。
森全体が明るくなってきました。 まだまだ エコガーデ
ンとして整備していく事業は始まったばかりです。豊か
な植物群で多様性を持たせた自然を再現していきます。
林内作業車の後ろの樹木が ツリーハウス予定木になります。
樹齢100年のヒノキを中心にかなり大きなハウスを予定していま
す。今月半ばから基本のデッキ製作の、根太に使う。柱を間伐し
た丸太から作る作業に入ります。なるべく現場で間伐した樹木を
利用して建築していきます。
現場での前線基地がこの簡易テントです。 この後ろに機
材倉庫があります。 本来なら幅3mx5mの小屋を建てる
予定だったんですが、その前に 大地が凍りつき建てる事
が出来なくなったので 終の住みかではないので、、、、
この道具を使って板材と柱材を作り出します。この辺りの
山では管理地内の大きな樹木を倒したまま 腐らしている
のを見かけます。 勿体ないです。 これから地域の樹木
の簡易製材もしてあげられたらなと、循環するエネルギー
と加工による利用を進めたいものです。
上の写真が この道具を使って製材しているところです。
右が出来上がりです。現場で材を引く事ができるので非常に
便利な道具です。
この森は 漢方薬に使われる。キハダの木が非常に多い
です。皮を剥くと、黄色い色の皮なので キハダと呼ばれ
ます
エコガーデンやその地域の生物を知るには 地域の気象条
件を把握することは とても重要です。その為に 計測器を
置いています。 上のメータはPH計、左は、地下水と外気の
差を調べている温度計測装置、プラスチック屋根の下にある
計測器は、気象計測器です。下のようにグラフで温度、気
圧、湿度、風向き、風力、と必要なデーターを取ることがこと
ができます。
生物との遭遇(エンカンター)を作るための調査として、餌
を使った調査をしています。左は木の根元に餌を置き、リ
スなどのげっ歯類の調査、何箇所か置いてあるので番号
が振られています。下は雑食系の調査(キツネ、タヌキな
ど) 野鳥は現在、エサ台を置いてます。
ヤマガラは、エサ台の常連です。キツネは毎日 や
ってきます。 彼らに対して、餌付けではなく、この
森の中で 十分な食料にありつけるように 多様性
を求めた植樹や隠れ家を今後、提供できるように工
事を進めて行きます。 当然、目的のツリーハウス
は作りますよ。 来月からツリーハウスの工事にも
取りかかります。  次のアップは3月初旬になりま

このような自然回復と生物の多様性を求めたエコガ
ーデンを求めた里山造園をお考えの方はお声掛けく
ださい。  アドバイスをいたします。
C&N
間伐をして明るくなった森です。
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