2009年 栽培日誌

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2009年4月1日(水)
今日から4月、気温も上向いてきました

今朝、庭に出ると、ひと頃より寒気が和らいできたのが感じられました。
今週の金曜以降は春の陽気になるとの予報、待ちに待った本当の春も間近です。

増殖する品種の根伏せの芽が出てきました。
性質上、桜草は雑種なので種子繁殖が出来ません。

そのため増殖は株分けが原則で、大量に増殖する場合に根伏せが有効になります。
この小さな芽を秋まで肥培すれば一人前の苗に育ちます。

右は実生苗のつぼみ。開花間近になってきました。

2009年4月2日(木)
強風が吹き荒れた一日

 深夜から強風が吹き荒れたようで、早朝、風の悪さの音で起床。
 桜草の被害が心配されたけど、被害が無くて一安心。

 実生苗が開花。一重です。
 花弁が6弁あります。

 殆どの株が元気に本葉を伸ばし、花茎もあちこちから顔を出しています。

2009年4月3日(金)
春の風は中々収まりません…

 今朝も冷たい風が吹いて寒いです。この寒さのため桜草の新たな開花はありません。
 
 左は、先日開花した実生の花のアップ写真。
 くびれの弱い桜弁です。くびれの無い花弁も下部に見られます。

 右は、かれこれ10日くらい前から開花寸前のつぼみですが、未だに花を披露してくれません。
 とても歩みのノロいつぼみです…

2009年4月4日(土)
ようやく春の陽気が戻ってきました

 日中は春の陽気になってきました。長かった寒気の居座りも終わったようです。
 
 桜草はまた一輪開花しました。
 週明けからは少しずつ開花する桜草の開花数は増えていくことでしょう。

 右の八重は、今春二番目に開花した八重咲種と同種の株です。
 咲き始めが、最初に開花した株と少し異なって、重ね弁のような感じです。

 これから、咲き進むにつれて本来の花びらの形になるのかもしれません。

2009年4月5日(日)
急速に成長開始!

 気温の上昇は本当に助かります。
 桜草は気温に敏感で、温度が上がればどんどん成長します。

 今朝は実生株の一つが開花しました。
 八重咲種です。実生の初花から八重咲になる品種は、八重の性質が強いので大事にしなければなりません。
 このは花は、薄い紫色の花です。花弁は細カガリ弁ですが、数年栽培しなければ本来の花の形にはなりませんので、肥培して確認したいと思います。

 右は4月2日に開花した実生苗ですが、当初左の花が咲いたのですが、見たとおり一重でした。
 しかし二番花は八重の性質を見せています。中心に僅かですが八重化した花弁が見えます。

 今日咲きそうなつぼみが散見されますので、夕方までに開花したときは、ブログで紹介します。

2009年4月6日(月)
原因不明の葉枯れ

 原因不明の葉枯れが目立ちます。
 細菌性の病気のようです。腐葉土が関係しているかもしれません…

 左がその状態。小葉がいずれも枯れています。この鉢は、雨が当らない軒下で栽培しているものですが、同じ品種で右は雨の当たる露天栽培のものです。
 くらべると一目瞭然。露天栽培のものは、病気がありません。

 水仙でもこんなことがありました。
 水仙を雨の当たらない軒下で栽培すると、開花間近につぼみが枯れてしまい、開花しません。

 このことから、腐敗菌などは、露天で栽培することにより、空気の流れや用土の通気性が図られ、菌の増殖が阻害され、害を及ぼさないのではないかと考えます。

 栽培場所の関係から、軒下栽培を余儀なくされていますが、大事な桜草は、露天栽培する方が安全だと考えられます。

2009年4月7日(火)
今日の最高気温は22度の予報!

 このところの陽気は桜草の生長に快適な気温です。
 用土の乾燥が激しくなるのが玉にキズ。

 今朝は新たな開花は見られませんでしたが、夕方には開花してくれる株が数株確認出来ましたので、夕方期待。

 ところで桜草の性質として、十分に育っているのに花芽を持たない」株、小さな株なのにしっかりと花芽を持つ株と様々。

 左の写真の真ん中の4株は、本葉を3枚以上伸ばして、開花しそうな株なのに花芽を持っていません。
 一方、右写真の株は、小さいのにしっかりと花茎を伸ばしています。

 さくらそう会認定の品種にも、隔年開花の品種がありますが、自分としては、毎年必ず花芽が上がってくる品種の方が好きですね。

2009年4月8日(水)
用土の乾燥は、予想以上

 昨日のブログでも紹介しましたが、根腐れ防止のため排水良い用土に配合を変えたら乾き過ぎになってしまい、株がしおれる事態になってしまいました。

 桜草を栽培している方は、色々と用土を調整して自分にあった栽培方法をしておられますが、私も昨年、桜草にとっては湿潤している環境が最適と考え、用土の乾燥防止のため「芝の目土」を主体に赤玉土を併せて、これに腐葉土と完熟堆肥を混ぜて用土を作りました。

 このため、用土がいつも湿っており、良好な環境と思われました。
 しかし、何時も湿っている用土のせいで、根腐れや芽の成長が芳しくないのではと危惧し、実際、今春の植替え時の芽の状態は小さく、生育不良のため今年の開花株は少なくなると思っていました。

 ところが、今年の桜草の芽をみると思ったほど悪くはなく、左の写真のように順調に育っています。

 今年のように乾燥しやすい用土は灌水管理が大変で、水道代も高くつきますので、今後は、昨年の用土に倣って、配合を元に戻そうかと思っています。

 それと、昨年は寒冷紗を早く掛けすぎたので花芽を持たないのではないかと心配していましたが、その心配も杞憂に終わり、今年はつぼみがたくさん付いています。
 しかし、今までの経験から、桜草にとっては花後の5月一杯は、厳しい陽光でも十分陽光に当てたほうが成績が良いように感じますので、寒冷紗を掛ける時期を今年は遅らせようと思っています。

 左は、順調に本葉を伸ばしている桜草です。株元に殆どがつぼみを付けています。
 この状態から開花に至るまでは1週間以上掛かると考えられますので、来週の15日以降から開花ラッシュが始まるのではないかと期待しています。

 右の写真は、早咲き系の八重桜草のトレーです。
 花が咲き始め、賑やかになってきました。

2009年4月9日(木)
今日は初夏の陽気。絶好の行楽日和でした

 本当に今日は良い天気でした。
 さいたま市の桜草自生地を訪問。詳細は、ブログをご覧下さい。

 実生株は、濃色紅の八重咲種が開花。
 一重も数株開花しています。

 右は一昨年作出した株。昨年開花しなかったので、今年は二年ぶりの開花になります。
 今年はさらに肥培して、大株で花を確認することにします。

2009年4月10日(金)
暖かい日が続きますが、開花は平年並み

 暖かい日が続き、本当に良い気候となりました。
 昨日などは、暖かいを通り越して少し暑いくらいで、自生地を観察していたらすっかり日に焼けてしまいました。
 紫外線が本当に強烈なんですね。

 我が家の桜草は、全体的には、まだ殆ど開花していません。来週後半から見ごろになるのではないでしょうか?
 左の写真が、今朝の状態です。ポツポツ開花株が見られる程度で、まだ葉が繁っている状態の景色です。
 咲き進めば、花で埋め尽くされます。

 右は、昨年までに選別していた八重咲種です。
 形良く開花してきました。整形花で、感じが良い花です。

 生育も良好で、がっしりした株に成長しました。
 生育の感じから判断すると、丈夫で繁殖性質もよさそう、期待できる品種と判断されます。
 今後の増殖候補とします。

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