2008年 栽培日誌

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2008年3月8日(土)
光の春に、気温の春が追いついた

 今日は良い天気で気温も上がり、本格的な春を感じさせる日和となりました。
 午前中、一昨日頂いた約500芽の桜草の植え付け作業を行いました。
 良芽の株が多く、早速60センチの大鉢に70芽位植え付け、さらにプランター8つ、丸鉢2鉢に植え付けましたが鉢が間に合わず、残りは地植しました。
 開花が今から楽しみです。
 が頂いた桜草の株(芽)です。大きな芽がたくさん入っています。
 真ん中が植え付けた芽の状態です。
 は、最も伸びた桜草の芽の状態です。ようやく、あちこちのポットから芽が見え始めました。

2008年3月9日(日)
春の陽光は和みます

 穏やかな春の陽光で、風も無く気持ちの良い気候です。
 桜草の生育は本当にゆっくりゆっくりと進んでいます。あちらこちらのポットから小さな芽が確認され始めました。
 (左)大鉢に植えた桜草も陽光を十分に浴びています。
 (真ん中)まだ、太陽の高度が低いため、植木の影で全体のポットに陽光が当たりません。しかし、桜草の生長とともに陽光が当たってくるので心配は要りません。
 (右)ムスカリの花も伸び始めました。3月下旬には、後方に見える水仙も開花し、春本番を迎えることでしょう。

2008年3月11日(火)
今日は、春真っ盛りの陽気になるとの嬉しい予報!

 一昨日から出掛けていたため写真の撮影が出来ず、昨日の日誌の作成は、お休みさせていただきました。
 昨日は、久しぶりの雨で、ポットも適度に湿っています。
 今朝は濃霧に包まれましたが、午前10頃にはすっかり晴れ、気温も確実に上昇してきました。

 しかし、暖かくなっても桜草の出芽は遅々として進みません。といっても、これが例年の生育状況でしょうから焦ってはいけませんが、あまりに芽の出が遅いと、少し焦り気味になります。
 は、出芽を待つ桜草達です。雨でしっとりと用土が湿っています。
 真ん中は、大事にしていた桜草品種ですが、育成に失敗したため、出芽さえしないのではないかと思っていましたが、僅かに細い芽を出してきました。一応生き延びたようです。今年の開花はありませんが、肥培し来年に備えようと思います。他の株も出芽して欲しい…(祈)
 は、室内に入れて12日目の桜草です。ドンドン葉を伸ばしています。まだ花芽は見えません。

2008年3月12日(水)
朝の冷え込みも無く、春の陽気です

 しばらくは寒気の南下が無いようで、庭に出るのも楽になりました。
 また霜柱の心配も無くて一安心です。ただ、今後も数度の冷え込みで凍ることもあると思いますが、霜柱で浮き上がる心配は無いでしょう。
 昨日の陽気で、あちこちのポットからポツポツと小さな見えてきました。
 このため朝夕の庭での滞在時間が大幅に伸びてきました。
 は、今朝の庭の様子です。南方方向を撮影。
 真ん中は、がっしりと延びてきた桜草の芽(本葉)です。
 は、早速歩き始めたにっくきナメクジです。我が家には、推定数百匹は生息している?のではないでしょうか。これから毎日退治に忙しい…

2008年3月13日(木)
桜の開花予想第二弾!平年並みに開花するとの予報が出ました

 桜の開花予報は、前回の予想より1〜3日早まり、ほぼ平年並みに開花するとの予報が出ました。
 当地でも3月に入り、大きな冷え込みもなく、桜草の開花も、このままで推移すれば平年並みの4月初旬から開花が始まることでしょう。

 今年は、我が家の桜草は、まだ全体の2割以下の発芽に留まっています。まだまだ、生育が芳しくありません。今後の陽気に期待しましょう。(左)
 そういう中、昨年播種した実生株の芽が顔を出し始めました。(真ん中と右) 
 実生苗は、例年発芽が遅い傾向にあります。ましてや、寒風にさらされる気温の低い物置小屋の屋根の上にありますので、さらに遅れると思っていましたが、今年は早くも芽を出し始めました。
 嬉しいことです。ただ、昨年の生育状況が芳しくなかったことから、株が充実していないため殆どの株は開花はしないと思います(~_~;)…(残念)…
 今年一年しっかりと育て、来年の開花に備えたいと思います。

2008年3月14日(金)
冷え込みの無い朝を迎えました

 今朝は、冷え込みも無く、気持ちの良い朝を迎えました。
 天候曇りで、午後から降雨の予報。今日は、用土の乾きもなく、午後の雨に期待し、水やりは省略です。(水道代が助かる…)
 桜草の生長は、勿論品種(早咲き種・遅咲き種)にもよりますが、やはり気温が大きく作用します。
 陽だまりの、そして風のあまり当たらない場所の桜草の生長は早いです。(左)
 陽だまりの12ポット全てが発芽し、成長を続けています。
 昨年優良選別して大事に育てている八重咲種は、日当たりが少ない風の通り道に置いてあるためか生育が遅れており、ようやく小さな芽が用土から顔を見せ始めたところです。(真ん中)
 置き場所を、暖かなところに移動したほうがよさそうです。
 最も早咲きの『濃色舞紅葉』は、まだ本葉が小さいのにも係らず、既に株元に花芽が見えてきました。(右)今年も、真っ先に綺麗な花を見せてくれるでしょう。

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