昨晩は、乾燥状態のポットを多く見かけましたが、灌水後の霜柱被害を恐れ、翌朝(今朝)灌水することとして灌水せず、そのまま朝を迎えました。
幸い、凍結するほど冷え込まず、安心しました。
左がその状況です。全体の4割位は用土が乾燥状態です。
真ん中は、直ぐに灌水した後の状況。このような状態が長く続くことが桜草にとって必要です。
右は、室内に取り込んで7日目の桜草です。5芽がすくすくと生育しています。
ところで、桜草の肥料について、友人達から肥料は、何時、何を、どれ位与えたら良いのか、との質問を多く受けます。
資料やホームページで調べますと、色々なご意見があるのが判ります。
私は基本的には肥料を殆ど与えずに育てています。勿論、元肥は全く入れていません。
それでも元気に、株立ち良く生育します。
ただ、翌年の良苗を得るために、最近は、花後、薄め(1,000倍位)の液肥を2〜3回与えています。これで十分です。
無肥料で育てることにより、桜草の柔らかなやさしい感じの草姿を見ることができます。
肥料を与えると、大柄でガッチリした花茎となり、花数は増えますが、桜草らしさは失われます。
ただ、肥料の効果で翌年の芽数は無肥料よりは多くなることでしょう。
八重咲種に関しては、肥培することにより、八重咲種らしく豪華に花数多く咲かせることが出来るとの専門家のアドバイスがありますので、今年からは、液肥を多めに与え、来年の良苗を得たいと思います。
今年から、八重咲種に関しては、肥培に方針転換することにしたいと思います。
肥料を与えたい草友の皆さんに気を付けて頂きたい事は、あくまでも、薄い肥料を回数多く与えることです。濃い肥料は、百害あって一利無し、です。
|