2008年 栽培日誌

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2008年2月24日(日)
寒風・大荒れの一日…

 昨夜から吹き荒れた強風で、雨戸ガタガタうるさくて、睡眠不足ぎみです。
 起きてみると、何と凍結した桜草のポットの上に薄っすらと雪が。2月も下旬と言うのに、真冬の気候。いい加減にして欲しいですね。
 昨日植え替えた大鉢の桜草も用土が盛り上がり、芽が露出しないか冷や冷やです。
 廃土の処分や、廃根の廃棄処理のための梱包など、強風のため思うに任せず、苦労して何とか終了しました。疲労困憊。

2008年2月25日(月)
ウー寒い!

 今日もシバレました…思いっきり冷えたので、硬い霜柱でポットが大変なことになってます。
 この霜柱は日中に溶けて、また芽を浮き上がらせるでしょうから、仕事が終わったら、急いで帰り、点検することにします。
 昨日は、ポットに差し込んでいた品種名を記載したラベルが浮き上がり、強風で吹き飛ばされてどの品種か判明しない被害を受けました。
 これからは、ラベルが抜け落ちないように工夫する必要があります。
 写真は、何れも霜柱に痛めつけられるポット達です。

2008年2月26日(火)
桜草今春発芽第一号発見!

 昨夕、霜柱で浮き上がった芽の確認のためポットを観察していると、なんと発芽しているポットを発見!今春第一号の発芽です。嬉しいです。
 連日凍結の厳しい気候ですが、桜草は春を感じたんですね。これから、続々と発芽してくることでしょう。楽しみ。
 それにしても、霜柱の被害は甚大で、芽が表土の上に出ているのが多数見つかり、植え直すのに大変でした。
 こんな春は初めてです。明日以降、また寒気が南下してしてくるようなので頭が痛いです。
 今朝も氷点下の気温でしたが、一頃より寒気が緩んで、凍結しているのと凍結していない鉢が見られました。凍結が3割、凍結していないのが7割位の感じでした。
 凍結しているのはカチカチに凍っていますが、少し離れたポットは殆ど凍結していない状態で、不思議なものです。風の通り道が影響しているのか、建物の輻射熱が影響するのかわかりませんが、冷気の通り道が大きく影響しているのでしょう。
 が、今春第一号の発芽です。真ん中は凍結している大鉢。
 は、鉢植えの日本水仙です。地植では、40〜50センチに伸びる日本水仙ですが、鉢に植えると高さ30センチ以内にコンパクトに咲いてバランス良く綺麗です。

2008年2月27日(水)
久しぶりに凍結の無い朝を迎えました…安堵…

 昨日は、夜から降雨となりましたが、雨量はかなり少なくて、桜草にとっては恵みの雨とはなりませんでした。
 しかし、気温は下がらず、物置の屋根に並べた実生苗も凍結していませんでした(左の写真)。
 真ん中は、霜柱で浮き上がった芽です。昨晩、見回した際には発見できなかったもので、直ぐに植えなおしました。
 は、発芽第二号の桜草芽です。この桜草は、優良品種として選別しておいた苗ですので、嬉しい発芽第二号となりました。優良品種は、栽培の失敗から枯れ死寸前の苗が多かったことから、喜びもひとしおです。
 明日の朝は、寒気の影響で、また凍結する予報ですので、見回りを厳重にしようと思っています。

2008年2月28日(木)
今日が寒気の底かな?明日からは気温が上がる予報…

 今朝も冷え込みましたが霜柱の無い凍結で、芽が浮き上がる心配が無いのでひとまず安心しました。
 寒気もおそらく今日が底で、明日からは気温が少しづつ上がってくる予報が出ており、期待しましょう。 例年、3月に入っても数回の氷点下の日はあると思いますが、2月のように氷点下が続くことはまず無いでしょう。
 真ん中の写真は、霜柱で浮き上がり倒れたラベルです。風が強い日は、このラベルが飛んでしまい、品種名が不明になりますので、このようなことの無いように十分な注意・観察が必要です。
 は、今日、室内に取り込んだ桜草鉢です。昨年同様、早く桜草の花を見たいので、一鉢だけ室内に取り込みました。3月中の開花を目指し、栽培管理したいと思います。

2008年2月29日(金)
朝は冬、日中は春の陽気

 朝は何時ものように全ポットの半分は凍結状態。置き場所により凍結の強弱が異なります。
 左の写真は、隣家との境界フェンス脇に置いたポットです。両家に挟まれ、冷え込みは少なく、凍結なしです。
 しかし、その先にある物置小屋の屋根に置いた実生ポットは、完全凍結して霜柱で用土が盛り上がっていました。
 桜草の発芽は2芽増えて、4芽確認できます。昨年よりもかなり発芽が遅れています。真ん中の写真の小さな芽がその状態です。
 右の写真は、今年「加茂花菖蒲園」から購入した八重咲種「綺羅星」です。このように、芽が出た状態で送られてきましたが、この状態で、氷点下の屋外でジッと暖かくなるのを待っています。寒さには、本当に強い植物です。

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