2008年 栽培日誌

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2008年2月19日(火)
凍結の違い

 今朝も凍結。春まだ遠き今日この頃。気温が低い状態が続いており、桜草の芽は寒くて動けないでいます。
 今日のポットの凍結を見て、やはり、屋根を掛けることにより、かなりの凍結被害が避けられそうですね。
 が露天下の完全凍結。凍結のお陰で、霜柱は育っていません。この状態(表面が氷のような凍結)なら、桜草の被害は防げます。
 真ん中は、庭木のツゲの下に置いたもの。凍結が緩い。霜柱も殆ど無い。
 このことから、毛布を掛けたり、ビニールシートベルト・寒冷紗などを掛けることにより、凍結を緩くすることができることになります。ただ、庭全体を覆うとなれば、大掛かりな施設が必要になるので、なかなか出来ません。
 このため霜柱で浮き上がった株を毎日観察し、植え直すしか手はありません。
 は、庭の片づけが終わるまで、一時的に”シャラ”の植えてある株元に置いてあるポット群です。

2008年2月20日(水)
春の足音が聞こえてきました

 冷え込みが続いていた2月でしたが、今日は春らしい陽気になり気分爽快です。
 今朝はいつものように凍結していましたが、日中はまさに春。
 春を実感する植物の紹介です。
 は、実生から育てている”ノースボール”別名クリサンセマム。寒さに強くて、もうとっくに咲いてもいいのですが、ようやくつぼみが開きかけて来ました。春です。
 真ん中は、ご近所から頂いたつる薔薇”ピエール・ド・ロンサール”の挿し木です。昨秋に挿したら、見事発根。しかし、冬を越せるかと心配していましたが、芽が動き始めました。春です。
 は、八重の白梅。開花しました。いよいよ春です!

2008年2月21日(木)
光の春に気温の春が少し加わりました

 今日は、少し春めいた気温になりました。このまま気温がどんどん上がってくれればいいのですが、そうは行きません。週明けには厳しい寒気が南下の予報。早く凍結の時期が過ぎ去って欲しいものです。
 は、普通の水仙です。まだ寒さのためこの程度の成長ですが、4月の開花に向け、少しづつ葉を伸ばしています。
 中央と右は、植替え済みのポットですが、用土の乾燥が激しいです。昨年は乾きにくくて成長を阻害したと判断して、今年は赤玉土小粒を主体に用土を作ったので、水捌けが良いことからこのように乾きやすくなりました。
 この用土で根の成長と株の増殖は図れそうですが、乾燥が激しいので水やりを頻繁にしなければならず、水道代がかさむのと水やりの手間が増えるのが悩みの種です。

2008年2月22日(金)
植替え(芽分け)全て完了!

 気温が上がり、春らしい気候でした。残りの桜草の植え替え(芽分け)が全て完了しました。
 この日は、ことの他、疲れました。明日は、トレーの配置換えや、ごみの処分など、やることがまだ山のようです。
 は、所狭しと並べたポット群です。庭が狭いため日当たりがイマイチなのですが、例年良く咲いてくれます。
 真ん中は、霜柱で浮き上がった芽の状態です。直ぐに植え替えてあげないと枯れてしまいます。しかし、目が届かなかった一芽を枯らしてしまいました…明日の夕方から強烈な寒気が南下するので注意しなくては
 は、”クロッカス”です。早咲き種ですが、良く咲いてくれました。一昨年の購入種で、鉢植えだと翌年開花は難しいのですが、良く咲いてくれたと思います。

2008年2月23日(土)
春一番の突風には驚きました

 植替え後の後片付けと、薔薇などの植替えのため庭に出て見ると、大鉢植の桜草二鉢が、まだ植え替えていないのを発見、植替えをしました。
 増えた桜草は、大鉢に密植すると、豪華な鉢植えになり、見ごたえがあります。
 その後、薔薇の植え替えなどをして、午後1時過ぎに終了し昼食のため外出、その後市内で開催されている「フラワーフェスティバル」へ。すると、天にわかに掻き曇り、突風が吹き始め、土が舞い上がるとともに、雪が降って大荒れとなりました。
 夜は真冬の寒気が入り、ひんやりとした空気。明日からの凍結に、また悩まされます。
 は、植え替えを忘れていた大鉢の植え替え作業の様子です。直径30cmのプラ鉢に原種系の桜草を25芽位を植え込みました。
 真ん中と右は、植え替えた全ての桜草ポットの配置状況です。開花の最盛期にはお花畑になることでしょう。

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