待ちに待った4月になりました。桜草の季節です。桜草を愛する人にとっては一年で一番楽しい季節到来です。 日中は気温25度位と本当に暖かかったですね。桜もほぼ満開!春爛漫です。 桜草は花茎をどんどん伸ばして続々と開花中。 左の写真は、初めて開花した濃紫色の新花です。色は本当に濃紫色で綺麗ですが、デジカメでは表現できない色なのです。(デジカメで表現できる範囲は決まっており、桜草の色はその範囲外なそうで、どんな良いカメラ、どんなプロカメラマンでも表現できないそうです。) 右は以前から育成している薄紫色の八重咲です。 そのほか、在来種が4株ほど咲きました。明日以降も続々と開花するでしょうが、実生の新花の開花は、まだまだ10日以上先になりそうです。
朝は霧雨、夕方はしゅう雨。天候不良と薄暗いため、撮影は止しました。 紹介出来るような開花も見られませんので… 今週は強い寒の戻りがあるので、開花は一時スローになりますね。これも春の特徴ですが、凍らなければよいが… 今日は、桜草の開花についての疑問について話題にさせていただきます。 八重咲の桜草は、株の充実度により、花の咲き方に大きな違いが出ます。幼株の場合は、本来の色や花びらの形や枚数など、成株と異なりますので、2〜3年育成し、確認をするのが普通です。また、肥培する・しないでも咲き方が異なります。 ところが、今年、『舞紅葉』の開花に疑問が生じました。というのも、昨年まで育ててきた成株を今年二つに分けて育てたのに、大きな違いが生じたのです。 ○左の株は、3月7日に室内に取り込み、日当たりの良いところに置き、3週間後に開花したものです。 ○右は屋外で開花したものです。 全く同じ種類の株なのに、これだけの違いが生じました。(違いを判りやすく説明するため、若干の濃淡修正をしています。) 桜草は、日照の違いで色の濃淡は出ます。このため、室内栽培の左の株が、濃色になったのは判ります。 また、右の写真は、屋外なので日差しが室内より強く、日照が長かったので、本来の色彩・表面が白っぽくなったものと思います。 ところが、花弁に大きな違いが見られます。 左は、かがり弁(花びらの周囲がギザギザのことを言います。)が細かく綺麗ですが、右は、かがりが大きく、雑になっていることです。 これを見ると、花芽は昨年の秋に出来ているが、開花寸前の環境により、変化するものなのか?と思わざるを得ません。 どなたか、お判りの方はご教示頂ければと思います。
やはり桜草の開花には気温が必要です!こんなに寒くて雨天では開花したくても縮こまってしまいます。 つぼみは開きかけて止まってしまいました。 左の写真は、生育中の開花株です。雨の中、葉が勢い良く育っていますが寒さに震えている様でもあります。花芽は成長の良いので5〜6cm、遅いものは、まだ0〜1cmといったところです。 残念ながら今週の寒さは木曜日ころまで続くようですので、今週の開花は足踏みでしょう。 そんな中、私が選別している花が開花しました。まだ命名もしていませんが、感じの良い花です。名前をつけるのも至難の業ですが、良い名前を考えましょう。
寒いですね〜!秩父の武甲山の上半分は雪で真っ白でしたね。4月上旬の天候がこのように変動するのは珍しいことではありませんが、歓迎は出来ません。 寒くて開花がストップ状態です。 左の写真は、「吹上浜」です。薄紫の八重ですが、性質は弱く、面倒を見ていなかったため、昨年は開花しませんでした。二年ぶりの開花です。 右は、今春開花予定の実生苗ですが、早咲き株でこの状態。殆どはつぼみがまだ株元に隠れています。 写真を見るとアップしての撮影ですので大きく見えますが、葉の長さが3〜4cmの小株です。つぼみの状態を見ると、残念ながらこれも一重の可能性が高いですね。 早く八重咲の新花が開花して欲しいものです。 (3月30日の右の写真の実生苗、つぼみは未だに開花しません…)
心配していたことが現実になりました。今朝は冷え込むとの予報でしたが、まさか凍結するとは… 左の写真、今朝の実生苗の凍結状況です。このポット苗は、3月30日で紹介した右の写真の株ですが、表面は氷に覆われて凍えています!かわいそう…しかし、開花していなかったので、凍結に弱い花びらの損傷がなっかたのがせめてもの慰め、株にはダメージはないと思いますが、またまた開花が遅れそう… 右は選別中の花です。同種の花が数種類誕生したので,もっとも綺麗なものを残そうと,咲きっぷりを観察中です。
今朝も冷え込み心配しましたが凍結は無く、ひとまずホッとしました。 日中は15度ぐらいと春が復活。太陽が燦々と降り注ぎ,良い天気でした。 ようやく実生の八重が開花しました。左の写真で、昨日凍結したあの株です。一重かな?と思っていたら何と八重咲でした。嬉しい!昨年播種の実生八重開花第一号です! 花の大きさは僅か1cm位と超小型ですので、花を確認したら早めに花を摘み取り、来年に備え株を充実させたいと思います。 右は、一昨年播種の株が開花したものです。株を充実させ、来年の開花状況を確認しようと思います。
実生八重の第二花が開花しました。左の写真です。花弁が細かくカガリ弁になっている花です。この花も、花径1cmほどの超小花ですので、早めに花を摘み取り,来年までに大株に育てて花を確認しようと思います。 右の写真は、濃紅色の八重咲種です。昨年同種の花が開花しましたが、この花より花弁が少し長くて大輪でした。しかし長く咲かせていたためか今年は開花せず、がっかり。この花と比較しようにも出来ませんので、両方肥培して来年比較したいと思います。この花の欠点は、花茎が伸びず、低い位置で開花することです。バランスが悪いですね。今後の課題です。
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