2007年 さくらそうの生育状況

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2007年3月22日(木)
平年並みの気温になったようです

 今朝の気温は、5度を超えていたようです。ようやく寒気は去ったようですね。一先ずホッとしているところです。
 さて、左の写真、せっかちな私は早く花を見たいと3月7日に室内に取り込んだ「舞紅葉」ですが、約2週間で見事開花しました。花径はやや小さいのですが、色は乗っていて綺麗です。
 右の写真は、同じ品種で屋外のテラスの下の日当たりの良い場所に置いてあるものですが、外気にさらされている割には結構大きく育っています。あと一週間位で咲き始めるのかな?という状態です。
 しかし、屋根の無い露天に置いてある株は、同じ品種でも、まだ花茎は一センチ位しか伸びていません。
 小さな庭ですが、外気に触れている株でも置き場所によって、生育に大きな差が出るのは不思議なものです。

2007年3月23日(金)
朝の気温は10度位と春の陽気

 朝の気温が上がると、庭に出ている時間も長くなります。毎日見ても、それほど成長に変化があるわけではないのですが、やはり一株一株の様子が気になり、庭の滞在時間が長くなりますね。
 左の写真は、昨年交配して種子を取り、直ぐにジベレリン処理して播種した実生苗の萌えの状態です。
 右の写真は、親株(数年栽培)の萌えの状態です。両者を比べてみると、実生苗の生育の遅いのが判ります。屋根上で気温が低かったこともあると思いますが、昨年の成長記録と同様の結果ですので、成長が遅いのは実生苗の特徴かもしれません。
 どんな新花が咲くのか、本当に楽しみです。思わず、実生苗の小さな葉を押し広げてみたら、小さな花芽が見えました。
 しっかりと成長した証です。

2007年3月24日(土)
今春、第二花が開花

 昨日の夕方、今春二番目の花が開花しました。左の花がそれで、3月16日開花の初花と同様、花茎が伸びず低いままでの変則開花です。本来の咲き方ではありませんが、開花は開花、嬉しいことです。これから他の株も次々に開花してくるでしょう。
 花芽が株の根元に見えてくるのが目に見えて増えてきており、毎日の観察がさらに楽しみになってきました。
 右の写真は、その内の一つですが、ぎっしりと花芽が見えています。10数個の花芽なので、開花したら見事でしょう。実は、この花芽は二つの花のグループなのです。花芽の右斜め上が外側に膨らんでいる様に見えますが、この部分がもう一つの花芽の塊なので、二本の花茎が伸びてくるということになり、きっと豪華な開花となることでしょう。
 普通、日本桜草は、一つの株に一つの花茎が伸び、その花茎に花が7〜8輪咲くのが普通ですが、八重咲交配種を肥培すると、一株から2〜3本の花茎を伸ばすことがあり、そうなると賑やかな開花となり見事です。

2007年3月25日(日)
今春、第3花の開花が間近です

 久しぶりの降雨、そして気温も高くて桜草の生長には恵みの雨となりました。
 さらに家計にも恵みの雨です。というのも、桜草へ掛ける水道代も馬鹿になりませんから。ましてや水道使用量に比例して下水道料金がかさむのも痛いですね、定期的な降雨は我が家にとっては大歓迎です。
 さて桜草の花芽が続々と見えてきて、開花間近の株も3株ほど目に付きます。晴天になれば一気に開花するのでしょうが、曇天で時折パラパラ降雨があるので、本日夕方までに開花するかは微妙な状況です。

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