2007年 さくらそうの生育状況

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2007年3月16日(金)
今年もさくらそうの季節がやってきました

 ホームページの更新作業で疲れてしまいました。作成ソフトを使いこなすのは本当に大変ですね。操作方法がイマイチ判らず、マニュアルを引きながら、あるいは適当に作り失敗しながらようやく、この程度のものが出来ました。操作方法は一気に覚えられないので、少しづつ覚えていかなくてはならないと肝に銘じました。今後も少しづつ手直しをしていきます。
 ところで暖冬だった今年は、植替え作業も例年より暖かく順調に5日間で終わらせました。しかし、3月に入り、一転、冬の寒さが続き、特に置き場の無かった実生苗を物置の屋根上に並べたのですが、このところ毎朝のように完全凍結し、苗が傷むのではないかと気がかりな毎日です。
 特に昨朝は、霜柱が1cm位立ち上がり、焦ってしまいましたが、何とか持ちこたえているようです。
 そんな中、一株が何と開花してしまいました。本年開花第一号となります。おそらく植替えのショック?などで狂い咲きしたのでしょう。花径は僅か1cm位の小花のナデシコ咲き八重です。

2007年3月18日(日)
今日も冬の寒さ

 冬の寒さが続きいやになりますね。今朝も物置の屋根にある実生苗のポットが凍り付いていました。左の写真がそうです。ガチガチに凍っては困るし、霜柱で株が浮き上がって痛めつけられては大変だと思い、水を控えめにしておいたので乾いている様に見えますが、その下の水分帯は完全に凍っています。
 凍らないようにと水遣りしないと株が枯れてしまいますし、やりすぎると凍結、霜柱。程よい水の加減に神経を使います。それにしても発芽した葉が可哀相です。早く暖かくなってくれないと…
 右の写真の株は親株で花芽が上がってきました。屋根のひさしの下に置いてあるせいか、寒さにもめげず頑張っています。
その外、早咲き系統の株で、テラスの屋根の下の日当たりの良い場所に置いてある親株は、さらに成長がすすんでいる状況です。
 今週末辺りから春めいてくると思いますので、その頃からぐんぐん成長してくることでしょう。

2007年3月20日(火)
北西風強く、相変わらず寒い朝です

天気予報によると、寒気の底は超えつつあるようですね。今朝も冷えており、地上から2m上空の物置小屋の上に並べてある、昨年播種した実生苗は、凍結していました。左の写真がその様子です。
地上のものは凍結していないのに、風の通り道になっているせいで凍るのかな?
実生ポットは、3.5号ポットに4芽植え込んでいます。敷地が狭いので、効率よく育てるためこのように過密植え付けしていますが、特に問題なく育っていると思います。
右の株は、親株で花芽が伸びてきています。寒さにめげず桜草は生長を続けています。

2007年3月21日(水)
日中は穏やかな春の日差しと温もり

 今朝も少し冷え、実生苗ポットは緩く凍っていました。日が昇るに連れ気温も上昇中で、穏やかな春の気候となってきました。嬉しいですね。
 左の写真は、成長中の親株。花芽の見えてきたのも数鉢見え始めました。この状態から開花までは2〜3週間掛かるでしょうね。待ち遠しいですね。

 右の大鉢は早咲き種で、葉は大きく育っていますが花芽はまだ見えていません。
 桜草には、葉の成長とともに花芽が株の中心から見えて伸びてくるもの(主に早咲き種)と、葉が大きく伸びてから、ようやく花芽が見えて伸びてくる種類(遅咲き種)があります。このため、一株の開花期間は10日〜2週間位ですが、多くの品種を育てていれば、桜草の開花期間は、早咲き種が開花して、その後遅咲き種が開花し、花が散るまでの、1ヶ月間ぐらい桜草の花が楽しめる訳です。
 ただ、翌年、株を大きくしたい、あるいは株を増やしたいときは、もったいないですが、その株の花が満開を過ぎたら、すぐに花茎を切り取ることです。私は、交配する花粉を採取するため、花が枯れるまで残しておくので、翌年の株の育ちが悪く、開花しない株も多くあります。

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