今年の生育状況

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2006年4月24日(月)
今年の実生苗は、一重が多くて残念です

 昨年の交配が上手く行かなくて、今年は一重の花ばかり開花しています。   交配もはじめてやって成功すると、少し手を抜いてしまうからかもしれません。良い交配親を選別しないまま、交配したからかもしれません。手を抜けば正直な植物からしっぺ返しを受けてしまいます。
 今まさに交配の適期、これを反省に、心して交配親を選別しなければなりませんね。
 今年開花した八重咲種で、これは、と思う花は、2〜3種でしょうか。そのほかの花は、やはり加茂花菖蒲園で作出された花に酷似しているものばかりで、オリジナリティを出すのは困難を極めます。
 また、交配して優良花を作出するには、本当は、交配の記録を付けるのが一番大事でしょが、ずぼらな自分としては、なかなか細かい記録を残すことができません。今日も、夕方、仕事から帰ってからの交配作業をはじめようとしたところ、降雨のため、残念ながら少ししかできませんでした。
 明日の朝、早起きしてすることにしましょう。

2006年4月25日(火)
朝起きたら、桜草が雨に濡れていた(~_~;)

 朝5時には目が覚め、勇んで雨戸を開けたら雨に濡れた桜草!あ〜ッだめだ!
 そうです、雨に濡れた桜草は交配ができないのです。残念。仕方なく、桜草の観察と決め込みました。
 右の写真の桜草は、一昨年誕生した、まだ育ちが遅く小さな株ですが、花径が大きく、八重が美しい!色が良い、葉と花のバランスが良い、など気に入ってます。
 あとは、生育が良く大きな株に育ちやすく、花数が多くなり、繁殖率が高ければ、文句なしです。
 交配は、夕方仕事から帰ってからと決め、出勤。しかし、夕方、思わぬ残業となり、帰宅が45分も遅れてしまい、急いで交配に取り掛かったのですが、だんだん暗くなり、5〜6種交配し日没で終了。
 明日、朝に頑張ろう。

2006年4月26日(水)
交配は、何とか進んでいます

 朝の交配予定が、娘の胃痛で慌しく病院へ搬送。このため朝の作業は全く出来ず。なんてことだ。最近、障害が多くて交配予定が遅れています。
しかし、仕事から帰ってからの夕方は順調に作業が進み、一先ず安心。
桜草の状況ですが、左の写真は、昨年の実生株の開花が始まった状況です。生育が大変遅くて随分気を持たせた開花ですが、一重の花が殆どです。
 右の写真は、最盛期を過ぎつつある親株の桜草です。交配を急がなければなりません。
 花が散り始めたら、来年の開花に影響しないように、株を育てるため、早めに花茎を切り取らなければなりません。折角、一年待って花を観賞させてくれたのに、また、開花まで一年待たなければならなくなります。
 寂しいですが、仕方ありませんね。

2006年4月27日(木)
広い栽培場が欲しいです

 住宅地の限られた敷地内での栽培は、色々制約があります。一所懸命と交配をすると数千粒の種子が出来ますが、これを播種すると、全部が発芽することは無くとも数百株の苗が誕生します。すると、我が家では栽培する場所が限られていますので効率的に栽培するには、苗の状態のまま元気そうな株を選別し、弱そうな株を淘汰し限られた数しか栽培できないのです。趣味家としてはしょうがないですが残念です。
 桜草の他に、草花を少し栽培していますが、物置の屋根まで利用している状態です。広い土地が欲しいですね。
 左の写真は、日当たりの良くない縁側にびっしりと占領した桜草たち。
 右の写真は、一重ですが濃紫色の少し花弁がウェーブした花です。他の八重咲株に交配してみようかな、と思っています。

2006年4月28日(金)
実生の株がどんどん開花中です

 実生の苗が順調に開花しています。本当に今年は生育が遅くて、通常の株は既に花の盛りを超え始めたのに、実生株はこれからが花盛りの様相を見せています。
 しかし、今年は一重の花が大半で、それも普通の花との違いは見られず、選別して残すような優良花は現在のところ見当たりません。
 この失敗を糧に、今年はしっかりと交配を進めています。
 数日掛けて、交配を行っていますが、果たして、その何割が受粉に成功しているか、現在のところわかりませんが、もう少しすると、子房が膨らんでくるので確認が出来ます。楽しみに待ちましょう。

2006年4月29日(土)
開花の最盛期が過ぎました

 開花し始めてから二週間以上が過ぎ、桜草の開花も最盛期を過ぎました。新たな新花の誕生も無くなり、今年の桜草も終わりです。
 本当に桜草の最盛期は短いですね。もっともっと開花期間が長ければいいのにと思います。せめて、3週間は見ごたえ良く咲いて欲しいと思いますが…原種系の桜草はまだ見ごたえ良く咲いていますので、品種改良を進めると、開花期間は短くなるのでしょうか?
 右の八重咲種は、加茂花菖蒲園から購入した「花小町」です。八重の形と言い、花色といい、草姿と言い、文句無く優良花です。
 このような良い花を作出するのが交配の目標です。

2006年4月30日(日)
桜草の増土を終えました

 開花の最盛期が過ぎた桜草作業の最重要作業である、増土を、昨日、今日と行い、殆ど完了しました。開花の最盛期を過ぎた株の株元を見ると、来年の芽が伸び始めているのが確認できます。この芽を1センチ位の土で覆って上げるのが、『増土』といいます。(右の写真)
 これが、桜草の最重要課題といっても過言ではないと思います。この作業により、被せた土の中では来年の花芽が成長するので、必ずやらなければなりません。もし、今年初めて桜草を栽培される方は、ここ1週間位の間に桜草の株元に土を被せてあげて下さい。
 私は、数百あるポット植などに二日掛かりで作業を終了しました。ああシンドかった。

2006年5月1日(月)
五月の初日は、いきなりの真夏日

 生育状況の発信も、毎日の発信はそろそろ終了したいと思います。実生の苗は、見るべきものが無いからで、ご紹介する桜草の開花は期待出来そうももありませんので。
 今後は、種子果実の成長や、種子の播種の様子などを、その都度発信していきたいと思いますので、気が向いたときに訪問してください。
 なお、冷蔵苗の生育状況につきましては、随時紹介していきますので、宜しくお願いします。

2006年5月3日(水)
実生花が開花真っ盛り

 桜草は、最盛期を過ぎたのに、実生花は今が最盛期の開花中です。しかし開花している株の殆どは一重種で、八重咲種は3株くらいと少ないです。一重種でも、これは!と思えるような花が出てくれば良いのですが、そのような花は無く、平凡な花々達です。
 ところで、交配した株がいくつか受粉に成功し、果実が膨らんできました。これからはこのような果実が膨らんでいる株を多く見ることになるでしょう。
 この果実は、6月中旬頃熟し、採取後、ジベレリンに一晩漬けてからすぐに播種します。その頃からまた忙しくなります。

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