今年の春の歩みはゆっくりで、天候も極端に悪いですね。今日も午後から強い雨になるという天気予報なので、開花が進んでいる株は花の保護のため、軒下に雨宿りのため移動させました。
雨が降ると、八重咲種は特に花が重くなり下を向いてしまいます。右の写真がそうです。今日の未明に雨が降ったらしく,水滴がつき下を向いています。 この花は、4月4日に紹介した「舞紅葉」ですが、特に花の色が濃いもので、『濃色舞紅葉』と便宜的に名づけました。芽変わりという遺伝的な現象かもしれません。性質は、舞紅葉と同じです。
左の写真は、4月8日に紹介した品種(管理番号0507)です。咲き進むほど見ごたえがよくなってきました。
この花の特徴は、花茎に殆ど産毛が無いことです。普通、桜草には葉にも茎にも細かな産毛がたくさん密生しているものですが、珍しいです。 また、背が低いのも特徴です。もう少し伸びてくれればバランスがよくなるのですが、今後の品種改良の課題です。
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