今年の生育状況

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2006年6月12日(月)
種子が熟し始めたのに、虫に食われてしまった!

 そろそろ種子が完熟する時期で、一昨日、何個か採取を始めましたが、何と、最近観察を怠たっているうちに、大事な種子を何者かに食われてしまいました。
 右の写真のように、ガクの周辺を食べられているのは、良く見かけていましたが、何と左の写真のように、果実に直接穴を開け、中に詰まっている大事な種子を、すっかりと食べられてしまったのには、怒るに怒れず呆気に取られて、なんとも空しくなってしまいます。
 犯人は判らないので、とりあえずナメクジを疑い殺虫剤を撒いておいたのですが、果たしてその後の被害を防げるか?心配です。
 種子はそろそろ完熟しはじめましたので、良く観察し、早めに採取しないと、飛び散ってしまいますので、お気をつけ下さい!

2006年6月18日(日)
種子の採取終了です

 種子が完熟するこの時期、連日の降雨には参りました。しかし、雨にも負けず、傘を差し種子の採取に努めた結果、かなりの種子を採取出来ましたが、既に種子が弾けてしまって、空っぽの果実も多くあったことは否めません。
 種子の完熟は、果実の色では判断できません。茶色になったら完熟とはいえないのです。果実の色が緑色っぽいものでも完熟していることもあります。
 正確な判断は、左の写真のように、果実に裂け目が出来たときですが、風があったり、降雨の場合、気が付いたときには手遅れで、採取できないこともあります。
 ですから、一個でも、このように完熟した果実を見かけたら、他の果実も完熟に近いので、安全のため他の果実も採取した方がいいです。採取した後、完熟が進み、しっかりした種子になりますの心配は要りません。
 右は、採取した種子の一部です。かなりの種子を採取したので、播種の準備と苗の育成準備のため忙しくなってきました。昨年購入した「ジベレリン」が冷蔵庫で出番を待っています。
 このホルモン剤で、強制的に発芽させるのです。今日、播種用の用土と、サシメ箱を購入してきて、準備万端です。

2006年6月25日(日)
今年交配の種子を播種しました

 今年交配した桜草の種子を、今日、播種しました。今年の種子は、直ぐに蒔いても発芽しません。このためホルモン作用で休眠を打破させるのです。
 昨日の夜、ジベレリン液に種子を浸し、12時間以上経った今日の午前中に播種しました。
 サシメ箱に小粒の赤玉土を敷き、その上に細かい赤玉土(芝生用)、さらにその上に播種用(ホームセンターで専用土を購入)の土を被せ、種子を蒔きました。
 ただ、添着剤が無かったので、台所用中性洗剤を薄く溶かして代用したため、うまくホルモン剤が種子に浸透しなかったようなので、発芽するがどうかわかりません。
 何割かは発芽するでしょうが、今年発芽しなくても、来春にはほとんど発芽するので、気長に待ちましょう。
 ホルモン剤が効いた種子は、1週間〜10日位で発芽してくるでしょうから、楽しみです。                                                                                続きは、『実生苗の生育状況』へ★実生苗の生育状況

2006年7月11日(火)
寒冷紗で日除けをしました

 今年の春からの天候は不順で晴天の日が少なく、例年では5月に入ってから直ぐに寒冷紗を掛けて、直射日光を避けるのですが、今年は大幅に遅らせて、昨日掛けました。
 日除けをすることにより、ぎらぎらした太陽光を避け、ポットの乾燥が防げ、また葉が焼けるのも防げるほか、右の写真のように、発芽し、これから生育する実生の苗の生長にも良好になるため、欠かすことが出来ません。

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