実生苗の生育状況


2006年7月4日(火)晴れ  
 6月25日に播種した桜草の種子が発芽しました。トロ鉢4箱に蒔いた種子は、約9日で発芽し、これからどんどん発芽することでしょう。
 本葉が3枚位になるまで、トロ鉢で育て、その後、ポット鉢に植え替えるので、8月頃の盛夏は植替えで汗びっしょりになるでしょうが、来年開花を夢みて、暑さも苦にならないことでしょう。ただ、一つ残念なのは、4個のトロ鉢のうち、一鉢が、久しぶりの晴天でカラカラに乾燥してしまったことです。慌てて夕方散水しましたが、発芽苗は、全滅?かもしれません…。ちょっと油断するとこれですから、気が抜けませんね。
月7日(金)晴れのち曇り
 
桜草の種子は順調に発芽が進んでいます。
 心配していた、乾燥させてしまったトロ鉢の種子も全滅は免れ、ほんの僅かですが発芽してきました。まずは、ほっとしたところです。
 また、そろそろ梅雨明けが近いので、寒冷紗を張り、直射日光から株を守ってやりましょう。
7月11日(火)曇り
 双葉の中心から本葉が顔を出し始めました。普通の芽では、本葉が一枚出て、その葉が大きくなりながら二枚目の本葉が伸びるのですが、本葉が二枚とも同時に成長しているのも見かけます。
 これら1〜2ミリメートルの小さな芽が、翌春の開花株まで成長するのですから、不思議なものです。

 
月21日(金)雨
 ほとんど毎日雨か曇りで、直射日光を避けたい実生苗には良い天候かもしれません。ゆっくりですが成長を続けています。本葉が伸び出している芽が多く目に付くようになりました。この分では、8月中旬ごろの猛暑の頃に植付け作業になる感じがします。
 実生苗の生育場所を確保するため、今年か生かして間もなく休眠する親株を日の当たらない場所に移動することいたしましょう。何しろ狭い庭ですから場所の確保が大変です。
月25日(火)雨
 今日も雨降り。本当に気分まで憂鬱になりますね。おまけに、実生苗を育てるため日光の当たるところで育てていた親株を、植木の下に移動する作業をしたのですが、手袋もせずに素手で桜草に触ったため手足がカブレて、病院通いの羽目になってしましました。数年前からアレルギー体質になり、少しカブレるようになったのですが、少しづつ触れば抗体が出来てカブレなくなると思ったのが素人の浅はかさ、一度でもカブレたら、よくなるどころか悪化するそうですので、皆様も十分ご注意を!(一度でもかぶれたらゴム手袋の使用を。)
 さて、日光は出ませんが、それにもめげず実生苗は本葉が2枚になったものもあり、順調に育っています。
月4日(金)晴れ
 今年の実生床は、初めて使用した「播種用用土」でしたが、生育が思ったより良くなく、これ以上育たないようです。本葉に枯れが目に付き始めたので、明日、植替えをしようと思います。
月5日(土)晴れで炎暑
 気温37度(推定)の炎暑の中、寒冷紗の元で植替えを実施しました。(汗だく)
 用土は、赤玉土の小粒に、芝用の極小赤玉土を3割混ぜたものに、牛糞堆肥1割、完熟腐葉土2割を混ぜたものを使用しました。
 黒ビニールポットは、3.5号(10.5cm)に四芽植とします。(今まで、四芽植でも、順調に育ち、開花します。)
 これから、10月まで肥培し、花芽を付けさせるように大事に育てます。来春の新花開花の楽しみのために…

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