利息制限法で借金はこれだけ減る

 高利の借金を利息制限法に基づいて再計算するとこれだけ減る、ということをわかりやすい例を使ってお話します。

50万円を年利25%で借りて、5年間利息だけ払い続けたとします。

500,000×0、25=125,000
125,000×5  =625,000

 利息は625,000円払っていますが、元金は50万円のままです。

これを利息制限法で計算しなおすと・・・

1年目
 500,000×0、18=90,000  過払いの35,000円は元金に充当

2年目
 465,000×0、18=83,700  過払いの41,300円は元金に充当

3年目
 423,700×0、18=76,266  過払いの48,734円は元金に充当

4年目
 374,966×0、18=67,494  過払いの57,506円は元金に充当

5年目
 317,460×0、18=57,143  過払いの67,857円は元金に充当

残った元金は249,603円です。

 なんとまぁ、50万円あったはずの元金が半分以下になってしまいました。

 利息制限法の威力 わかっていただけたと思います。皆さんがお金を貸した人が高利の借金で苦しんでいるようなら、ぜひアドバイスしてあげてくださいね。

利息制限法と出資法                 みなし弁済規定

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