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はじめ通信9−0616

2年前の調査と要望がやっと実って・・都立浮間公園での水質浄化対策が始まりました

●最近になって、浮間公園の釣り人から、東京都が、浮間が池の水質浄化で、本格的な対策工事をやるらしいという情報がありました。
 実は、2年前の7月に、池のコイやフナが酸欠が原因で大量に死んで浮かんだことがあり、下の写真のように、中川第一区議、地域の住民の皆さんと現地を調査し、都の対策を要望した経過がありました。

●都の建設局 公園建設課 高橋課長からの聞き取りでは、やはり、2007年ごろから、浮間が池の、魚の大量死やアオコの発生など、酸欠問題で検討を進めてきた結果、都立公園では初めてだが、他県で効果があがった新しい浄化方式をとることにしたとのこと。

●池のほとりにポンプ設備を設置し、そこから池の水中までパイプを敷いて、水を循環させながら空気を送りこみ、酸素を溶かすことで酸欠を解消するとのこと。
6月15日まで工事概要を公示(別紙参照)し、7月8日に入札・改札し、業者決定後、中旬から工事を開始。期間は今年度中を予定。
費用は、水循環設備工事に2100万円、これを含め全体で5千万円ほど。

●今回の工事は、中川区議や皆さんとともに、浮間公園を調査し、都に対策を求めたことに2年ぶりにこたえたもので、住民の声が生かされた成果ということができます。
ただし、これで本格的に酸欠などが解決するかどうかは、まだ様子を見なければ分かりません。図面が公開されたら、他県での先行事例も調べて、改善すべき点は、要望して行きたいと思います。

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