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はじめ通信8−1004
国労東京地本第59回定期大会での連帯のあいさつ

●最初に、22年に及ぶ国鉄民営化とのたたかいはじめ、国労の粘り強い職場での活動や、とりわけ採用差別問題の早期解決めざし、11・30集会を成功させ、ひき続き国会への働きかけにより野党共闘の前進を切り開いてこられたことに、心から敬意を表します。

●都議会でも、繰り返し不採用問題の早期の人道的解決を求める意見書を全会一致で採択するなど、協力させていただきました。
 私自身、1970年代初頭、当時国鉄北海道総局で「マル生」(当局の介入で御用組合「鉄労」を作らせ、国労・動労の分裂策動を進めた「国鉄生産性向上運動」の略称)の顧問を務めていた父親との家庭内論争を皮切りに、国労の皆さんとの連帯の闘いは、30年を大きく越えました。

●その私が見ても、いま、アメリカ発の市場原理主義・構造改革路線と、その初の本格的攻撃であった国鉄の分割・民営化との長いたたかいの中で、明らかにいままでとはちがう、大元からの劇的な情勢の変化を実感できます。

●アメリカ金融市場の大混乱をみて、そのお先棒を担いできた石原知事さえ、「市場原理主義は間違いだ」と言いだしました。
 日本でも、自民・公明政権が2度の政権投げ出しで、完全にゆきづまっています。
 そして労働現場では、派遣労働はじめ、労働規制緩和の弊害が誰の目にも明らかになり、規制強化の流れが生まれつつあります。

●そうしたなかで、総選挙が迫っています。国労のたたかいと連帯する勢力の大きな前進とともに、日本共産党は、国労のたたかいに、よりいっそう貢献できるよう、なんとしても議席の前進に力をつくしてまいります。
 東京地本の皆さんが、委員長さんの挨拶にあったように、たたかいの土台である組合組織の拡大・強化を成功させ、一日も早い勝利を勝ち取るよう、私たちもともに奮闘していく決意です。

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