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はじめ通信7−0702
北区の党と後援会の決起集会でのそねはじめ都議の発言より

*都政でも鮮明な共産党の役割*
●昨年来の共産党の追及で窮地にたった石原知事は、「反省」の連発と都民への福祉と減税の公約のおかげで何とか3選を果たしました。
 しかし「負けるが勝ち」というべきか、知事選での公約が石原知事をさらに追いつめています。

●都議会で「中学生までの医療費無料化」、「都民税の減税」、「格差是正」という石原公約の実行を正面から迫ったのは共産党だけ。知事と都は「共産党に言われるまでもなく」などといいながらも公約の実現を約束しました。

●シルバーパスは、石原3選で危ぶまれていた、新たな課税者への千円パスの据え置き措置について、わが党の追及に「すでに5月に区市町村に経過措置の延長を周知した」と答弁。
 しかしその文書を要求しても出しません。利用者にも知らせず内うちでこっそり処理するのはパスを利用させまいとする都の姿勢の反映でしょう。

●民主党は、政府税制調査会で子どもを産まない家庭の主婦を「淘汰」すべきと発言しながら反省のない猪瀬氏の副知事選任にも賛成、株で1億円超えて儲けている都内で千人程度の人への150億円もの金持ち減税にも賛成。
 庶民増税とたたかう党は共産党しかいない現状が鮮明になった都議会でした。

*地域で押さえつけられてきた怒りが噴き出してきた*
●いま、地域から政党の力関係が変りつつあると実感しています。
 先日、神谷の百軒ほどの都営住宅建替え問題で、都の強引なやり方にハラを据えかねた居住者が木元区議に相談を寄せてきました。
 一緒に東部住宅事務所に出かけ担当課長に要望を届けると、後日、都は仮移転住宅を増やすなど一部改善案を、公明党議員からの「宿題の答え」として公明議員立会いで住民に伝えてきました。
 さらに木元区議と私が地元の議員にも声をかけて開いた相談会には、団地の前で公明都議が「共産党の会に出れば金を取られる」など口汚く妨害演説。それでも55人の方が参加しました。
 翌日、同じ時間に団地前で木元区議と私は「住民要望があれば実現のためがんばるのが議員の役割で、超党派で開いた相談会まで妨害するような議員は地元にいりません。公明党が本当に支持を増やしたいなら、朝日新聞に投書が載ったような創価学会での投票練習などさせる前に、地元の要望実現で力を合わせるのが筋ではないか」とハンドマイクで訴えると、20〜30人の方たちが団地から続々と降りてきて一言ひとことに拍手が湧きました。押さえつけられていた怒りが噴き出したと痛感しました。こうした方がたの期待にこたえるためにも、参院選はどうしても負けられません。

*田村さんは東京での史上最大の激戦を勝ち抜ける人*
●東京選挙区のたたかいは厳しいですが、田村智子さんとなら勝てると確信しています。
 6月3日の赤羽駅前で田村さんが「国民に対して年金の領収書をもってこいと言っている安倍首相に聞きたい。あなたは20〜30年前の年金領収書を持っているのか」と訴えると道行く人の足が止まり、思わず聞き入ったのです。
 豊島5丁目団地では広場に大勢いたお年よりに医療・年金・介護・増税を訴え最後に、「皆さんはこんな仕打ちを受けるために戦後何十年も働きぬいてきたんでしょうか」と田村さんが呼びかけると皆な目がしらを押さえていました。
 これが言えるのは、このひどい仕打ちにただの一度も加担していない共産党の、それも東京中を1年以上駆けめぐって日々あえぎながら暮らしている庶民の怒りを背負い続けてきた田村さんでこその言葉だと思います。
 私は田村さんに代わって、たすきをかけたつもりで7月29日までたたかい抜きたい。
(写真は集会の後の片付け)

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