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はじめ通信7−0624

街で聞かされた庶民の怒り
区内でたずねた方々の声


●24日に、久々に王子近辺と十条近辺を訪問し、春の選挙の結果を報告しながら、参院選での支援をお願いしました。

 都営住宅では、中庭で草むしりをしていたある年輩の女性に、同行した地元の党員が声をかけると「40歳で独身の息子がいる。せめて子どもぐらいは住宅を承継できるようにしてほしい。
 8月から承継は配偶者のみという公社からの通知を見て、近所で同じ境遇の人たちと、あと4年は何としても長生きしなくちゃと相談している。石原さんがやめたら制度が良くなることを信じてます。今の都政はどんどん悪くなるばかり。こんなことは今までなかった。一番安心できたのは美濃部さんのとき。とにかく共産党にはがんばってもらわないと」と話してくれました。あと4年も我慢しなくて済むように、私もがんばらなくては・・。

●ご主人が70代後半でまだ働いているという女性は、「税金と国保料があんまり上がって、ため息しか出ない。仕事を続けているから夫もマル福が受けられなかった。私は60代で、受けられる頃にマル福がなくなっていた。これでは何のために働いているのか分からない。仕事やめたほうが楽だと言っている」との話。

●別の団地では「最近、公明党の人がまた頼みに来るようになったので、福祉の党じゃなかったのか、これだけ福祉を削って内部で文句が出ないのか、お宅はみんな金持ちになったのかと聞いたら、それきり来なくなった」と話してくれました。こういうことが言える人はそれでも少数だと思います。

●十条では、60代らしき男性が「ソ連や中国の上海などに行って合弁会社を手がけてきた。向こうの共産党幹部は資本主義を取り込むことを知っている。だったら共産党の名前になぜこだわるのか、やっぱり昔のような姿にもどすことを夢見ているのかとつい思ってしまう。それでも何回かお宅に入れていますよ」という話。わたしは「日本の共産党が、本当の共産主義者の党活動だとわかってもらえるまでがんばりたい」と答えておきました。

●赤旗をとってくれた男性は「選挙を延ばして何とかなるほど国民はあまくない。今度は自民党と公明党をどうしてもやっつけたい。民主党も、小沢はもともと一番古い自民党だ。共産党に本気でがんばってもらいたい」と激励されました。

 雨の中、地域の支部の方々とがんばって回った甲斐がありました。

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