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はじめ通信7−0606
都議団が、先送りされた政調費領収書添付を議会各党に呼びかけ

●6月5日、都議団は吉田幹事長、古館、松村副幹事長が、各会派と議会運営委員会の委員長に、下記のように、第1回定例会で継続審議・先送りされた、政調費の透明化を求める共産党都議団の条例案を速やかに採択するとともに、各会派が自主的に政調費の公開をすべきと呼びかける申し入れを行い、記者会見で、その内容を発表しました。

●申し入れ文書は、以下の通りです。

議会運営委員長 宮崎 章 殿

政務調査費の収支報告書への領収書添付の義務化と使途の透明化に関する申し入れ

                   2007年6月5日
                   日本共産党東京都議会議員団
                   幹事長  吉田 信夫


 目黒区や品川区など各地で相次ぐ政調費の不正支出が大きな政治問題となり、都内では政調費が交付されるすべての区市町村議会で領収書添付の義務づけに踏み出すことになりました。

 ところが、全国最高の義員1人当たり月額60万円、全体で年間9億円もの政調費が交付されている東京都議会は、いまだに額収書添付の先送りを続けています。先の第1回定例会で領収書添付義務づけの条例改正案が「継続審査」とされましたが、政調費の「使途基準」の見直しなどの「協議」がその理由とされています。

 しかし、条例で定められた目的と「使途基準」に基づき、現に支出している政調費の使途を公開することと、「使途基準」の見直しを検討する問題は、別の問題です。
 税金の使途を公開することは、都民のなかではごく当たり前の常識です。東京都議会が政調費の使途の公開と領収書添付という当たり前のことを−刻も早く実現するために、以下の点を申し入れるものです。

               記
「継続審査」となっている領収書添付義務づけの条例改正案を第2回定例会で採決するために、すみやかに協護を行うこと。

 政調費の収支報告書への領収書添付は、これ以上の先送りが許されない緊急の課題です。そのために、「継続審査」とされている条例改正案を第2回定例会で実現するために、議会運営委員会として、すみやかに協議を開始すること。

                             以上

都議会各会派幹事長殿

政務調査費の収支報告書への領収書添付の義務化と使途の透明化に関する申し入れ

                         2007年6月5日
                         日本共産党東京都議会議員団
                         幹事長 吉田 信夫

 目黒区や品川区など各地で相次ぐ政調費の不正支出か大きな政治問題となり、都内では政調費が交付されるすべての区市町村議会で領収書添付の義務づけに踏み出すことになりました。

 ところが、全国最高の議員1人当たり月額60万円、全体で年間9億円もの政調費が交付されている東京都議会は、いまだに領収書添付の先送りを続けています。先の第1回定例会で領収書添付義務づけの条例改正案が「継続審査」とされましたが、政爾費の「使途基準」の見直しなどの「協議」がその理由とされています。

 しかし、条例で定められた目的と「使途基準」に基づき、現に支出している政調費の使途を公開することと、「使途基準」の見直しを検討する問題は、別の問題です。
 税金の使途を公開することは、都民のなかではごく当たり前の常識です。東京都議会が政詞費の使途の公開と領収書添付という当たり前のことを−刻も早く実現するために、以下の点を申し入れるものです。

                 記
1、「継続審査」となっている領収書添付義務づけの条例改正案を第2回定例会で採決するために、すみやかに協譲を行うこと。

 政調費の収支報告書への領収書添付は、これ以上の先送りが許されない緊急の課題です。そのために、「継続審査」とされている条例改正案を第2回定例会で実現するために、すみやかに協議を開始すること。

2、政調責の領収幸添付が実現していないもとで、政調費の使途の透明化を図るために、各会派が使途の自主的公開を行うこと。

 都民から現在のA4版1枚の収支報告書では、政調費の使途の実態はわからないという、批判がよせられています。
 政調費の交付に関する施行規程第4条では、各会派の経理責任者は、政調費に係わる経理帳簿、領収書等を整理、保管し、政調費の適正な執行に努めることを定めています。
 政調費の収支報告書への領収書添付が実現していないなかで、都民の批判に応えるために、各会派が使途の自主的公開をすみやかに行うこと。
                                以上

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