はじめ通信７−０５１３
マンションのローン返済にサラ金を使わざるを得なかった方へ
完済したローンでも過払い利息が戻ってきます

●サラ金のグレーゾーン金利を禁止する法律が制定されて１年。これまで２７％までのグレーゾーンで高金利をむさぼってきたサラ金会社は、１８％までしか金利が取れなくなりました。乱暴な取立てでサラ金利用者を泣かせてきた悪名高い「アイフル」などサラ金各社はいま、グレーゾーン金利の過払い分の返還を請求されて支払いに追われています。

●グレーゾーンの金利については、法律制定後に禁止されたのはもちろんのこと、法制定前であっても１０年間さかのぼって過払いを請求できると言うのが、裁判に訴えた場合の最近の判例です。すでに返済を完了しているサラ金利用者についても適用されるとのことです。

●北区民商では零細業者の方のサラ金などによる多重債務（複数の金融業者からの借り入れで債務が雪だるま式に増えていること）の相談にのり、多重債務経験者が集まって「虹の会」という相談・互助組織を作っています。下記のアドレスのホームページに詳しい体験記事がのっています。

　最近の事例では、裁判まで行く前に、サラ金から過払い分を振り込んできた例もあるそうです。裁判をやってもどうせ負けるので、裁判費用と手間をかけるより手っ取り早い方法を選ぶようになったのでしょう。

●マンションローンの返済は、通常当初段階で年間の返済額が月々の返済とボーナス時の返済とに分けて決められていますが、リストラや勤務先の業績によって、ボーナスが激減したり給与が出なかったりで、一時的にせよローン返済が滞りそうになって、やむなくサラ金からの借り入れでつないだことはありませんか。
　多くの場合、可能な限り短期で返済しているでしょうが、それでもバカにならない利息を払ってきた方は１０年までさかのぼって過払い利息を取り戻せる可能性があるのです。

●詳しくは、このホームページにメールなどでご相談いただくか、もしくは下記の北区民商ホームページを参考にしてください。
http://www3.kitanet.ne.jp/~kitamins/