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はじめ通信7−0204
本田正則、野の山けん、中川大一、山崎たい子地域の演説会に参加
そねはじめの都政報告メモ

●都知事選挙に向けて東京都政で何が一番問題か、それを変えるためにどうすれば石原都政をストップできるか、吉田万三さんとともにどういう都政をつくっていくのかについて話したい。

●都政で一番問題なのは、東京都には財政が十分あるにも拘らずそれが都民のために使われず、知事お気に入りの「都市再生」に、それもオリンピックを口実にどんどんつぎ込まれてしまうこと。

●失われているのは都民のための予算だけではない。都の福祉や医療、教育など大切な施設・職員が減らされ、福祉を大事にする職員の心が奪われていく。

●最近ある相談を受けた。都営住宅に住む母子家庭の母親から。
「昨年進行性がんが見つかり生存率に不安がある。子どもはまだ学校。今年8月から都営住宅名義を配偶者にしか移せなくなったことを知り、住宅供給公社に電話した。『8月までに生きて戻らない条件で長期入院すれば』といわれた。都営住宅には他に住む場所のない母子家庭が大勢住んでいる。母親に万が一のことがあった場合どうするのか。母子家庭にとってあまりにひどい制度をやめさせてほしい」という痛切な相談だ。
 都営住宅を切実に必要とする人たちが逆に追い出されてしまう。革新都政時代、年間1万戸の都営住宅を建設していたが、今は新規建設していないので、年5回の募集をするために現居住者をできるだけ追い出そうとしている。住宅というくらしの基盤にも福祉の心を失った石原都政の実態がはっきり現われている。どうしてもこの都政を変えたい。

●どうすれば石原都政をストップできるか。
4年前、憲法否定、女性蔑視を追及した吉田幹事長の質問はマスコミに黙殺された。
 石原氏にいかに知事の資格がないかを都民に分りやすく暴露するため、情報公開で調べ抜いて超豪華海外出張とワンダーサイトの私物化を追及。予想以上の大きな反響があった。マスコミもふくめて石原タブーを打ち破りつつある。
 さらに予算議会では知事の交際費問題や、トップダウンで進めてきたワンマン都政のあらゆる問題を追及する。

●民主党は石原知事に全て賛成。たたかう争点がない。
 最近情報公開で、昨年10月の民主党議員の海外視察が一人200万円近くかけてブラジルのイグアスの滝という観光地に環境政策の調査と称して出かけている実態を明らかにした。自ら都民の納得が得られない「視察」をしていて知事の私物化をまともに追及できるはずがない。
●吉田万三さんで都民のための都政を。
北大の大先輩。江戸っ子かたぎとバンカラ気質
知事より大変な足立区長を経験。高層ビルのホテルを中止して学校改修・老人ホームを増やした。都民いじめの石原知事の正反対をやった人。庶民の味方はどちらか明らか。

●何より都民公開で私物化のない公正で民主的な都政を。
オリンピック基金を都民に活用すれば安心できる医療、介護、障害者福祉、教育、中小企業のための仕事が計画的に充実していける。

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