トップページへ  はじめ通信目次へ   


はじめ通信07−0120

北区革新懇話会で都政報告

●1月20日、年末から依頼を受けていた北区革新懇話会の臨時総会での都政報告。当日は小雨の中、40人以上の方々が集まりました。
 参加されたみなさんは、石原都政はもちろんのこと、石原慎太郎という政治家そのものの危険性・反動性を痛感している方々で、にもかかわらず前回知事選で300万票以上をなぜ許したのか、どうすれば石原知事の実像を広く都民に知らせられるかを真剣に考えてきた人たちです。

●こうした期待にこたえられる可能性が、今開かれつつあり、その先頭に我が都議団が立っているといって過言ではないでしょう。都政報告では、この点を特に詳しく知っていただくよう、11月15日、22日などの記者会見で何を問題提起したのかを中心に話しました。
 以下は、そのときの参加者へのレジュメです。

石原都政の現状と都政転換の道     2007・1・20 曽根

【1】 この間の共産党都議団の取り組み経過
●第1段階・・05年都議選以来のオリンピック問題軸とした“さかだち”都政批判の論戦

    8月知事の“ツルの一声”⇒9月議会で所信表明⇒12月議会で多数で決議。

    オリンピックをテコに大型開発への大盤振る舞いの構図。

    06年予算議会では外郭環状道路・海底トンネルなど7兆円、6月議会では投資予測8兆5千億円。

    一方で「財政赤字」宣伝からいきなり「財政力」を誇示。

●第2段階・・二つの私物化、9・21判決に敵対する反憲法姿勢を追及

    06年9月議会でワンダーサイト、新銀行、教育へのしめつけなどトップダウンの弊害を究明。

    11151122125に連続して記者会見。都民・マスコミにアピール。

    12月議会では2つの私物化にしぼって本会議質問。

【2】 07年予算議会への取り組み
●第3段階・・ “さかだち”政治とトップダウン・私物化が表裏一体であることを明らかにし、都政改革の方向示す。

    07予算案では5千億円の増収ありながら「都市再生」、オリンピック基金重点で、福祉・医療の土台を破壊。

    「10年後の東京」ではオリンピック梃子の都市像、3環状道路最優先、環境や福祉は“絵に描いた餅”

【3】 石原都政8年の総決算と吉田万三さん先頭にした都政・都議会改革の道
○都知事を福祉の破壊者(「何が贅沢かと言えばまず福祉」)から、憲法25条まもる先頭にかえたい。

 *オリンピック基金1千億円活用すれば・・。

○教育・人権の破壊者(障害者・外国人・女性・若者・子どもを蔑視)から人間にやさしい都政に。

○憲法改悪・軍事優先(横田基地の軍軍民共用化・麻布へリポート恒久化・有事体制強化)から9条まもる先頭に。

○トップダウン・私物化の都政から都民の声が届き生かされる都政に。

○オール与党・政調費不透明・豪華海外視察の都議会を真に都民の代表に。

トップページへ  はじめ通信目次へ