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戦争賛美教科書の中高一貫校になるのか・・?小石川など3校に「教育推進会議」を設置

●9月22日に都の教育庁学務部長から「教育推進会議の設置について」と題するお知らせがきました。2006年度

に開校予定の小石川、両国、都立大付属の跡地に造る中高一貫校に、一貫教育の特徴を出すため、各校の特徴にあわせ

た専門家を数名づつ配置して意見をもらう「教育推進会議」を設置すると発表しました。

●たとえば小石川高校の後の中等教育学校には、理科好き、数学好きを育てる自然科学教育や、英語教育を推進するた

めとして、国際基督教大学の北原和夫氏などを外部委員として招き、開校後1年後まで提言を受けるとしています。

●中高一貫校第1号の白鴎は、「つくる会」主導の教科書が採用されただけでなく、「教育推進会議」には現教育委員

で、今回「つくる会」教科書をわざわざ推薦して導入した米長氏や、元の文化庁長官で国の中教審の三浦朱門氏など、

教育基本法改悪の急先鋒と見られる人たちが入っており、しかも彼らは多忙なので、実際に会議などに出て実務を進め

る幹事というメンバーをほかに選んでいました。これに比べて、小石川など今回の3校には、幹事は置いていません。

●いずれにしても、都教委が選んだこれら少数の人たちの意見を基に、石原色の色濃く反映された学校づくりを進めよ

うとしていることだけは確実でしょう。
 今回発表の「教育推進会議」の概要は、以下の通り。

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