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11−0207はじめ通信
区議予定候補をはげますつどいでの挨拶(2)

石原出馬の情勢でも真向からたたかえる人は・・

なぜまだ誰も立候補できないのか
●都知事選告示まで、あと一月半ですが、まだ誰も正式に立候補宣言していません。
 その最大の理由は、次は出ないといっていた石原知事4期目出馬が濃厚になってきたからです。
 すると、石原の後継ぎを自称する人が出られないだけでなく、うわさされている前宮崎県知事や、民主党の現職大臣や、自民党からとび出した新党の代表も、石原知事と正面からたたかう旗印はありませんから出にくくなる。
 知事選の様相は、ガラッと変わってしまいます。
 共産党も参加している革新都政を創る会の推薦候補以外には、この12年の石原都政をバッサリ切ることも、石原都政に代わる都民中心の都政を切り開くこともできません。

石原バクロ本も材料は共産党頼み
●それが証拠に、最近注目すべき石原都政バクロ本が、宝島社というフジサンケイグループの企業から出されましたが、読んでみてビックリです。
 前書きに「石原知事のカネと金づるを徹底して追跡した」と書いてあるんですが、この本の作者が独自に掘り出したネタはわずかで、石原知事の海外出張や、新銀行や、オリンピック誘致のムダ使いや、築地市場の強引な移転計画や、四男を売り出すためのワンダーサイトなどなど、ほとんどのバクロ材料が、都議会で私を含めて共産党都議団がこの12年間徹底的に調査し追及したことばっかりなんです。数えてみたら、158項目もありました。しかも私自身が石原知事と激しくやりあったものだけでも65項目でした。
 こういう本が財界系の所から出るということは、財界の一部にもう石原を引きずりおろせという声があることは間違いない。しかし石原知事を追及する材料は、ほとんど共産党都議団からもらうしかない・・。これが彼らの現実なんです。

小池晃は都民の願いと自分の夢を天秤にかけない
●こういうときに12年の都政の流れを完全に変えるまで、あらゆる問題で徹底して論戦できる候補者として、革新都政の会から小池晃さんが推薦されました。(右の写真は、昨年まだ国会議員だった小池さんに、医療要請するそねはじめ前都議)
 残念ながら一般マスコミが先にこれを報道したとき、小池さんの将来について「もう国政の場に戻れなくなってしまうんじゃないか」など心配してくださる方がたが多数ありました。。
 私は、今都民をさんざん痛めつけながら12年も知事の椅子にいすわっている石原知事の悪らつさ、悪賢さを都民に一番分かりやすく、かつ鋭く訴えきれる政治家として心ある都民の方々から「小池あきらさんこそ最もふさわしい」という声が上がった以上、小池あきらという政治家は、都政を変えたいという切実な声や願いと、国会に戻りたいという自らの展望を天秤にかける事は絶対にしない人だとおもいます。
 私がこう思うのは、反響の一つとして「小池さんを出すなら曽根がいるじゃないか」と言う方がいたからなんです。もちろん目が笑っていましたから冗談です。
 でも自分だったら何としても戻りたい都議会の議席と、いま自分の力が一番求められているたたかいとを天秤にかけるかといえば、やっぱり掛け値なしに都民の声にこたえる道に全力で飛び込むと思います。小池晃さんもそういう政治家だと、私は受け止めています。

1兆円をバブルの塔建替えに使われてよいか
●都政の争点は、いま極めて鮮明です。
 日本の政治で、いま住民のために新たな政策を打ち出す力を持っている点で、都と23区ほど豊かなところはありません。
 都には1兆円超える溜め込みがある。これをまたぞろ2020年オリンピック招致や高速道路や臨海の赤字穴埋め、しまいには都庁建て替えなどに使われてしまうのか、それとも都民のために使えば、全国一の福祉が復活できる、そのために使えるのかの分かれ道です。

●私も、直面する北区の選挙で共産党が何としても勝ち抜くという最大の使命にむかって全力で走りながら、そのためにも、もし小池さんに決まれば、区議選直前の都知事選挙で、都政の大きな転換の展望を示すことができるよう、小池晃さん応援に力をつくす決意です。
 どうぞ皆様のご支援をお願いします。

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