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はじめ通信10−0422

4・21演説会そねはじめ前都議のうったえ

◆本日は会場いっぱいの皆様にご参加いただき、本当にありがとうございます。
私、昨年七月の都議選敗北の翌日から、議席奪還をめざし北区内を日々かけめぐっております、そねはじめでございます。
◆政権交代から7ヶ月、私自身の活動を通じて痛感するのは、国民のくらしも仕事もここまで追いつめられているのに、現政権与党も、旧政権与党・現野党も全くこれに目を向けようとせず、またその力も無い。
 その中で日本共産党のガンバリがこれほど待たれている時は、かつてなかったという思いです。
ということは目前に迫った参議院選挙こそ、私たちにとって乾坤一擲のたたかいになる・・ここで日本共産党が前進できなければ、来年のいっせい地方選挙もその先の都議選・総選挙の展望も開かれないということではないでしょうか。何としても勝たせていただきたい。宜しくおねがいします。
◆経済は上向きなんだと盛んに宣伝されていますが、とんでもない。
 先日お訪ねした年輩の女性は、医療・年金・増税など自分も大変だが、もっと心配なのは大学を出て就職浪人3年目のお孫さんだといいました。心配のあまり知り合いの会社に頼み面接の約束まで取り付けて本人に言うと、おとなしかった孫から『余計なことするな』と怒鳴られた。『今は公務員でなければ人間らしい暮らしなんかできないんだ』と言ってひたすらあちこちの公務員・教員試験を受けているそうです。大企業による雇用破壊・使いすての現実が若者をそこまで追いつめています。
◆しかし彼が救いの道と信じる公務員のイメージも政府やマスコミがふりまく幻想に過ぎません。
 例えば公務員で一番数の多い教員の現状はどうかといえば、この10年で病気による休業・退職が2倍、中でも精神疾患が3倍近くに激増し、定年をあと何年も残し燃え尽きてやめていくベテラン教師が、東京では半数ちかいんです。
 民間でも公務員でも正規労働があたりまえの人間らしい雇用と職場をとゆいいつ訴えている日本共産党を伸ばして若者と労働者の未来を切り開こうではありませんか。
◆また一方で、北区議団がお願いしている区民アンケートの回答で一番切実なのは高齢者対策、とりわけ深刻なのは介護保険です。北区でこの数年介護認定切り下げの嵐が荒れ狂ったからです。
 日本共産党は利用者や介護事業者とともに全力でたたかい、区長に是正を約束させましたが、まだ悪影響が続いています。
◆今回もある無記名のアンケート回答で、87歳姉を介護しているという82歳の妹さんは、「姉の認定が要支援まで下がったが、どうしても週2回のヘルパーでは足りず掃除を追加し月1万円自費払いしている。病院も往復タクシーを使い自分が付き添いしている。自力で一歩も外に出られない姉を北区はなぜ介護の必要なしと決め付けるのか。自分も病気があり、バスで10分の姉の家にいつまで通えるか分からない。姉も私を心配しながらもどうしようもなくて頼んでくる」と綿々と書きつづってありました。
◆北区が先取りした、こういう介護認定切り下げで保険財政を余らせ、予算を削っていくやり方を、昨年自民公明政権が全国規模でやろうとしたとき、これに体を張ってストップをかけ、ついに厚労省に事実上撤回させたのが、実は小池あきらさんでした。
◆小池さんは北区の病院に医師として働き、地域医療の第一線で、命の重みを実感する日々を送りながら、貧困な医療のもとで苦闘する患者さんや医療従事者を守るためにも、政治を変えなければと12年前に参議員比例代表で初当選しました。
 国会での質問は三百数十回、テレビ討論番組への出演も年間七〇回以上。「建設的野党を掲げる共産党きっての論客」とテレビでも紹介されました。
 日本共産党と小池さんの奮闘する姿を、まだまだ知られていない北区の全ての有権者にとことん伝えていくために、私自身がんばりぬこうと決意しています。
◆北区最大の懸案・病院不足問題は、区民誰もが不安をもち、特に北区ゆいいつの総合病院・社会保険病院は公的存続が区民の総意です。
 ところが社会保険病院や印刷局病院など公的病院は、民間などに売却しろと先頭に立ってきたのが渡辺喜美議員だと知らずに「みんなの党」に区民の期待が高まっています。政治のまやかしを何としてもうち破っていかねばなりません。
 参議院選挙で日本共産党が躍進し、東京選挙区から小池あきらさんを勝ち抜かせてこそ、国民のくらしと平和への願いも切り開かれるとの決意でがんばりぬきたいと思います。どうぞご支援をお願いいたします。

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