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はじめ通信10−0215
JR後援会でのあいさつから
今年こそJRでの労働者のたたかいの飛躍の年に

●JR後援会の旗開き、おめでとうございます。
 今年こそ国鉄民営化以来の皆さんの職場や労働組合でのたたかいの大きな勝利への飛躍をなし遂げ、参議院選挙で日本共産党の国政での大きな躍進をかちとる年にするために、私は3つの点で共に頑張りたいと思います。

●第1には、1047名の不当解雇・採用差別問題の勝利解決に向け、国民の審判による政権交代で生まれた絶好のチャンスを生かし、何としても政治的・道義的解決をかちとるということです。
 共産党はもちろん、民主党の鳩山氏自身が昨年「24年とならないうちに解決を」と表明し、前原国土交通相もこの1月に「一日も早い解決を」「要請があれば対処したい」と述べるなど、現与党幹部があいついで解決への努力を表明しています。
 わが党は最後まで皆さんとの連帯を貫くと同時に、今勝ち取れる最大の成果をあげられるよう全力をつくします。

●第2には、国労はじめ労働組合運動の大きな前進で、”ルール無き資本主義”から脱却するための第1歩として、北区におけるまともな労働運動の市民権を獲得するためにともに奮闘したいということです。
 いま世論調査で、若者の8割が労働組合の必要性を認め、共感を寄せているという結果が出ています。それだけ大きな雇用不安の中に置かれているのです。私たちが北区成人式で行なったインタビュー調査では、大手スーパーで働く新成人の男性が「毎日2時間のサービス残業が当然のように押しつけられ、組合も含めて誰も文句が言えない」と話していました。
 連合加盟の多くの労組では、国や自治体の公務職場の破壊や民営化と正面からたたかわず、現政権を新自由主義・「構造改革」路線にとどまらせる役割さえ果たしています。
 私たちは引きつづき職場や地域、街頭などで、派遣や非正規を含め労働者の相談をうけ、大企業や当局の攻撃から権利と生活を守りながら、労働運動の前進に連帯していく決意です。

●第3に、日本共産党は、雇用破壊の大きな契機となった99年の派遣労働の全面自由化に反対したのをはじめ、2008年2月志位委員長の50分に渡る派遣労働問題の総括質疑を皮切りに徹底して大企業の雇用破壊を追及し、派遣労働法の抜本改正をはじめ労働者の立場をつらぬいてきた政党として、夏の参院選で比例の5議席と共に、東京選挙区で小池あきら政策委員長の3期目を必ず勝ち取る決意です。皆様のご支援をお願いします。

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