日頃都民のための都政推進に敬意を表します。
　さる４月４日午後、明治通りとキリンビール通りが交わる堀船公園前交差点内の街路灯が、強風の中、倒壊しました。明治通り側に倒れた街路灯は、通りかかった車両の荷台屋根部分を直撃しました。幸い人身事故には至りませんでしたが、歩道部分は通学路にも指定されており、原因の究明と再発防止の対策が至急求められます。
　この一帯は、東京書籍本社ビル、マンション建設等によりビル風による複合的な要因で強風が発生することがあり、高齢者の方は、荷物を抱えたまま動けなくなることもあるほどです。昨年には、東京書籍本社前の街路樹が折れ、今回は、鉄製の街路灯の倒壊という事態が発生しました。

　直径１５センチほどの鉄製のパイプがこのようなかたちで倒壊した例は、第六建設事務所の担当者も「例がない」とのことでした。折れた断面をみると、かなりの腐食があり、現地の強風とともに、鉄柱の腐食による要因が考えられます。街路灯を管理している都の管理責任が厳しく問われるものです。

　つきましては、以下の点を、緊急の対策として申し入れます。必要であれば、関係機関とも協議し、早急の対処をお願いします。
　　　　　　　　　　　　　　記
１・今回の街路灯の倒壊の原因究明と、昨年の街路樹の切断の原因の調査。
２・堀船公園前交差点周辺のビル風による風害の実態調査を実施すること。
３・倒壊したのと同型街路灯の安全確認・早期復旧、改修を進めること。
以上