≪ ワールドサッカー(TV) ≫

 日韓共催FIFAワールドカップで、日本がサッカーで沸きかえっているときに、日本脱出した私。 スポーツ関係は、自分が運動音痴のせいか(?)あんまし興味がない・・・。

 アメリカでは、サッカーはマイナーなのか、テレビ放送がないみたい。
アメリカ人の友達に「アメリカはワールドカップに出るの?」と聞いたら、「さぁ、知らない・・・」と言ってた。 アメリカは、バスケやアメフトが超人気スポーツで、次いで野球みたい。
ワールドカップにアメリカ出場してたのに・・・かわいそう・・・。

 しかし、すぐお隣の国、メキシコはサッカーが大・大・大人気!(メキシコ紀行でも掲載予定)
ライブで、ワールドサッカーの試合を中継してる。日本が夕方から夜の試合の場合、 こちらでは夜中から明け方になる。
んで、サン・アントニオの友達宅では、メキシコTVも放映されてる・・・ケーブルTVだからかわかんないけど?

 日本の試合がある日は、彼らの日本人のお友達(Yuuさん、たかしくん)も来て、 皆でお酒飲みながら、中継時間までヒマ潰ししてた。
そして、試合が始まると、みんなでTVに向かって応援!
しかし、私が見ると負ける・・・とゆージンクスがあるんで、あんまし見たくなかったんだけど、 なんせ、メキシコの実況アナウンサー&解説者がおもしろい! 日本で見るより断然おもしろい!!

 まず、名前。
世界でも活躍してる有名選手の中田英と小野には、「ナカタ サーン、オノ サーン」と「さん」付け。
あとの選手は呼び捨てなんだけど、もう1人いた中田選手(名前知らない)には、 「Otro Nakata(オトロ ナカタ)」・・・もうひとりの中田・・・と呼ばれていた。 ちょっとかわいそう・・・だけど、笑える。
あと、鼻が折れて黒マスクしてたキャプテンの宮本(?)。 一度も「ミヤモト」と名前を呼ばれることがなかった。
なんと呼ばれていたかって?
「Capitan de la mascarilla(キャピタン デ ラ マスカリィジャ)」・・・マスクのキャプテン。
「ミヤモト」と言ったほうが、短くて簡単なのに・・・しかし、早口で言うこの言葉の響きが笑えた。
最初のころは「ゾロ」と言ってたそう。"怪傑ゾロ"の"ゾロ"のこと?

 そして、ゴールの時は、1分間ぐらい「ゴール、ゴール、ゴール・・・」と叫び続けるか、 「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール」と、 いつまで息が続くかってゆーぐらい言ってた。
なぜかこのメキシコTVの実況アナウンサーと解説者は日本びいきだったらしい。

 サン・アントニオでは、日本の試合は2回見た。
1回目は、どことしたか忘れたけど、負けるかもしれないことを覚悟で見てた。 けど、途中途中、睡魔が襲ってきて、ウトッとした瞬間になんと日本がゴール。 皆がワーッと喜ぶ声でハッと目覚める。み・みてなかった・・・。
しばらくして再び、ウトッとした。と同時に日本がゴール。結局のところ、2点ともゴールの瞬間を生で見てない私・・・。 これがよかったのかも?

 2回目は、最初から見ずに寝ることにした。けど、1人じゃさびしいんで、皆がTV観戦してる傍で寝てた。 熟睡とまではいかないんで、寝ながらも、TVや皆の話し声が聞こえる。
「あ〜ぁ」とゆーため息の声で起き上がる。と、日本は負けてた・・・。
んーとぉ、私の"ジンクス"って何だったけ?

 そー言えば、韓国。みんなで言ってた・・・韓国は、審判員に金を払ってる・・・と。 だって、どーみても(サッカーよくわかんない私が見ても)、韓国に有利なような判定ばっかし。 皆も思わなかった?
そこで、Tacaが予想・・・いや、予言? 「韓国は準決勝までいって、準決勝で負けて、3位4位決定戦となるはず。」
とゆーのは、準決勝まで韓国は地元スタジアムでやるでしょ?細工が効くってこと? んで、決勝は日本だから、細工の効かない日本までは行かないはず。 ・・・当たってた!笑える・・・。



≪ オススメグッズ ≫

 彼らが住んでいたアパートメントは、ダウンタウン近郊でプール付。おまけに彼らの部屋は2LDKにテラス付。
学生分際で贅沢と思いきや、1ヶ月8万円ぐらいって言ってたかな? まぁ2人で住んでいるんで、1人月4万円なら安い物件かな?
余談だけど、彼らの部屋の向かい側にも男性2人が住んでいた。が、彼らは"ゲイ"らしい。 確かに男性しか出入りしてないみたい。
ってゆーか、Tacaとてっちゃんも男2人だから、彼らは同類と見てるんじゃない?と言ったら、 とりあえず、私をはじめとする女性陣も出入りしてるんで大丈夫(?)だそーな・・・。

 ある日、ジリジリと照りつける日差しに「プールへ行こう」ということになった。 私の旅行には水着は必携品。例え泳げなくても・・・。
で、海だったら、泳げなくとも波にもまれて遊べるけど、プールは泳げないとつまらない。そこで 「浮き袋ない?」と聞くと、「ない!」とゆーことで、スーパーへ買出しついでに浮き袋売り場へと行ってみる。
いろいろ浮きはあるけど、子供向けがほとんど・・・そこへ、直径10cm長さ2mの棒状のものを見つける。 発砲スチロールっぽい材質だけど、結構しなるし、 棒の中には直径2cmほどの空洞がある。
使い道よくわからないけど、おもしろそうと2本ゲット。なんと、1本US$2〜3で安かった。

 帰ってきて、早速その浮き棒なるものを持って3人でプールへ向かう。夕方だけど、まだ暑い。 プールには誰もいなくて、貸切状態。
なんかこれで人はつかまって浮くの?というぐらい頼りなさそうな浮き棒は、なんのその、よく浮く。 おまけにしなるんで、U字にして両脇に挟めると、平泳ぎができる。
浮き袋は、水と体が同化しにくいけど、これは、水と体が一体となり、気持ちよく泳げる。 泳ぐってこういうことね・・・などと実感できる優れもの(泳げる人はここまで感動しないかも?)。 水面を叩く男

水を噴出す男  しかし、この浮き棒は遊べる。
左写真は、狂ったように(?)水面を叩く男。 右写真は、噴水のまね?でもしているのか、空洞にたまった水を噴きだしている男・・・決して怪しい人たちではありません・・・。
しかしまぁ、大の大人3人、ガキのようにはしゃぎまくってた。おもしろかったとゆーか楽しかったとゆーか、 久々、お腹を抱えるぐらい笑った。
このあと、日が沈み、いきなり冷え込んできた中、3人ブルブル震えながら部屋へと戻ることになったけど・・・。 Yuuさん作

 後日談、彼らの友達Yuuさんが、ソファでお昼寝中(彼はなぜかいつもここで昼寝をして、自宅へ帰る)、 買い物に出かけることにした。 出る間際、Yuuさんの頭元には、例の浮き棒を2本立てかけて出て行った。
買い物から帰ってきて、部屋へ入ると、ソファにはもうYuuさんの姿はなかったけど、部屋の隅には 見かけたこともない人の姿が・・・(左写真)。
それはそれは、見事な出来! 浮き棒を軸に、Tシャツにパンツ、ソックスにスニーカー、麦わら帽子にサングラスとなかなかのいでたち。 クッションとスタンドをうまく利用して、立たせてあった。 ちなみに顔は、メキシコのなめし皮(よく部屋内で見つけたもんだ・・・)。
まぁ、Yuuさんって、独自の世界を持ってて、芸術的なセンスもあるんで、彼らしい作品とでもいいましょうか・・・?

 とにかく、浮き棒は十分に活用できるグッズなのです・・・。




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