ガラパゴス諸島には、固有種2種(
ガラパゴスリクイグアナとサンタフェリクイグアナ)が棲んでいると言われている。
固体数はかなり少なく、サンタ・クルス島(Santa Cruz)、
プラサス島(Plazas)、イサベラ島(Isabela)、
サンタ・フェ島(Santa Fe)
に生息するのみ。
固体数が少ないと言うのは、"肉や皮が珍重された"ため。結局のところ、人の乱獲が原因。

以前なにかのTV番組で、「新種のリクイグアナが見られるようになった・・・」と耳にした。
'98〜'99のエルニーニョ現象で海の生物が死に、それを餌にしていた生き物−アシカ、ウミイグアナ、ウミドリ、ガラパゴスペンギン
などが数多く飢え死にした。そのとき、ウミイグアナたちは食べ物を求めて陸上にあがり、草など陸上のものを口にしていたらしい。
エルニーニョ現象も結局は、人間が引き起こしてできた現象。
いつも直接被害に会うのは、自然と共に生きる生き物たち・・・。
ウミイグアナが陸に上がると、必然的にリクイグアナと急接近・・・なんとそのとき、ウミイグアナとリクイグアナの子供ができた。
今では、ガラパゴスリクイグアナに混じって、ちょっと違った色合いのリクイグアナがところどころで見受けられているそう。

今回、サンタ・クルス島の西側に隣接するプラサス島でガラパゴスリクイグアナ、
サンタ・フェ島でサンタフェリクイグアナと両方に出会えることができました。
ここでの写真は、プラサス島で撮ったガラパゴスリクイグアナがほとんど。
唯一、最後の1枚だけが、サンタフェリクイグアナです。
どこがどう違うのかあまりよくわからない私なのですが・・・。
左上写真は、リクイグアナの棲むプラサス島の丘の上から。海へと続く丘には、あちらこちらにリクイグアナの食料であるサボテンが生えている。
実はこの写真のサボテンの下には、リクイグアナが休憩(?)しているのだけど・・・わかるかな?
右写真は、プラサス島の歩道。人が歩く場所はだいたい決まっている。
でも、歩道と言えども、リクイグアナたちには関係ない。ここは彼らの居場所なのだから・・・。
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食料のサボテンの下で・・・ 雑誌のモデルのような(?)イイ
顔してます!拡大してみて! |
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食料のサボテンの下で・・・ ニンマリ笑っている(?)顔がステキです!
拡大してみて! |
口に何か挟まってますが・・・ゴハン・・・いや、葉っぱの切れ端?
気づいているのかなぁ〜?ずっとそのままだったんだけど? |
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まるまると肥えているように見えますが・・・
お腹いっぱいなのか、満足な笑みをしてます |
頭だけひょこんと出して、じっと見つめてる・・・
こちらの動向を伺ってるんでしょうか? |
「なになに?」こちらも聞き耳(?)を立ててるようです・・・ |
★おいしそうに食べてるリクイグアナの写真をしばらく撮っていたら、
おもしろい写真になっちゃいました。5枚仕立てでどうぞ。特にDはいい感じ。拡大O.K!
【登場イグアナ; 食欲旺盛なアー(A)ちゃん、控えめなベー(B)ちゃん、顔だけ登場のセー(C)ちゃん】
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@ アーちゃん; がぶっ!
セーちゃん; ・・・ |
A アーちゃん; ぶちっ!(噛み切る音)
セーちゃん; ・・・ |
B アーちゃん; むっしゃむっしゃ・・・
セーちゃん; ・・・(鼻先だけになってしまった) |
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C アーちゃん; がぶっ!
ベーちゃん; う・うまそうに食べてるなぁ・・・
(と近づいて行く) |
D アーちゃん; くわっ!邪魔すんなぁ!
ベーちゃん; はい・・・(この後、おとなしく去って行
ったベーちゃんである・・・) |
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ガラパゴスリクイグアナに比べて、たくさん見受けられなかったサンタフェリクイグアナ。
写真も帰ってみたら、この1枚だけだった・・・貴重な1枚となってしまった。
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