サント・ドミンゴ(新市街)


☆ 6/ 7

《空港編T》  《空港編U》  《タクシー編》  《ホテル編T》  《散策編T》  《散策編U》  《ホテル編U》 

☆ 6/ 8 

《散策編T》   《散策編U》   《タクシー編》   《ショッピング&私についてのコメント編》  

☆ 6/ 9 

《ホテル編》   《レストラン編T》   《レストラン編U》   《散策編》   《タクシー&空港編》  



 6月7日朝、マイアミ8:20発、空からのカリブ海を見たく、窓際の席をとってもらいました。
しかし、その席は一番後ろの席。真横を見れば、後部エンジンがウォンウォンとうるさくうなっているのが見える・・・。 まぁ、翼が邪魔しない分いいか・・・と思って、ふっと辺りを見回すと、私を取囲むように客室乗務員が座ってる・・・。 おまけに「なぜ、ここに座っているの?」と言わんばかりに不思議そうに見てる・・・。
で、他の乗客達はとゆーと、後から4番目までの席で皆収まっている・・・。

なぜ?私だけが離れてここに??

 疎外感を感じつつ、まぁ、いいかと思っていたら、 客室乗務員が見るに見かねた(?)のか、2つ前の席と換わってくれた。が、そこは確かに窓際の席なんだけど・・・ 非常口の傍だったんで、窓から一つ分の席のスペースがあって、それから席があるため、窓際と言えども 窓が遠い・・・。
そして、着陸時に気づく・・・「えー、海が見えない」(遅い・・・)。

 サント・ドミンゴのラス・アメリカス国際空港に10:00着。

 入国審査時、トラブル(?)発生。とゆーのは、飛行機の中で入国カードを受取り書こうとしたら、 男性乗務員が私の入国カードを取上げて、「あなたはこれはいらない。空港で10ドル払えばいい。」 と言った。
へ?入国カードいらないの?ともう一度聞きなおすが同じ返事。
へーそうなの?と思い、入国審査前に窓口でUS$10払い、カードを受取る。この時窓口の人が 「アメリカから?」と聞いたので、「はい」。 だって、アメリカから飛行機できたんだもの・・・。 でも、その前後に何か言っていたよーな?聞き取れなかったんだけど・・・。

 入国審査時、係員が「???」の顔。「あなたどこから来たの?」 「日本からです。」 「観光です。」「1週間です。」とやりとりしながらも、隣の係員に首をかしげながら何か話している・・・。 何?何?何?と思っていたら、「これ(10ドル払って受取ったカード)は君はいらないんだよ。でも、まぁいいか・・・。」 ってな感じに言って通した・・・。
なんだったの?結局、入国カードなしで入国してしまったんだけどぉ。

 あとで思ったんだけど、飛行機の客室乗務員は私をドミニカ共和国に住んでいる日本人か中国人に間違えて、 1人でアメリカまで出かけて行って、帰ってきているとでも思ったんでしょう。とゆーより決め付けられた感じ・・・。
なんせ、外国ではいまだに学生と間違えられるくらいのベビーフェイスの私が、 まさか日本から1人旅とは思ってもみなかったんでしょう。
なぜ、私がそう思ったかはドミニカにいる間、何人かの人から同じようなことを言われたから・・・。

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 ようやく荷物を受取り、税関チェックも何もないままドアを出たら、お兄さんが紙コップを 渡してくれました。
もしかして、これは・・・ (ここラス・アメリカス国際空港ではラム酒サービスがある と何かに書いてあったよーな?) と、一口のんだら、やっぱりそうだった!ラム酒!うまい!
普通の紙コップいっぱいに入れてあり、全部飲むと結構きそう・・・と思った矢先、肩にかけてあった 荷物のバランスを崩してしまい、半分ぐらいのラム酒が私のジーンズへと飲まれていってしまった・・・。
も・もったいないと言いつつ、残りのラム酒を一気に飲みほし、到着ロビーへ。

 ラム酒で濡れたジーンズを拭きながら、ほろ酔い気分でツーリストインフォメーションを探すこととなりました。

 重い荷物を背負ったまま、1F、2Fとツーリストインフォメーションを探すけど見当たらない・・・。
そこで、2Fのチケットカウンターに座っていた女の人に場所を聞くと、どーやら、お兄さんがラム酒を配っていた 付近にツーリストインフォメーションがあったらしい・・・ラム酒に気を取られていて気付かなかった・・・不覚でした。
でももう、到着ロビーに出てしまったら、再びその場所へ戻ることができないと言うことで、一般の インフォメーションを案内してもらうことに・・・ 「ほら、あそこにあるでしょ。」と言っているけど、わからない・・・。「え?どこ?」 「ほら、あそこ。男の人が座っているでしょ。」もしかして「あそこ?」  備え付けの出店みたいにテーブルだけが置かれていて、何回かそこを通ったのにインフォメーションとは 気付かなかった・・・。

 女の人にお礼をいい、インフォメーションへ。
言葉を掛ける前にすでにインフォメーションのお兄さまと目が合ってしまい、なぜかお互いニカッと笑い合う・・・。
そして、US$50前後でお薦めのホテルはないか聞いてみる。

 今回は女一人なんで、泊まる所は セキュリティがある程度しっかりしていたほうが安心。かといって、日本のガイドブックに載っている ホテルは、US$100は軽く越しているし、安くてもUS$65〜。これにTAX10%とサービス料10%加算されるのは ちときつい・・・。

 何ヶ所か電話をかけてもらった結果、 ホテル内にショッピング・プラザがあるのか、ショッピング・プラザ内にホテルがあるのか わからないけど、とにかく買い物に便利そうだし、1泊US$55だしとゆーことで、HOTEL PLAZA NACO に決定!

 お兄さまとは、片言のスペイン語と英語でその他もろもろお話ししたと思うんだけど、 内容を覚えていない・・・とゆーことは、大した話はしていないんだろうなぁ。
でも、とてもよくしてもらったし、話していて楽しかったです。 ありがとう!お兄さま!名前忘れちゃったけど・・・。

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 空港の外へ出て、なんだかんだと声を掛けてくる人を払いのけ、タクシー乗場へ。
ちょっとしたデスクが目の片隅に入る。ん?と思ってデスクの方をよく見ると、またまた、 そこに立っていたお兄さまと目が会う。そして、またまた、なぜかお互いニカッと笑い合う・・・。
そして、お兄さまは笑いながら"おいでおいで"してる・・・。もしかして、タクシー乗場のカウンター? と思いながら、近づいて「タクシー?」と聞くと、お兄さまはうなずいて「どこまで?」と聞かれた。
インフォメーションのお兄さまが書いてくれたホテルの名前と住所のメモを見せ、いくらかかるか聞いた。

 ドミニカ共和国では、一応、場所場所(かな?)でタクシー料金の基準があるらしく、 距離と値段が書いてある紙を一緒に見ながら、 「んー、400ペソ(約3000円)」とお兄さまは言った。「げー、高いー!」・・・でも、ふっかけられてるわけでは ないよね〜?まぁ、30km以上離れているからそのくらいは仕方ないか・・・と、私って諦めが早い?

 ドミニカ共和国では、ホテルもタクシーもCDも靴も洋服も、悲しーかな、値段は日本とあんまりかわらない。
まぁ、地元の人がよく利用する乗合タクシーなんかは安いけど・・・。

 そして、お兄さまは、降りる時に運転手に渡すようにと言って"RD$400"と書いた紙切れを渡し、 タクシーに案内してくれた。

 助手席に乗るべきなのか、後ろに乗るべきなのか一瞬考えたが、結局、荷物共々後ろに乗った。
そして、タクシーのおじさんが私にお願いがあると言っている・・・。なんだろう?と 思ったら、おじさんの友達も一緒にサント・ドミンゴの市街地まで乗せて行きたいと言っている。
「私の友達なんだ。私の友達なんだ。いい?いい?」何度も繰り返して言ってる・・・。 別にいいけどぉ〜。
「ありがとう。ありがとう。」と、おじさんにこやか。

 おじさんの友達は助手席に乗り、いざ出発。・・・と、車のラジオからメレンゲの音楽が! ひゃ〜、さすがドミニカ共和国!メレンゲだー!メレンゲだぁー!!
思わず、体を乗り出しておじさん達に話し掛ける。
「私、メレンゲ大好きなんですよぉー。 サルサも好きなんですよぉー。日本で踊ってるんですよぉー。」
ってな乗りで・・・。
車窓から 車窓から  空港からサント・ドミンゴ市街地までは、カリブ海沿岸の道を走る。 (両方とも、空港〜サント・ドミンゴ間のタクシー内から撮った写真)
ラジオから聞こえてくるメレンゲをBGMにカリブ海沿岸をドライブ(?)
・・・夢見心地でした。
幸せ〜。



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 市街地へ入り、HOTEL PLAZA NACOへ到着。
ホテルのカウンターへ行くと、笑顔の素敵なおじさまが出迎えてくれた。そして、予約していたかどうかを 聞かれ、予約したと言ったが、どーやら予約はされていないみたい・・・。で、同じフロアにある予約カウンター(?)へ 案内された。

 そこには、電話で楽しそうに話している人と、その話を聞いて笑いながらパソコンに 向かっている人と、何をしていたかよく覚えていない人の3人の若き女性陣が座っていた。
電話で話している人が、私に「待って」と合図しているが、一向に話し終わる気配なし。 やっと、電話を切って、私の名前、どこで予約したか、などなどを質問。ベラベラとスペイン語を話されても 聞き取れないし、彼女達の英語も聞き取りづらい。
いつの間にか3人の女性陣が取り囲み、次から次へと 質問攻め。あまりの迫力にたじたじの私は、何も答えられない・・・め・めげそう・・・。
いやいや、めげてなるものかぁー!と、なぜか顔はにこやかになってる私。

 そこで、ふっと気付く・・・そーいえば、私、予約してない。
だって、空港のインフォメーションで、自分の名前を言った覚えがない。お兄さまは、空室と値段の確認だけを とってくれただけで、予約まで入れてなかった・・・。
「ごめんなさーい。私、予約してませんでしたぁ。」と言うと、ちょっと呆れ顔。
再び、ホテルのカウンターへ連れて行かれる。とりあえず、怖いお姉さま方から逃れられる。ホッ。

 カウンターには、先ほどの笑顔の素敵なおじさまと、笑顔の素敵なお姉さま(先ほどの3人とはうってかわって 穏やかでやさしそう・・・いや、とてもやさしかった)がいた。

 チェックインの手続きをしている間、笑顔の素敵なおじさま(名前聞いたけど忘れた・・・)がいろいろと 話し相手をしてくれる。で、「日本語で"Bienvenida!"は何と言うの?」と聞かれ、「ようこそ!」 と答えたが、後になって思う・・・「あれ?何で私、この意味知ってるの??」。まぁ、知らず知らずのうちに 身に付いていたんでしょ。きっと・・・??

 笑顔の素敵なおじさまは「君の部屋は素敵な部屋だよ。」と言って、ボーイを呼んだ。
「ありがとう。じゃぁね〜。」と言って背を向けたら、笑顔の素敵なおじさまは小声で練習し始めた・・・
「ようくそ。ようくそ。」・・・うう、ちょっと違うんでないかい?

部屋の中  部屋は広く、キッチン付。そしてダイニングテーブル、鏡台、ライティングデスク、ソファー、ケーブルテレビあり。 有料だけど、ミニバーもちゃんと付いてる。ちなみにミネラルウォーターはタダだった。
ベッドはダブルベッドで、カバーが私の大好きな色、黄色とグリーンのストライプ。カーテンとお揃いだった。
バスルームもやったらと広くて、アメニティーも揃っていた。
ただ、肝心の窓からの景色が・・・隣のビルの壁だった・・・。まぁ、海からちょっと遠いし、街中だから仕方ない として、とにかく1泊US$55にしては結構いい方でしょ?



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 とりあえず午後は、ドミニカ共和国情報を得るため、唯一日本語がわかる旅行会社を訪ねてみることにした。
ホテルカウンターで笑顔の素敵なお姉さまに「ここはどこ?」とガイドブックの市内図を見せ、まずホテルの場所を チェックしてもらう。 そして、お目当ての旅行会社のあるストリートをチェック。歩けば結構あるが、街中を散策したい私にとって、 タクシーは乗りたくない。まだ、日も高いことだし、歩いて行くぞー!

 しかし、甘かった・・・日差しが半端じゃなかった・・・ジリジリと照り付け、焦げそう・・・。 ドミニカ共和国は、今時期は雨期じゃなかったっけ?雲一つないじゃない!

 地図上では、近道もあったけど、車や人通りの多い大通りに沿って歩かないと、はっきり言って、怖い!
脇道も結構広いけど、恐ろしいくらい人通りがないし、人がいても男衆が何人かたむろっている。 地元女性が1人で歩いているような道だったら、大丈夫だと思うけど・・・。

 で、大通りをてくてく歩いていると、ス・スゴイ!何がスゴイかってゆーと、走っている車の中から、 バスの中から、道行く人から、ありとあらゆるところから、男性が声を掛けてくる。
一番多かったのが、「China(チーナ)!(中国人女性に対しての呼名)」。私は中国人ではないので、 とりあえずムシ。
それから、「Nin~a(ニーニャ)!(女の子、少女に対しての呼名)」。私は立派な(?)女性じゃ! そう見られないのが悔しい・・・これまた、ムシ。
「Japonesa(ハポネッサ)!(日本人女性に対しての呼名)」。待ってましたとばかりに、 にこやかに「Hola(オラ)!(やぁ!みたいなくだけた感じのあいさつかな?)」と返事をする。 私って現金?

 ドミニカ共和国は、ラテン系白人と黒人の混血がほとんどを占めているため、どっちかといえば、 黒に近い肌色が多い。で、数少ない黄色人系はほとんどが中国人らしい。だから、私を見ると ほとんどの人が「China」と思うのは当然。しかし、ドミニカ共和国にいる間、私は、日本人はもとより 中国人までも見かけることがなかった・・・。きっと、目立っていたにちがいない・・・??

 それに、ドミニカの人たちは、日本人に対してとても友好的 と聞いていたけど、確かにそれは 至るところで感じた(後々、話にでてくるよ!)・・・だからこそ、私は「Japonesa」にこだわってたりして。

 目的のストリートへ着いたものの、旅行会社の番地とは程遠い。しばらく歩いたけど、番地が近づく気配なし。
そこで、道端で新聞を読んでいたおじいさんに道を聞いたが、わからないと言っている。
仕方ない、もう少し歩いてみるか・・・と思ったら、どこからともなく、誰かが私を呼んでいる? 声のする方を見ると、ちょっと奥まったビルの出入口にいたお兄さまがニコニコしながら 手招きしてる。おじいさんに道を聞いていたのを一部始終見ていたのか、「どこに行きたいんだ?」 と聞いてきた。旅行会社名や番地を言ったけど、結局わからないみたい。
でも、「君は日本人だろ?わかるよ。いくつなんだ?」なんて聞いてくるもんだから、「ヒミツ」と 答えたら、「わかるよ。Diecisiete!」。スペイン語でパッと数字言われても、まだすぐにピンとこない。 1から数えていかないと・・・。そしたら、「Seventeen.」と英語で言ってくれた・・・が、私の頭の中では 「セブンティーン?へ?17?いやいや、セブンティ?いくらなんでも70歳とは思わないだろう・・・。 ってゆーことは、やっぱり17歳??」などと駆け巡っておりました。いくらなんでも・・・ねぇ。(私の実年齢を 知っている人は大笑いでしょ?)

 その後しばらく、お兄さまとは他愛もないお話をして別れたんだけど、このお兄さま、 ここで何をしていたか?とゆーと、このビルの警備員みたいだった。で、このビルの中をちらっと 覗いたらATM機が並んでいたような?とゆーことは、金融関係のビルだった? でも、私とずっと話している間も、お客が出入りしてたんだけど・・・ほんとに警備員?

 それから、ひたすら歩き続け、やっと番地が近づいてきた。もうそろそろ・・・と思ったら、番地が 過ぎてた・・・あれれ?
炎天下の中、水分補給もせず、延々と歩き続けたもんだから、もう脱水症状を起こしそう。 と、目に飛び込んできたのは、「31」と書かれた看板。サーティーワンアイスクリーム!ひとまず、ここで 休憩しよう。

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 サーティーワンアイスクリームの店内へ入ると、ヒンヤリ。ちょっと生き返った。
カウンターには3人の若いお兄ちゃん達がいて、その中でも結構カワイイ・・・いやいや、カッコイイお兄ちゃんに オーダー(別に選んだわけではないんだけども・・・)。アイスは何を注文したか、記憶にない・・・。 とにかく、のどを潤すため、テーブルに座るやいなやアイスをパクつく。ふぅ〜。

 で、再びマップを見るが、見てもわかんないので、とりあえず、カウンターのお兄ちゃん達に 聞いてみた。
旅行会社のアドレスを3人で覗く。で、首をかしげる。やっぱり、わかんない? と思ったら、1人のお兄ちゃんが「たぶん・・・。」と、心当たりがありそう。 「僕についておいで。」ってな感じで、外へ出た。他のお兄ちゃん達にお礼を言って、慌てて彼に ついて行くと、私が来た道をちょっと引き返したところで、「ここだよ。」と指した。

 道沿いなんだけど、ちょっとした空地(駐車場?)の奥にある建物。でも、看板も何もない。 ドアもメタルチックで、恐る恐る開けるとなんか違う・・・。美容院みたい。 とりあえず、中にいた女性に旅行会社の名前を言ったら、 そうだと答えた。
振返り、連れてきてくれたお兄ちゃんに、「ここみたい。ありがとう。」 と言ったら、お兄ちゃんもホッとして帰って行った。ホントありがとう!

 で、中のカウンターにいた女の人2人に日本語が話せるか聞いたけど、2人とも話せないみたい。 ガイドブックには、常時5人ぐらい日本語が話せるスタッフがいると書いてあったんだけど??
オーナーも留守で今日は店に帰ってこないらしく、夜8時以降にオーナーの家へ電話してくださいとのこと。

 しばらく、彼女達とお話をしていたんだけど、私が日本から1人で来たことを知って、彼女達はビックリ。 「よく来たわね〜。」と感心された。おまけに、私がNACOから歩いて来たことを知ると、またまたビックリ。 「遠かったでしょ?なぜ?」 って聞くから、「マップでは近いでしょ?」とマップを見せると、なるほどとうなずいた。
私だって、こんなに遠いとは思ってもみなかったんだもの・・・。

 帰りは、彼女達が知合いのタクシーを呼んでくれた。
帰りは、楽ちんだぁー。ちなみにタクシー代は60ペソ(約450円)だった。

 ホテルへ着くとそのまま、PLAZA NACOでぶらぶらと散策。部屋へ帰って、ちょっとくつろぐ。
そこで、テレビをつけるが・・・つかない。えーっ、楽しみにしていたテレノベラ(ラテン系連続テレビ小説かな? 詳しくは"リンク"の"旅行してどんな人たちと・・・"を見てね)が見れないじゃん。言わねば。 ついでに夕食も買ってこよう。

 ロビーに出たら、部屋を案内してくれたボーイさんにバッタリ会う。
部屋を案内するときは、私が話しかけても、口数少なくて、ちょっと打ち解けにくそうな雰囲気が あったんだけど、私が、ホテルを出るときに「Chao(チャオ)!(バイバイ)」、帰ってきたときに「Hola(オラ)!(やあ)」と ニカッと笑って声を掛けていたら、今度は向うからニカッと笑って「Hola!」と声かけてきてくれた。ウレシイ!

 で、ボーイさんに「食べ物が買いたいんだけど、どこへ行けばいい?」と聞いたら、PLAZA NACOの中に あると言ったけど、あったっけ?まぁ、また行ってみよう。
それから、「テレビがつかないんだけど」と言ったら、「あとで行くよ」と。口調もフレンドリーになって きてくれた。

 PLAZA NACOの1階をぐるりと歩くが食べ物売っているところがない。2階へ行くとファーストフードっぽい お店が中央の広場を囲むようにズラズラと並んでいる。 ボーイさんが言ったのはここのこと?私は、コンビニかマーケットの感覚で 言ったんだけど・・・。まぁ、今日はここでいいか。

 どこの店に行こうか迷っていたら、カウンター内のおじさんと目が合った。んじゃ、ここにしよう。 (結構、単純?)
で、何があるの?と聞いたら、サンドイッチみたいなもので、中身がいろいろあるらしい。 ずっと、説明してくれてたんだけど、結局どれがいいか わからず、おじさんのお薦めをもらうことにした。
「飲物は?」と聞かれ、んー、っと迷ってると 再び、ジュースの説明。カウンターに座っていたカップルも加わって、皆でワヤワヤ。
っと 目に入ったのがビール!おっ、ビールがある!!「Cerveza(セルベッサ)!(ビールだ!)」と指したら、 皆、爆笑。あれ?なんで、こんなにウケるん?
「で、飲物は何がいい?」と再びおじさん。へ?Cervezaと言ったんだけど? 「Cerveza, por favor.(ビールください)」とちゃんと言わないといけなかったんかな? いやいや、さっきのウケは、私がジョークで「Cerveza!」と言ったと思ってるはず・・・。 ビールを飲む年頃に見えなかったんかな〜?
結局、おじさんの薦める"チナ"と言うジュースにした。 うっうっ、ビール飲みたかったのにな〜。

 部屋でゆっくり食べたかったんで、お持ち帰りにしてもらった。おじさんはカウンターで 食べてほしかったらしく、「持って帰るの?」とちょっと寂しそう。
おじさんお薦めのサンドイッチ(?)とジュースをおいしいと食べてくれるのを期待していたのかな? ジュースはその場でちょっと飲んで、「ん〜、おいしい!」と言ったら案の定、すごく喜んでいた。

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 部屋に帰るとすぐ、ノックの音が。ボーイさんとわかっていたので、確認もせず ドアを開ける・・・ちょっと無用心だったかな?
「Hola!」とニッコリ笑ってボーイさんが入ってきた。それからテレビをチェックする。 どうやらON/OFFするリモコンがないらしい・・・「ちょっと待って」とリモコンを取りに行く。
再びリモコンを持って来て、テレビON。ついたー!

 で、ボーイさん、チャンネルを変えながら「どれがいい?」と聞いてきた。 どれがいいと言われても・・・
そこで、ボーイさんに「テレノベラ好き?」と聞いてみた。
「んー、あまり見ない。」 でも、人気のあるテレノベラの題名を言ったら、「知ってる。もう終わったけどよかったよ。」って・・・  見てるじゃないかー!
それから、メレンゲの話なんかもして、盛り上がって、ボーイさんは帰って行った。

 8時過ぎ、約束通り、旅行会社のオーナーにTELする。
電話の向うから聞こえてきた声は、とてもかわいい女の子の声。 んー、日本語じゃない・・・。「日本語をはなせますか?」と聞いてみたら、 女の子は日本語で「すこし・・・」と答えた。それから「ちょっと待ってください。」

 オーナーの女の人に代わる。日本語が話せる〜! 彼女は、とても気さくな方でいろいろと話をしてくださいました。情報を少々公開致します。

情報1.サント・ドミンゴからプンタ・カナへ行くには、直行バスがないらしく、飛行機で行った方がいい。
    プンタ・カナ行を斡旋している旅行会社はGran Hotel Lina & Casinoにある旅行会社だそう。

情報2.日本語が話せるガイドを頼むなら、1日RD$400(約3.000円)かかるらしい。

情報3.旧市街(Zona Colonial)は、女の子1人で散策しても大丈夫だそう。

情報4.旧市街のホテルでは、HOTEL MERCUREが税込みで1泊US$70でお薦め。
   (後で気付いたが、HOTEL PLAZA NACOの方が、税込みにするとUS$66でちょっと安かった)

他、洞窟ディスコや日本料理のお店なんかの紹介もあったし、少々込み入った話も致しました。
翌日、午前11時頃までに再び彼女にTELすることを約束して、とりあえずTELを切る・・・。

 日本を発つ前に、少々扁桃炎を起こしていたのが完治しておらず、ドミニカ共和国での暑さ寒さの繰り返しで悪化。 扁桃炎の特効薬、抗生物質を切らしていたんで、風邪薬とトローチとビタミンC錠剤と持参していたんだけど・・・ やっぱり効かないみたい。

 普段あまり食べない梅干も、海外へ来るとなぜか体にいい万能薬のような気がして、 1日1個以上は食べてしまっている私・・・。
ちなみに、この梅干は母親が漬けた梅干。そして、母が1個1個、種を取除いて実だけにして 持たせてくれる。体にいいような気になるでしょ?

 夜は、いちおう安静のため(?)、ベッドにもぐり込んだままテレビをずーっと見てました。

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