席に座るとすぐにウェイトレスがコーヒーとミルクの入ったポットを手にやってきた。
「コーヒー(カフェ)?それとも、カフェオレ(カフェ・コン・レーチェ)?」
私はもっぱら、コーヒーはブラックでしか飲まないんで、コーヒーだけもらう。
レストラン内の写真を撮りたいと思ってたところに彼女がちょうど来たんで、
彼女とともに写真を撮ろうと、「撮ってもいい?」と聞いたら、
彼女は「ちょっと待って」とポットを置いてから、ニコッと笑って立った。(右写真)
窓はみな開け広げられて、天井の窓から鳥が入り込むのか、レストラン内を鳥が飛びまわっている。
窓から入る風も気持ちいい。館内(?)音楽も心地いい。
すると、なんと私が当時ハマリにハマっていた大・大・だーい好きな音楽が流れてきた
・・・Son by Four(ソン・バイ・フォー)の"A Puro Dolor(ア・プーロ・ドロール)"。
スパングリッシュバージョン(スペイン語と英語が合体したの。ホントはスペイン語)の
バラードバージョン(サルサバージョン有)だったけど、タイミングがよすぎるぅ!
んー、なんていい朝なんだろう!!
お腹も、耳も、心も満足になって、レストランを出る。まだ、人がいないプールサイド近辺を散策。
タイノ族の住居風の建物があり、雰囲気がいい。夜はバーになるんだろう。(左写真)
と、この建物の柱には、大人が書いたのか、子供が書いたのかわからないようなマンガチックでおもしろい絵が
3枚貼ってあった。ミスマッチっぽいけど、なぜか味を出してる・・・。
それから、プールサイドから海側(右写真)とレストラン側(左下写真)を撮る。
朝のやわらかい日差しが、今から賑わうだろう昼間や夜の雰囲気とはまた違った雰囲気を
かもし出している。
部屋へ帰り、荷物をまとめ、エントランスへ向かう。チェックアウトしたとき、すでに8時半。
空港へのホテルのリムジンバスを待とうかと思ったけど、時間がない。スタッフにタクシーを呼んでもらう。
タクシーの運転手、先日の人と違う。よかった。前の人より、話しやすい。
空港前で降り、RD$274と言われたが、彼にはチップ込みで気前よくRD$300渡した。
先日のタクシー運転手と対応がえらい違う私・・・彼はすごく喜んでいた。
空港のポーターのおじさんが、私の荷物を持ち「マイアミ?」と聞いた。「いいえ」。
「じゃぁ、どこへ?」。「サント・ドミンゴ」。・・・と、おじさん、慌てて私が乗ってきたタクシーの運転手の
ところへ戻り、なんか話してる。
運転手は「おお、ごめん」と言って、私の荷物を再びタクシーに投げ込み、「乗れ」と言っている。
「なんで?」と思ったら、ポーターのおじさん、「君はあっちだよ」と言ってる。
そーか、ここはメインゲートなんだ・・・。タクシーに乗り、一昨日到着したときのあの小さい建物の方へ向かう。
ちょっとの距離なんだけど、建物の前まで乗せてくれた。
建物に入ってすぐ窓口があり、チェックイン。その横で、私の荷物を預けるが、抱え上げるには
結構重い。ヨイショッと抱え上げてスタッフに渡すと、荷物を持った彼はなんでこんなに重いの?
と言わんばかりにビックリしてた。
私は「重いでしょ?」と笑ってごまかす(?)が、私もなんでこんなに荷物が重いのかわからない・・・。
9:15発なんで、少し待合室で待つ。待合室はオープンエアーなんで、滑走路側には壁がない。
手すりに座り、辺りを見渡すと、10人前後の人があちこち座ってのんびり待っている。
出発5分前、声がかかる。そして、スタッフらしき男の人の後をぞろぞろついて行く。
帰りの小型旅客機は、来たときよりも、もう一回り小さい(15人乗りぐらい)。かわいい。
今度は、荷物がないんで左側の1シートの席に座る。
再びサント・ドミンゴに向け、出発!