剣道日記 2004.8月〜

2004.8.4(水)
 
 紫波町の一般の稽古。
 今日も中学生も参加していて、段審査が近いらしく、形の稽古をしていた。
 確か自分も昔やったはずなんだけど、見ていても全然思い出せない・・・・・。

 面を付けて稽古。
 最近購入した佐藤成明氏著:「剣道・攻めの定石」で読んだ攻め方を少しずつ練習してみる。

 「相手の竹刀に力を抜いて触れてみて、相手の心を感じること」ということが書いてあった。
 ちょっとやってみる。
 でもやっぱり目から入る情報に気を取られることが多くて、お相手のちょっとしたフェイントでも敏感に反応してしまう。手元が上がってしまうところを小手に打たれることが多かった。

 もっと稽古を積んで精神的に余裕持たないと・・・。


2004.8.7(土)

 赤石小学校スポ少の稽古の日。
 いつものように1年生中心に指導させて頂く。

 今日も足捌きを中心に指導。左右の送り足を連続でやると、左右の足が横一直線になっちゃう子が多い。
前後に足をずらす剣道の構えは日常生活であまりないから、これをキープして左右に動くのは子供にはキツイのかも。
ゆっくりゆっくりにして練習してみた。少しずつスピードを上げていこう!

 後半で高学年の子の試合稽古の審判をした。久し振りの審判でどうみていいのかわからなくて困った。

 全ての稽古が終わってから荒木田先輩に稽古をつけて頂く。10分くらいの短い稽古でしたが思い切ってできました。


2004.8.18(水)

 お盆休みを挟んだため、しばらく振りの稽古。赤石小スポ少の稽古には仕事が長引いて行けなかったので、紫波町の一般の稽古に直接行った。

 道場につくと紫波三中の生徒がたくさんいた。紫波一中の生徒も2人。えらい賑わいでびっくりした。
 今日は赤石小スポ少で指導をされている平井先生と松木先生も見えられていた。小学校の指導に間に合わなかったことをお詫びして稽古に参加する。

 軽く準備運動をして面を付ける。10日も間を置いてしまったので体のあちこちに違和感を感じた。
 すぐ紫波三中の生徒に稽古をお願いされて立ち会った。
 体が重くなってなかなか遠くに打ち込めない。受けて返す技で応じて、たまに攻め込んで打つ。
 少しずつ体が暖まって柔らかくなってきた。

 紫波三中の生徒さんたちの印象。一中の生徒よりみんな間合いが近い感じ。一足一刀の間合にずっと留まってるのでこちらは出鼻を打ちやすい。みんなスピードがあるから近間で打ち合うのが得意なのかも。

 中学生3人と稽古したあと、松木先生に稽古をお願いする。隣町の矢巾町で歯科医院を経営されている傍ら、地元の学校を中心に熱心に指導されている先生です。
 面には面、小手には小手で打ち込まれて中々ペースを取らせて頂けなかった。

 続いていつも赤石小スポ少でご一緒させて頂いている平井先生と初の稽古をさせて頂く。
 構えて向かいあっただけで強い「気の攻め」を感じて恐れ入った。

 最後に熊谷先生に稽古をつけて頂いた。
 「攻めの定石」の本で勉強したことをいろいろと試してみる。
 先生は小さく小さく小刻みに剣先を震わせて攻めて来られる。剣先の動きが小さいのも結構なプレッシャーだなあと感じた。
 また、自分の剣先よりいつも下から攻められる。自分も下から攻めて、お相手が下から攻め返そうとして自分の剣先より下に潜る瞬間に面に行くのが得意なので、最初から下から攻められていると中々打ちに行けないことが解った。
 上から乗って面に打ちに行けるようにも練習しないと・・・。

 高校までは剣先の攻め合いとか全然意識してなかったので、体力とスピードだけでやっていたんだなぁとつくづく思い返します。
 この先何年剣道をやっていられるかわからないけど「攻め合い」の奥深さをできるだけ学んで行きたいと真剣に感じた。


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2004.8.21(土)

 今日は会社は休みだったけど、お客さんのアポがあって昼頃盛岡の事務所へ。その後花巻まで行って来た。
 仕事が終わって家に帰って小学校のスポ少の稽古にちょうどの時間。

 このところ涼しい日が続いてたけど、今日に限って32度もあった。夕方でもまだ暑い感じ。

 今日はいつもの1年生中心の指導から、平井先生に言われて高学年の指導。
 切返しから打ち込み稽古の元立ちをする。途中1度休憩。荒木田先輩と打ち合わせをして立礼から前に進んで蹲踞、蹲踞から下がってまた立礼、の練習をする。
 9月の初めに近くの神社で奉納試合があるそうだ。かっこよく試合でおじぎができるといいです。

 前日に荒木田先輩にメールを頂いていた。9月に行われる盛岡市周辺の試合に参加する御誘いだった。
 今日会って、「面しか打てなくても試合出れますか?」と聞いたら「大丈夫!」と言ってくれた。
 勇気を出して出てみることに決めた。


2004.8.25(水)

 紫波町総合体育館での一般の稽古。今日は少し早目に道場に着いた。
 生内先生がもういらっしゃっていて小学生1人と素振りをされていた。
 いつも思うけれど、紫波町はこの一般の稽古にとてもよく小学生、中学生が来る。みんな熱心だ。今日も小学生2人、中学生2人が稽古に来ていた。紫波一中の大沼君は皆勤賞に近い。

 小学生、中学生と一通り稽古をしてから、生内先生に稽古をつけて頂いた。
 ちょっと今日は遠い間合から打っていくように心掛けたのと、前回に引き続き剣先を活かして攻めの練習をさせて頂いた。
下から攻められるところを上から押さえて打つのが何度かうまくできた。
 稽古後、指導を頂く。「攻められたら、一層の強い気持ちで攻め返すこと」「引き技をしっかりキメること」。

 次に畑山さんとの稽古。剣先で攻めると、攻め返しが随分強い。気合が乗っている。
 勢いよく面に来るので中々こちらも出れない。
 今日はお互いによく打ち合えた。

 赤石スポ少の稽古を終えられて平井先生、松木先生のお二人も見えられた。熊谷先生もいらっしゃったけれど、他の先生方に稽古をつけて頂く時間が無く、今日は終了。


2004.9.1(水)

 紫波町総合体育館、一般の稽古。7:45頃道場に到着。
 遠野の小笠原さんと紫波三中の生徒1人と小学生が2人が先に来ていた。小笠原さんにご挨拶。
 小笠原さんは県北の福岡の出身で今は遠野にいらっしゃる岩手県警の方と後で伺った。
 ウォーミングアップをして面を被った頃に、盛岡の欠端先生もいらっしゃった。

 最初に小学生とお稽古。前回も来ていた子だ。お母さんも一緒に来ている。熱心に稽古に取り組む姿勢はすばらしいです。年齢を超えて尊敬してしまいます。普通の小学生ならとっくにご飯食べて、お風呂入ってくつろいでいる頃の時間なのに、よりによって大人と一緒に21時まで稽古するんだから・・・。
 その後で紫波三中の生徒とお稽古。前回より断然攻めが効いている。打つスピードも十分だ。

 そして初対面の小笠原さんと。
 体が随分よく動く。遠い間合からも一気に打ち込んで来る。気が抜けない。
 正統派の剣道をされる方で、ずっと攻めあって面の打ち合いになった。とても気持ちの良い稽古が出来ました。

 最後に欠端先生に稽古を付けて頂く。
 前回は復帰後、初の大人の稽古の時だった。今回は少しだけ気持ちが浮き上がらないで稽古できたつもりだけど、どうしても体がついて行かない・・・。後半はバテバテになった。
 稽古後、ご指導を頂く。
 「攻められて下がらないこと」「仕掛け技をもっと出すこと」。
 打ち終わるとすぐに間合いを詰められているので、その状況でもっと前に出て行くのは至難の技だと思ったけど、やっぱりもっと積極的に前に出て行けるようにしたい。もっと気持ちを出さないと駄目だ。

 全ての稽古が終わって、ロビーでもう一度欠端先生からお話を伺う。いろんな形での剣道へ携わり方と考え方のお話を頂いた。特に印象に残ったのは「剣道を通して地域社会に貢献する」ということ。

 私も出来るだけ小学校と中学校の練習に顔を出そう。
 もっとがんばらないと!
  


2004.9.4(土)

 赤石スポ少の稽古。ちょうど地元のお祭りが重なって練習に来た子供たちが少なかった。全部で6人。
 いつものように1年生2年生の指導をさせて頂いた。今日の重点項目は「踏み込み足」。

 みんなで並んで「やー!面!」と一本打ち。足を踏み込む音が人数分聴こえない。
 今度は1人ずつやってみたらみんなそれぞれ違うクセが付いてるようだ。足を上げる高さ、踏み出す距離、足の角度で随分個性が出ている。
「左足で右足を押し出すみたいに!」とかお手本にやってみても1年生には難しいようだ。今一番の悩みの種。

 次に小手→面の2段打ち。これになると1本目の小手も2本目の面も両方とも踏み込めない子が出てくる。
 1人ずつやってみる。うちの子も踏み込んだ後に左足が上がってカエル飛びみたいになってる。
 比較的ナルミちゃんという女の子が上手に足を運んでいる。みんなの前でお手本を見せてもらう。
 みんなイメージつかんでくれたら良いけど・・・。次回もこの練習が必要です。

 最後に平井先生、荒木田先輩、私の3人が面を付けて元立ちをして、全員の打ち込みをする。
 高学年の子とは応じ技の練習も兼ねてこちらも打っていく。
 安保君と連続で「面抜き胴」の練習をする。面を打っていくこちらもフーフー言うほど頑張った。

 全部の稽古が終わってから荒木田先輩に稽古を付けてもらう。ぼんやり気が抜けて居着いたところを何度か打たれた。
 短い時間だったけれど、良い稽古をさせて頂いた。


2005.9.5(日)

 地元紫波町の志賀理和気神社のお祭りの一環で小学生の「奉納剣道試合」が行われました。
 私も審判のお手伝いで参加。
 砂の地面の上でズックを履いてやる野外の試合は子供の頃から通算しても初めて見た。

 小学生の3年以下の部、4年、5年、6年の部に分かれての試合。
 私は3年生以下の部で審判をしました。
 審判の旗を持つのは何年ぶりかなぁ・・なんて思いながらこちらもドキドキでやりました。

 低学年の試合では、日頃の練習で「1本になる打ち・ならない打ち」をまだ覚えていなくて、制限時間2分の試合が延長につぐ延長で10分以上になる試合もあった。こちらの指導不足を痛感した。

 さすがに6年生くらいになると抜き技、出鼻技も出てきて見ごたえもある。
 
 われらが赤石スポ少も大健闘で優勝者を出した。
 うち以外の「水分」「日詰」のスポ少の子達もそれぞれ道場のカラーを出している。やっぱり赤石がちょっと他に比べて声が出ていないかな・・・。ちょっと残念。

 試合終了後、神社から審判の謝礼とお弁当を頂いて恐縮した。

 

真ん中は赤石スポ少キャプテンの福士君。隣は安保君

神社の節目の大祭とのことで、南部藩主の末裔、現在の御当主にあたる方もいらっしゃってました。


2004.9.6(月)

 紫波一中での稽古。仕事が早く終わったので最初の挨拶から参加できた。
 長男も防具を付けさせて稽古に参加させた。

 今日は鈴木先生に言われて、2年生の子たちを指導させて頂く。
 基本練習をずっと眺めて、技の練習から少しずつ指導を入れていった。

 紫波一中は全体的にみんな上手でかっこいいのだけど、なんかこう、スマート過ぎてハングリーな所が薄い印象。
「攻め」と、「起こり」を捉えて打つことを中心に話した。

 長男は遠くの方で1年女子に混ぜて頂いて一生懸命稽古をしているようだ。
 面を被っての稽古は今日が初めてなのに、もう1時間以上も打ち込みをしている。ちょっと心配になったけど、鈴木先生が見て下さっているので安心して遠くから見守る。

 休憩を入れて、こちらも面を付けて元立ちをする。今日は女子も何人か稽古に来た。
 さっき指導したポイントをこちらも見せてあげながらの稽古をした。わかってくれてるかなぁ・・・?

 最後、掛かり稽古。
 高校時代を思い出してガンガン飛ばして気合を入れまくったので、見ていた保護者の方々にはもしかしてヒンシュク買ってしまったかも・・・。
 どうも子供の頃から、ボヤボヤしてると壁まで追い詰められてグイグイ押し付けられたり、すぐに足が出ないと組み打ちされて上に乗られたりと、そんな稽古をしてきたので、どうしてもそんな稽古になっちゃうのですが、本当は生徒みんなに期待と愛情込めてますから、ご父兄の皆さん心配しないで下さい。

 稽古が終わってみんなと話をした。
 今日で何回目だっけ?随分みんな話しかけてきてくれるようになったのがうれしかった。

 肝心の長男は「今日の稽古、最高楽しかった!」と満足気・・・。
 また来週も連れて行くぞ〜! 

2004.9.8(水)

今日は仕事を早く切り上げて、赤石スポ少と、紫波町総合体育館・一般の稽古のダブルヘッダー。

スポ少では丁度打ち込み稽古の真っ最中に到着。すぐに面を付けて元立ちをする。
先日の神社の試合の反省を込めて、「構え」「打つときの姿勢」を一人一人見直してみた。
結構みんな顔を伏せがちの構えだったので、顎を引いて腰をいれて、すっと立つように教えてみた。
少しだけ打ちがシャープになった感じ。
今日は平井先生、松木先生、荒木田先輩、私の4人で、指導はオールキャストだったので、1度稽古した子が何度もローテーションで稽古に来る。おかげで間を取りながらポイントを変えて教えてあげることが出来た。

終わって紫波町総合体育館。廊下を歩いて道場に近付く時から掛け声が聴こえてくる。かなりの人数。
道場に入ると紫波一中、紫波三中の子と、小学生が2人くらい、総勢20人近くの子が稽古に参加している。
紫波町は中学生が盛り上がっている。

スポ少の練習からの流れで平井先生・松木先生・荒木田先輩もいらっしゃったが、中学生の人数がとても多くて荒木田先輩としか稽古をお願いできなかった。
でも中学生に教えるのも結構熱が入って楽しくなった。
素直に学ぼうと思う子だけがこんな平日の夜遅くに稽古に来てるから、みんな教えたことを忠実に実践する。
普段紫波一中の稽古に顔を出しているから、気持ちの上では一中ひいきなんだけど、他の学校の生徒でもみんな公平に教えなきゃ、と思い全員と張り切って稽古したのでこちらも良い稽古ができた。
中学校を中心にみんな上手になって紫波町全体のレベルが上がって剣道が盛んになると良いです。


2004.9.11(土)

 赤石スポ少のお稽古。
 今日は稽古に来る子が少なかった。地元のお祭りと重なったとのこと。
 準備運動の後、いつもは1年生は分かれて素振りとか基本練習に行くのだけど、今日は平井先生の指導で高学年の子と一緒に基本練習。向かい合って交互に跳躍素振りの練習。
 ちょっと手が空いて1年生を眺めてみたけど、春から比べたら格段の上達ぶりです。
 振りがしっかりしてきたのと、やっぱりまだまだだけど、足も良く付いて来てます。

 その後は平井先生が1年生の指導、荒木田先輩と私が高学年の指導。
 「切返し」の後、面の打ち込み、小手→面の打ち込み、胴の打ち込みをする。
 最後に掛かり稽古。人数が少ないから同じ子が何度も来た。最後はこちらも打ちながら盛り上げる。

 一通りの練習が終わって、今日のポイントは「体当たり」。

 みんな腕を伸ばして当たって来るので全然破壊力が無いようです。
 荒木田先輩と私でお手本を見せる。荒木田先輩の体当たりはしっかり腰が入っていて、気を抜くと吹き飛ばされそうだ。
 荒木田先輩のお手本の後に、みんなでやってみる。まだ遠慮がちだけど、少しずつ出来るようになるかな・・・?

 稽古の合間、子供たちに休憩を取らせてる間に、荒木田先輩と稽古をする。
今日から「突き」を攻めの中に盛り込んでみた。練習不足でイマイチ決まらない・・・。何かで練習しないと。


2004.9.14(火)

 今日も仕事を早く切り上げて(こんなに毎日早く帰っている場合でもないのだけど・・・)お稽古に行こうと思って帰宅する。赤石スポ少は水曜と土曜。紫波町の一般の稽古は水曜。紫波一中の稽古は月曜、木曜、金曜なので近くでは稽古できず。
 と、いう訳で今日は紫波町の水分地区の練習に参加させて頂こうと思い立って、車で水分へ。でも向かってみたもののどこでやってるのかわからなくて最初は紫波三中に行ってみたり、電気がついて明るくなっている建物を巡りめぐって捜して、水分小学校で練習しているのを発見!早速防具を担いでお邪魔させて頂く。

 小学校の体育館には、小学生が20人ちょっとと、中学生が15人くらい。そして何より父兄の方々の見学がとても多いのに感心させられた。
 いつも紫波町総合体育館でのお稽古でお世話になっている生内先生と畑山さんが指導にあたられていた。
 ご挨拶をして、早速稽古。中学生との稽古をさせて頂く。

 明日がちょうど紫波郡の新人戦ということで、連日夜の稽古をしていたとのこと。随分気合も乗っている。
 1時間弱の稽古で軽く汗を流す程度でしたが、いつもと違う雰囲気で楽しかったです。
 総合体育館にもよく顔を出している生徒に「先生!もっとガンガン稽古に来て下さいよ!」と言われてうれしかった。
 
 小学生も中学生もよく声が出ているのと、ご父兄の熱心さに感心した。
 ご父兄の中に偶然、長男の小学校の先生がいらっしゃった。ご挨拶をさせて頂いた。

 火曜日に早く帰宅できた日はなるべくお邪魔したいと思いました。
 でも紫波一中の生徒には少し申し訳ないのかな・・・?


2004.9.15(水)

今日は赤石スポ少と総合体育館の一般のお稽古。
会社が終わって小学校に着くと、玄関に父兄の1人がすぐに駆け寄って来た。「息子さんが具合悪くして寝てます!」と言われてびっくりして中に入ると長男が上着をかけられて、防具袋を枕にして寝ている。
先生に様子を伺うと稽古中にお腹が具合が悪くなって休ませたそうだ。
しばらく様子を見ていると目を覚ました。疲れ過ぎのようです。
大丈夫そうなので、今日はお稽古を休ませて頂いて家に帰す。
顧問の平井先生と荒木田先輩にはご迷惑をお掛けしました・・・。

そんなわけでスポ少では稽古できず、総合体育館へ。
今日は中学校の紫波郡新人戦があったそうなので、いつもより中学生は少なかった。
でも紫波一中の大志田君、大沼君、三中の武田君、そして日詰スポ少の西村君は今日も熱心に稽古していた。

ウォーミングアップをして面を付け、西村君と稽古。前回教えたとおり、ツンツンと攻めを効かせて間合いに入ってくる。
大したものです。背はまだ150cmあるかな、っていうとこだけど、間合いに入ってからしっかり真っ直ぐ打ち込んでくるところは感心です。

次に紫波三中の武田君。
前回は下がる所を追い込んで飛び込み面をやった。今回もそれを見せてもらう。攻めに余裕が出てきた感じ。しっかり見て打って来れる。いい感じ。こちらも少し打ち際に間合いを切り気味にして、より遠くから伸び伸び打てるようにする。次回も楽しみです。

そしてここからは大人の方々に稽古を付けて頂いた。
最初に遠野の小笠原さん。私と同様にカウンターヒッター(出鼻狙い)の方なので、攻め合いで集中できた。ピリピリした緊張感がある。お互いほとんど同時に打ち合うので、勝負は中心の取り合い。時々いいのが打てた気がするけど、いいのを何本も頂いた。

そして畑山さん。昨日の水分小学校での稽古の時から、本日は稽古を約束していたので楽しみでした。
先をかけてグイグイと攻めてパン!と打って来られる。体も私よりひと回り大きい方なので、随分迫力がある。
こちらもちょっと攻め込まれるとついつい下がりたくなってしまう。
「遠慮なく”突き有り”で」と約束した上で、上段で失礼する。
高校の頃も、下がり癖が出てきた時よく上段の練習をした。上に構えて、グーっと相手を威圧する感じで前に詰めて、打ち間が来たら一気に打って出る。中段に構えても気構えはそう有るべきだと教わった。
さて、復活後初の上段。打ち間が見えて打って出たものの、左腕の力が無い・・。気持ちより1秒遅れて届く感じ。突きに合わせて1本だけ面が打てた。
そして中段に戻して、気を取り直して攻め直す。前半より少しだけ気持ちが前に出せた。こちらから攻め込んで何本か飛び込めた。

ちょっとずつ強気で前に出ていけてるかな、と思いつつまだまだ道のりが遠いなあとも思う。
今はできるだけ稽古したい。
明日は紫波一中にいけるかな?
毎日早く帰ってると仕事もヤバイ・・・かな。


2004.9.16(木)

 今日も稽古に行きました。紫波一中です。
 昨日行われた紫波郡の新人戦では男子は3位、女子が2位だったそうです。男子は県大会の出場を逃したので残念・・・。
 優勝したのは矢巾中学校。個人戦もほとんど上位独占状態だったそうです。
 これから男子は春の総体に向けて、女子も新人戦の県大会に向けて再出発です。

 そんな状況での練習なので、指導されている鈴木先生、後藤先生も熱が入ってます。私もところどころで気づいたことの意見を出させて頂きました。
 構えの足の加重。腰の位置。技のタイミングなど。

 昨日の大会では、技が切れて止まったところを狙い打たれたとのことなので、心の中のリズムを変えていくことが必要なようです。
今日はいきなり体に鞭を撃つ稽古でみんな大変だったと思います。良く頑張りました。

 全国の大会に出て、とてつもなく強い学校を見せてあげたいです。こちらも出来る限り応援します。
 志を高く持って頑張りましょう!



2004.9.20(月)

 紫波一中での稽古。休日にもかかわらずたくさんの生徒が来た。
 鈴木先生と打ち合わせをして、今日は基本練習と掛かり稽古中心に。

 基本練習では出鼻技のバリエーションで「出頭に面」「出頭に小手→面」「出鼻小手」を中心に練習した。
1年生はまだスピードが無くて苦労しているようでしたが、タイミングを取る練習だから何度も練習しましょうね!
 こちらも教え方が上手くなるように研究しますので・・・。

 掛かり稽古は約30分。こちらも面を付けて元に立つ。
最初は打たせて、2回目以降はこちらも打って出る。半分は受けていたけど結構疲れました・・・。
最後はみんないい気合を出してました。
 中学生もそうだけど、こちらももっと体力つけないと!


2004.9.21(火)

 今日も水分地区の練習に参加しようと、長男を連れて水分小学校へ。ところが、行ってみると真っ暗だった!
今日はお稽古お休みらしい・・・。
 仕方ないので、近くで稽古してる所が無いか車で走り回る。矢巾町方面の学校やら体育館やら・・・。真っ暗な中で明かりが付いている建物を捜して歩いた。
 どこもやってそうにないので、紫波町総合体育館に連絡したら、この時間で剣道場は誰も使用していないとのこと。予約を入れて今度はそちらに向かう。着いて20時。今日は長男と2人だけで稽古しよう!
 長男は普段の赤石スポ少の稽古ではまだ面を着けずに基本打ちをしてるけど、今日は面を着けさせてみる。
 「切返し」をする。なんとか形だけは出来ているようだ。こちらも長男に打ち込んで行く。ちゃんと受け方も覚えてるみたい。何度か繰り返した後、「面」「小手→面」「胴」「小手→胴」の打ち込み練習。替わりばんこに5本ずつ何回か繰り返した。きちんと大きな声を出して打ち込んでくる長男にちょっと感心した。こちらも同じ打ち込みを同じだけした。身長110センチの子供の胴を打つのは中々難しい・・・!
 最後に「試合だよ〜!」と言って稽古を付ける。何本か打たせてあげたら「パパから1本取った!」と喜んでました。
 しっかり1時間休憩なし。普段、スポ少の練習終わっても全然汗をかいてない長男が、今日は面を外したら大汗かいてました。
 たまに2人だけの稽古もいいかな・・・。


2004.9.22(水)

 紫波町総合体育館の一般の稽古の日。今日も熱心な小学生、中学生が一杯来ていた。19時半くらいに道場に着けたので大人はまだ自分1人だけ。せっかくなので小中学生と一緒に基本の打ち込みをした。
 20時くらいから荒木田先輩他、大人の方が見えたので、そこから自由に稽古。小学生と中学生、10人くらいと休み無く稽古した。結構疲れた・・・。
 最後に、矢巾町の不動スポ少で教えていらっしゃる佐藤先生がいらっしゃってたので初めて稽古をお願いする。この紫波郡近辺では「強い」と有名な不動スポ少を指導されているということで、先生ご自身も厳しい剣道をされている。攻めの気迫がすごい。技の切れ味・スピードもすごい。こちらも楽しくなってしまった。20分くらい稽古させて頂いた。ぜひまた稽古ご一緒したいです。


2004.9.23(木)

 紫波一中の練習。今週は月曜から毎日稽古してる。仕事は大丈夫か!?
 今日は連続打ちの練習中心。先日の新人戦でも技の切れたところを随分やられたと聞いていたので、2段技だけでなく、3段打ち、4段打ちも取り込んで練習した。4段打ちになるとみんな足がうまく付いていかないみたいです。
 その後も連続打ちのバリエーションで「体当たり」→「引き技」を練習した。体当たりがみんな弱いのでそこだけピックアップして練習した。
 後半は掛かり稽古中心。後藤先生がストップウォッチを持って1回10秒ずつを何度も行う。とにかく時間内にたくさん打ちを出させる。こちらも掛け声を出して気合を入れた。結構みんな限界まで頑張ったようだ。
 次にびっくり!みんなゼーゼー言ってるのを休む間もなく、後藤先生が次の指示を出す。体育館を縦に使っての連続面打ちだ。これも気合を入れてやる。元気が無い生徒はもう1回。
 これで終わりかと思ったら、次にやっぱり体育館を縦に使って長〜い切返し!最後はみんなで大声出して盛り上がった。
 稽古が終わって生徒みんなを誉めた。毎日、これだけ自分を追い込んで練習したら必ず強くなるでしょう。


2004.9.29(水)
 
 総合体育館の一般の稽古。
 先週いらっしゃった矢巾町不動の佐藤先生がまた参加されてくれた。また稽古をお願いする。
 前回は初顔合わせで打ち合ったけど、今日は少し冷静に戦術を見ることができた。
 こちらの前後の動きに対応が早い。下がるとその分しっかり間を詰めていらっしゃるので、プレッシャーだ。剣先を下げて後退するとすかさず突きを出される。攻め合いの稽古をするのに随分学ばせて頂いた。
 家に帰って早速「剣道・攻めの定石」の本を読み返した。
 次回はもっと攻めていけるようにがんばろう。


2004.9.30(木)

 昨日、総合体育館での稽古に来ていた紫波一中の大沼君とも約束したので、仕事を早く切り上げて中学校へ。
 今日は最初の基本練習から自分も面を着けて一緒にやった。基本練習の後、応じ技の稽古を中心に指導した。「面すり上げ面」「小手すり上げ面」「小手打ち落とし面」など。
 普段あまりやっていないらしくみんなあまり打ててない。すり上げるポイントが随分後ろなので、応じた時にはもう相手が近くまで来ている。これも今後続けて練習だ。
 後半はやっぱり掛かり稽古中心。後藤先生と二人で掛け声をかけて盛り上げた。みんなよく動けるようになってきたし、元気が出てきた。

 またがんばりましょう!


2004.10.5(火)

 水分スポ少の稽古。長男も一緒にお邪魔させて頂く。
 小学生の団員が多い。20人くらい?剣道人口は少なくなったと聞いているが、水分地区は剣道が盛んなようだ。
 ご指導にあたられている生内先生、畑山先生のご尽力の賜物と敬服してしまいます。
 練習の雰囲気もすごく活気があって、打ちもみんなきれいです。小学校低学年の小さな子もしっかりした打ちをしている。
 長男にも刺激になれば、と思って連れてきたけど本人はどう思うかな?面を着けさせてみんなの仲間に入れてもらった。

 自分は中学生と稽古。
 最近はピアノの演奏が立て込んでたので、10月に入ってから最初の稽古だ。
 自分のためにもなるべく動いて、打ちは遠い間合から思い切って打つように心掛けた。結構な量の汗をかいた。
 最後に畑山さんと稽古。小学生の指導を終えられたばかりの畑山さんに、自分はウォーミングアップたっぷりだったので急な稽古でご迷惑をお掛けしました。
 また明日もよろしくお願いします。


2004.10.6(水)

 赤石スポ少と紫波町総合体育館の日。
 スポ少は後半30分くらいしか参加できなかった。久し振りに1年生の子供たちの打ち込みを受けた。ちょっと間をあけたけど、みんな上達している。ちょっとずつ声も出てきたかな。
 スポ少が終わってダッシュで総合体育館へ。
 今日は小学生と中学生がたくさん来ていた。毎週来てる子がいるから感心だ。
 元立ちにたってみんなと稽古をする。2回稽古に来る子もいたりして、気がつくと稽古終了10分前!今日はまだ誰とも大人と稽古してなかった。慌てて荒木田先輩に稽古をお願いしたけど、2〜3分で終了。
 帰り際に生内先生に段審査を受けるように言われた。「段を上げていった方が自分が楽になるよ」と言われたけど意味がわからず家に帰ってからも考え込んだ。

 長く剣道を続けるならやっぱり昇段審査のことも考えていかないとなあ。


2004.10.12(火)

 水分スポ少にお邪魔する。
 今日も小学生と中学生の稽古がありました。
 いつもお見えになっている生内先生は風邪でお休みとのこと。

 行ってすぐに準備運動をしながら、小学生を指導している畑山先生の指導方法を見させて頂いた。
 ちょうど胴打ちの指導の場面でしたが、低学年の子にも分かりやすい、実技を交えての指導。
 ご指導の後の小学生の打ち込みも見ていたが、みんな上手に、綺麗に胴を打てています。

 アップを取った後、中学生と一緒に練習した。
 今日で3回くらい稽古にお邪魔してるので、だいぶみんなの顔も、剣風も覚えてきました。
 みんな前回にアドバイスした点を注意しながら稽古してるようです。
 基本的にみんなマジメでひた向きです。

 今日は自分も稽古の間が開いたので、なるべく体を動かすようにたくさんこちらからも打って行かせてもらいました。
 また時間が取れたらお邪魔しますね!


2004.10.13(水)

 総合体育館での稽古の前に、赤石スポ少へ。
 19:00ちょっと前に小学校体育館に到着。車をおりると竹刀がぶつかる音と、なぜか平井先生の声だけが聞こえる。
何の練習してるのかな・・・?と思って道場に入ると、みんな稽古してるようです。声が小さいなぁ・・・。先生1人の声だけしか聞こえないのは寂しいです。
 1年生の指導は、今日は赤石スポ少OGで紫波一中剣道部の飯岡さん(女の子)。稽古の空いている日に小学校に指導に来るなんて、中学生ではすごくすごくエライことです。自分の練習だけでも結構疲れたりするから、休みは休みたいでしょうに。
 さて、こちらも早速防具をつけて稽古に参加。打ち込みの元立ちをする。
 何人か稽古に来て、すぐ自分の前に誰も並ばなくなっちゃって、大声で長男を呼んで稽古。
 飯岡先輩との稽古より、大きな声で打ち込んで来たりして、「パパとやる時以外は気を抜いてるな〜!!!」と、こちらも気合を入れて稽古をつけました。ちゃんと大きな声出るじゃない・・・。
 なんか全体的に活気が無い印象を受けてしまいました。昨日の水分スポ少の練習はみんな元気良かったなあ・・・。
 「担雪埋井」という言葉があります。自分の力じゃ何も変わらないかもしれないけど、いつか思うような効果があると信じて、自分の信じる指導をしていこうと思います。

 スポ少の稽古の後、急いで総合体育館へ。
 昨日水分スポ少の稽古で畑山先生と今日稽古をする約束をしていたので、楽しみに行きました。
 畑山先生、熊谷先生、今日も熱心に参加していた小学生・中学生とも稽古しました。西村君、堀越君、小学生のうちに正しい剣道をしてると思います。これからもがんばろう!
 紫波一中の大沼君、道場で会うなり、「この間、掛かり稽古していて、先生の言うとおり『頭が真っ白になって、いくら続けて打ち込んでも疲れない』っていう感覚になりました!」ってうれしそうに報告してくれました。
 君は絶対強くなります!
 仕事を終えて疲れていても稽古に来る大人の人たち、普段の練習以上に稽古したくて参加する小学生、中学生のみんな、自分も稽古に参加して、皆さんのとても前向きな気持ちに励まされます。
 また今度も頑張りましょう!


2004.10.14(木)

 紫波一中の稽古へ。今日は人数が少ない。男子女子合わせて10人。
 ちょうどいいのでじっくり基本打ちに戻って練習しました。
 大きく振り被って面、小手、胴。そして小さく早く打つ練習。小さく早く連続で打ち込む練習。

 最後に2手に分けて試合練習。ちゃんと試合運びを見るのは今日が初めてです。
 みんな技はうまいけど、やっぱり試合中の「一瞬の切れ目」に気が抜けてしまうようです。
 やっぱり試合で負けるにしても、集中して打ち込んで行って結果的に負けるのと、ぼんやりしていて打たれて負けるのでは悔しさが違います。
 特に打った後に鍔ぜりあいに入った瞬間、引き技を出した後・出された後なんかは要注意です。
 またいろいろ勉強しましょう。

 今日は長男も連れて行って練習に混ぜてもらいました。みんなも教えてくれてどうもありがとう。


2004.10.20(水)

 仕事を終えて赤石スポ少の稽古へ。18:45到着。
 平井先生が高学年の生徒に稽古をつけていらっしゃる間、1年生の打ち込みを受けた。
 胴打ちがみんな軌道がおかしいことに気が付く。水平振りだったり、下手すると下から上に振っていたり・・・。
 一人一人打ち込みを受けるつもりでしたが、急遽みんなで胴打ちの練習をすることにしました。

 真っ直ぐ振り被る→手首を返して斜め下に振り下ろす→確実に相手の右胴を打つ の後に、いつもは相手の左側に抜けて行く打ち方をしていますが、今日は相手の右に抜けて行くことに。
 これで前胴を打つことは無くなるので、少し軌道が良くなって来ました。
 時間までみんなで替わりばんこに胴打ちの練習。「痛てっ!」とか「ごめん!」という声も聞こえて、「自分がしっかり打たないと相手が痛い思いをするんだ・・・」ということもわかって来てくれているような気がしました。

 スポ少の練習の後、総合体育館の一般の稽古へ。
 いつものように小中学生もたくさん来ていた。みんなと稽古をする。
 その後、最後に矢巾の引地さんに稽古をお願いする。ここ何週かいらっしゃっていて、まだ稽古をしたことが無かったので楽しみでした。面に打ちに行っては迎え突きを頂いた。こちらが中心を割っていないで打ち込みに行くので何度も突きで押さえられた。
 次回以降の課題を頂いた気がしてうれしくなった。家に帰って早速「攻めの定石」の本を読み返した。


2004.10.21(木)

 紫波一中の稽古。長男も一緒に連れて行く。
 今週末に文化祭があるということで、参加者が少ない。全部で8人。

 前回と同じく大きく打つ基本打ちから、すり上げ技の稽古。攻めて応じることを中心にやりました。
 きちんと普段の部活でも繰り返し練習してくれたらいいのだけど。

 次回はまた出鼻技の復習をしたいと思います。

 長男は昨日のスポ少から一般の稽古まで連続3時間半の稽古をして、今日は前半でダウンしてました・・・。


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2004.10.31(日)
 
 今日は初の公式戦審判。「紫波地区防犯剣道大会」。
 昨夜は酒田市コメットでのライブで日帰り。眠い目をこすって総合体育館へ。
 
 試合には長男が通う赤石スポ少の高学年の子たち、紫波一中の生徒たちが参加します。
 
 何せ学生までしか剣道をしたことが無いので審判の礼儀作法とかはまるで初めて!すごい緊張しました。

 大会の結果は、小学生では「3年生女子個人の部」で赤石スポ少の福士泰葉ちゃんが優勝!小学生団体は惜しくも順位つかず。中学生も競合の矢巾中学校、見前中学校に賞を独占されてしまいました・・・。

上は紫波一中の子たち。

左が赤石スポ少のみんなです。