REGULAR COUSE
ピアノのレッスンで 大切なことはたくさんあります。
講師の質、レッスン内容、 教材、指導方法、親との連携・・・あげたらキリがありません。
けれでも、これらの基盤になることは、
「生徒ひとりひとりを、しっかり見つめることではないか」そう私は思うのです。
レッスンの内容も、教材も、指導方法も、すべてが「その生徒に合ったもの」でなければ、
それがどんなにすばらしいものであったとしても、きっと役には立ちません。
「この子にはどんな教材が合うのか?」「どんな風にレッスンを進めていけばいいのか?」
そう考えながら、その子にピッタリのレッスンをしていくこと。
それが、よいレッスンをするために一番必要なことだと思うのです。
そして、レッスンは「生徒のためのもの」でなければなりません。
それは実はとっても難しいことでもあるのです。
生徒がピアノ嫌いにならないように、ご機嫌うかがいをするような
そんなただ楽しいだけのレッスンでは、結局は生徒のためにはなりません。
だからといって、ピアノを演奏する上で必要なことを
「生徒のためだから」とただ指導しているだけで、生徒にとってはそれが苦痛であるなら、
たとえそれが生徒のためになるレッスンだとしても、その生徒はピアノが嫌いになってしまうでしょう。
子どもの「音楽を楽しむ心」を大事にする。
これが本当の意味で「生徒のためのレッスン」と言えるのではないでしょうか。
私は日々、そういうレッスンを目指しています。
ピアノにとらわれず、できるだけ幅広く音楽と接する機会を作りたいと思っています。
ピアノを習うからには、ピアノの基本的なことは、きちんと指導していきます。
保護者の方が「趣味として習わせます」といって3歳の子を習わせたとしても、それは決して本人の意思ではありません。
私だって最初はそうでした。
小学3年生までは洋服のデザイナーになりたくて、まさか音楽の道へ進むなんて、夢にも思っていませんでした。
きっかけは「趣味」として、ピアノを習いはじめた子ども達が、もし途中で音楽の道へ進みたくなったとしても、
それまで学んだ時間が無駄になってしまったり、困ってしまわないように指導していきます。
最初から生徒の将来を決めるようなレッスンはしたくありません。
そして何よりも「音楽を愛する人」になってほしいと思っています。
想い出の曲が一曲でもある、大好きな曲が一曲でもある、誰かに聴かせたい曲が一曲でもある。
音楽に対するやさしい気持ちが「人に対するやさしさ」へとつながってくれればと思います。
生徒にとって 音楽が決して特別なことではない、生活の一部になってくれればと思っています。
めばえコース
対象:満3歳まで
小さな手に無理のない、ピアノレッスンを展開していきます。
ピアノだけにこだわらず、歌や楽器、音楽にあわせて体を動かすなどして
「音楽にふれること」を大切にしていきます。
ふたばコース
対象:幼稚園年中〜年長
遊びなどを通して、楽しみながら、リズムや聴音、ソルフェージュも取り入れていきます。
心も体も柔軟な年齢ですので、多くのことを吸収できる時期です。
プライマリーコース
対象:小学校1〜3年生
集中力もつき始めて、ぐんぐん伸びていく時期です。
音楽を勉強できるようにもなります。
自立心も少しずつ芽生え始める時期ですので、子ども扱いしないで一人の人間として向き合っていきます。
プライマリーアドバンスコース
対象:小学校4〜6年生
冷静に人や物事を分析したり、自分や自分を取りまく環境について、客観的に考えるようになってきます。
音楽に関しても、自分の意志が明確になってくる時期です。
音楽の授業の伴奏を引き受けたり、クラシック以外の分野に興味を持ったり、
発表会で弾く曲を自分で決めたりするようになってきます。
生徒の興味を大切にし、それまでに学んだことを生かし、発展させていくレッスンを行います。
ジュニアコース
対象:中学校1〜3年生
学校の授業や部活動、学習塾などで時間的な余裕がなくなりますが、
音楽がその中に自然に組み込まれるようなレッスンを行います。
無理なく通えるように、本人の意思を尊重してレッスンカリキュラム、スケジュールを組み立てていきます。
シニアコース
対象:高校・大学・社会人・または趣味で習いたい方
学校の授業や部活動、学習塾などで時間的な余裕がなくなりますが、
音楽がその中に自然に組み込まれるようなレッスンを行います。
無理なく通えるように、本人の意思を尊重してレッスンカリキュラム、スケジュールを組み立てていきます。