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生理・PMS(月経前症候群) |
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月1回の生理。女性だからこそのこの現象に面倒を覚えることもあります。でも何よりも自分自身の体。うまく付き合っていきたいものです。 こちらでは、生理にまつわる話題(生理痛、月経前症候群、布ナプキン)を取り上げています。 生理痛 生理前後に起きる諸症状。腰が痛かったり、頭が痛くなったり、猛烈な眠さを感じたりと症状には個人差があります。ホルモンのみならず、その人の環境(肉体、精神)にも表れ方、感じ方は左右されてきます。 ストレス、不規則な生活などが原因のこともあれば、子宮内膜症、子宮筋腫といった病気が隠れている場合もあります。あまり痛みがひどく、日常生活に支障がでるようであれば婦人科受診をお奨めします。 一般的には、鎮痛剤が処方されることがほとんどですし、薬局で買った痛み止めで毎月乗り切っている方が多いと思います。 腰の痛みなどは血流をよくすることで緩和されやすくなります。ホッカイロや腹巻などでおなか周りを冷やさないようにしましょう。また立った状態で腰をゆっくり回すという運動などでも楽になることがあります。 ただ、生理2日目くらいまでは熱いお湯での入浴は血流を増加させすぎてしまうことがあるので避けましょう。 月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome) ここ数年、やっと診断名がつき、浸透してきました。こういった症状がでるもの、と認められるようになったのは大きなことだと思います。 日本産婦人科学会ではPMSを”月経開始の3〜10日前から始まる精神的、身体的症状で、月経開始と共に減退ないし消失するもの”と定義しています。 主な原因は、排卵前後のホルモンの変化によるもので、黄体ホルモンが活発になる時期(基礎体温では高温期)にPMSは起こるとされています。つまり、排卵のある女性に発症するものという考えが一般的になっています。 攻撃的になったり、憂うつになったり、むくんだり、下腹部が痛んだりなど症状、そしてその重さは個人により様々です。全く症状が出ない場合もあれば、なんとか過ごせる程度の場合もありますが、極度に重い症状がでるものを”月経前不機嫌性障害”と呼びます。PMS症状を訴える内の5%がこれにあてはまり、適切な治療が必要とされています。 突然、このPMSに悩まされることもあります。ホルモンの混乱をきたすような状況(出産後、ピル服用後など)などで引き起こされることがあります。 個人差が多い症状なので対処が確立していませんが、毎月の自分の体調をメモしておくことは自身にとっても心構えができるので良いでしょう。できるだけ、リラックスして過ごしてください。 布ナプキン 私が布ナプキンの存在を知ったのは2002年頃です。実は妹はこの頃から生理になると、必ずデリケート部分からお尻にかけて赤み、かゆみを伴う湿疹が出ていました。そしてその症状が治まる頃に、次の生理が来るという、なんとも可哀相な状態になっていました。その時に、母から布ナプキンの存在を教わりました。 最初は布ナプキンの使用に抵抗があった妹ですが、布ナプキンにしてからぴたっとかぶれはなくなりました。ただ、物事にはメリットがある反面デメリットがあり、また社会人(看護師)となりトイレに行きにくい職場になったため、現在ではコットンタイプの市販の紙ナプキンで落ち着いているようです。 【メリット】 ・かぶれない(これが一番でした) ・蒸れにくい(汗かきの妹にとっては通気性が良かったようです) ・冬は下半身が暖かい ・使い捨てでないので経済的(親の感想) 【デメリット】 ・外出時に不便(取り替えたりする時にかさばるし、血液がついているものの取り扱いがやっかいで、通学などの外出時には使用できませんでした) ・多い用、少ない用で布の違いはあるけれど、やはり夜が不安(妹は量も多いほうだそうです) ・洗うのが手間。漬け洗いにしても、完全に汚れがとれないことへの抵抗感がある *使い勝手に関しては個人差あると思います。あくまでも個人の一例としてご参考下さい。 便利な製品に慣れてしまうと、どうしてもマイナス面が目についてしまう傾向にあるようです。ただ、万が一汚れが漏れてしまったり、と考えると私自身は紙以外は使ったことがないのですが、かぶれ等に悩んでいる方は、外出予定のない時からでもはじめてみては如何ですか? ベビー用品でも人気のお店です。(大人用衣類やタオル類もあります) こちらの布ナプキンは大好評のため、品切れ・入荷待ちになることが多いです。 布ナプキン 関連商品 |