☆ 七夕月の京都を行く その3 ☆

   自分でもどんな風に書いていたか忘れてしまいました。(笑)
  ですので、スタイルが前回までと違うかもしれませんが、お気になさらずご覧頂ければ幸いです。(汗)

   今回は”三柱鳥居”で有名な、「木島神社」(通称:蚕の社)と、「広隆寺」です。


  3.木島神社(通称:蚕の社)
    正式の名前は、「木島(嶋)坐天照御魂神社」
    ”このしまにますあまてるみたまじんじゃ”
    (この神社の名前については他コンテンツにて詳しく説明しています)

   推古12年(604)創建と伝わる古社で、大宝元年(701)の『続日本書紀』
   にも名が残る。本殿右側の摂社養蚕神社から、蚕の社の名で知られるよう
   になった。養蚕や機織りの技術に優れていた秦氏ゆかりの社で、製糸業者
   の信仰が厚い。境内の元糺の池には三つの鳥居を組み合わせた三柱
   鳥居がある。三方が正面、上から見ると三角形に見える珍しいもの。
   鳥居の下の湧き水に手足を浸すとしもやけにかからないといわれる。
                           《京都‘03るるぶ より》

    なのですが・・・ちゃちゃをいれてもいいですか・・・
   ”養蚕や機織りの技術に優れていた秦氏”という断定的な言い方も
   鴈の宿的には調査を要する文面だといえますし、湧き水にしもやけというのも・・


 〈鴈の宿補足説明〉  
  元糺の池 : この池は身滌(みそぎ)の行場
  夏期第二の土用の丑の日に、この池に手足を浸すと諸病に罹らぬ言い伝え有り。
  なのですけど・・・うっ・・・池なんですか、此処・・・と言うくらい干からびて
  石がちょっと積まれた小山に御幣が寂しく揺れているだけでした。(涙)

  これがそうなのですが・・・これこの通り、すっかり干からびて
  いつから水が無いんですか〜って感じです。(汗)
  もうかな〜り前から干からびてるのではないでしょうか?
  (ガイドブック書く人、ちゃんと現地の取材しようよ〈笑))
                    映像が暗くて解りづらいですが・・・
               ↓これ

                            

                           鴈の宿流チェックポイント
                          京都駅前から市バス206系統で20分の四条大宮下車、
                          京福電鉄嵐山線に乗り換え10分の蚕の社駅下車すぐ。
                          《るるぶ より》ですが、車で行くと余りの神社の小ささ
                          に見落としてしまいます。結構わかりづらいかも。
                          よ〜く地図の小道に気を付けて曲がって下さいね。
                          拝観時間 : 9〜17時ですが日が落ちたら三柱鳥居は
                          よく見えないでしょう。
                          拝観料 : 無し
                          駐車場 : 10台  《るるぶ》
                          何処にあったんですか〜(笑) 
                          友人はバス停の奥のスペースに停めて車中待機してました。







                         ←左手に小さく見える鳥居の奥が三柱鳥居のある場所








 
     ここから、車ならものの2、3分のところに「広隆寺」はあります。
     何れにしても”太秦映画村”のすぐそばです。
     ・・・って気付いてみれば”此処”の画像がないじゃん・・・@@
     残りのデジカメのメモリーと、この後に残る重要箇所との兼ね合いで割愛したか、アナログカメラで
     撮ったのでした・・・(忘れてた)
     『霊宝殿』の国宝”弥勒菩薩像”が有名ですが、ここは撮影禁止です。
     (それで何も撮らないわたしって・・・)

     4.広隆寺
        推古11年(603)に聖徳太子が建立した山城最古の寺院。
        境内の桂宮院本堂は建長3年(1251)に再建し、法隆寺夢殿と同じ八角円堂形式。
        4、5、10、11月の日曜、祝日のみ公開だが、工事のため平静15年は秋に公開予定。
        霊宝殿には国宝の12神将立像や国重要文化財の地蔵菩薩像などを安置。
        なかでも宝冠弥勒菩薩半跏思惟像は苦しみから救う仏として有名。
        永万元年(1165)再建の講堂は寺に現存する最古の建物。
                                        《同るるぶ より》

        この広隆寺は、秦氏を語るのに不可欠なお寺です。
        というか、鴈の宿にとっては「大酒神社」のほうが重要なのですけど。
        この神社は奇祭「牛祭」で有名な神社です。
        この件については、そのうち思いっきり(?)書きたいと思います。(書き逃げっ?!)
        資料だけが書棚に兎都(うず)と積まれております・・・(いつかそのうちに?いつ?汗)
        取りあえず恒例の〔鴈の宿流チェックポイント〕をば。

         〔
鴈の宿流チェックポイント
       ここへは「木島神社」と同じルートで来られます。降りる駅が”太秦駅”なだけ。
       拝観時間 : 9〜17時
       拝観料 : 700円 他より高いです。(一番高いかも)
               でも、これって霊宝殿の維持費かもと思ってしまいました。
               それに、これを払って出るときチェックして貰えば、駐車場料金を免除して貰えます。
               あながち高くないかも。^^
       駐車場 : 50台  上記のような仕組みあり

        
         霊宝殿では『平静十五年開創一千四百年(京都最古)護摩木が聖徳太子御火焚祭で
         祈祷されます(11月2日)』と書いてあったので思わず護摩木に願いを書いてきました。

         ここで一番鴈の宿が心惹かれたのは、”宝冠弥勒菩薩半跏思惟像”ではなくて、
         同じ国宝ではあるのですが、”不空羂索観音”(天平時代)です。
         これを行成さんたちも、ご覧になっていらっしゃったかと思ったら・・・無常の想いが・・・
          (抽象画のようなへんな絵までかいて、釘付けになってしまいました(笑))
         あと印象に残ったのは、秦河勝夫妻の像の所にお供えされた清酒でしょうか@@
            「菊水の四段仕込」でした・・・(汗・汗) 冷酒っておいしそう・・・^^

         ってなところでこの回はあっさり終了。
         (というか、この場所に関してはここでは語り尽くせないので他コンテンツに譲ります)
         
         映像が何も無いのも寂しいので、広隆寺の睡蓮を最後に載せておきます。       next