meet-me 秋の虫捕りスタンプラリー

作成日 最終更新日
2008年11月9日 2008年11月16日

meet-me」は、 株式会社ココア(Co-Core)が提供する 3Dバーチャルコミュニティ(メタバース)で、 2008年4月8日に正式版のサービスインが行われました。
このページは、私が実際にプレイした状況に基づき、 「meet-me」の内容の一部を記述するものです。


秋の虫捕りスタンプラリー

2008年11月7日~2008年11月9日、 「秋の虫捕りスタンプラリー」 と題された運営イベントが開催された。
「meet-meホームページ」では、「虫とりスタンプラリー」、 「虫捕りスタンプラリー」などといった表記が混在していた。

NPC「スランプラリー受付」

しかしながら、NPC「スランプラリー受付」を見る限りは、 「秋の虫捕りスタンプラリー」という名称のようだった。

虫捕りスタンプカード

2008年11月8日の午後、私は、NPC「スタンプラリー受付」から 「虫捕りスタンプカード」を受け取った。

虫捕りスタンプカード

「虫捕りスタンプカード」を選択した状態で「ひらく」を選択すると、 採集対象の昆虫を参照することができた(開くではなく「ひらく」である)。
2008年8月13日~2008年8月17日に開催された 「虫とりスタンプラリー」 の採集対象が 6 種類であったのにくらべ、今回の採集対象は、3 種類のみだった。
このため、今回の採集は、容易に達成できそうに思えた。 私は、浅はかであった。

TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)

「meet-me」内における昆虫採集といえば、 TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)の南端にあるサウスカントリーが有利である。
2008年8月13日~2008年8月17日に開催された 「虫とりスタンプラリー」 の時点では、徒歩と「TOYOTA i-REAL」等を用いた走行以外に移動手段がなく、 TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)の北端にあるゲートから サウスカントリーに到るには、かなりの時間を要した。

2008年10月1日の機能アップで、「クルマ」(バーチャルカー)に加え、 TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)内にも「バス停」が実装された。
ゲートから「バス」でガレージに移動した後、「クルマ」(バーチャルカー)を用いれば、 サウスカントリーに隣接する地区である ウォーターガーデンに移動することが可能となっていた。

ウォーターガーデン

「クルマ」(バーチャルカー)で、ウォーターガーデンに移動すれば、もはや、 サウスカントリーは遠くなかった。

サウスカントリー

サウスカントリーに到達した私は、早速、トンボらしきものを発見した。

アキアカネ

捕獲してみると、「アキアカネ」だった。

バッタらしきもの

そこから南方に少し進むと、地表で跳ねるものを発見した。

ショウリョウバッタ

今度は、「ショウリョウバッタ」だった。
これで、私は、3 種類の採集対象の内の 2 種類を得た。
実に順調だった。ここまでは。

オニヤンマ

次に、私は、「オニヤンマ」を捕捉すると、捕獲を試みた。

逃げるオニヤンマ

しかしながら、逃げられてしまった。
この瞬間こそが私にとっての試練の始まりだった。

私は、「オニヤンマ」を探しながら、採集対象以外の昆虫も捕獲した。

ギフチョウ

トノサマバッタ

アオタテハモドキ

この結果、「ギフチョウ」、「トノサマバッタ」、「アオタテハモドキ」 などを得ることができ、ココアの足しとなった。
しかしながら、「オニヤンマ」だけは、何度も捕捉していながら、 捕獲を試みると、ことごとく逃げられてしまった。

TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)

時は無情に過ぎ、「オニヤンマ」を得ることができぬまま、 夜の闇が TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)を覆い尽くしていった。
この日の昆虫採集は、ここまでとした。

ガレージ

翌日の 2008年11月9日、再び、サウスカントリーに向かうため、 TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)内のガレージに移動すると、 偶然にもフレンドの方々に遭遇した。

同乗

2008年10月1日の機能アップで、「クルマ」(バーチャルカー)が実装された当時は、 「ハイウェイ走行」を行う場合のみ、同乗を行うことができた。
2008年11月5日の「機能アップ」で、「ハイウェイ走行」以外の移動でも、 同乗を行うことができるよう機能強化されたと聞いていた。
聞けば、同じ目的地の方がいらっしゃったため、 機能強化された同乗を試してみることにした。
この結果、期待にたがわず、 同乗なさった方も一緒にウォーターガーデンに移動することができた。

しかしながら、この日も、「オニヤンマ」だけは、 何度も捕捉していながら、ことごとく逃げられるという状況に変わりがなかった。
そこで、私は、サウスカントリーでの昆虫採集を諦め、代々木公園に移動した。

ショウジョウトンボ

代々木公園では、 採集対象の「アキアカネ」と似て非なる「ショウジョウトンボ」を得た。
当然のことながら、 内心は、このようなものを捕獲している場合ではないという焦燥を感じていた。

オニヤンマ

代々木公園でも、「オニヤンマ」を捕捉する機会は何度もあった。

逃げるオニヤンマ

しかしながら、捕獲を試みると、 ことごとく逃げられてしまうという状況が継続していた。

失敗には、必ず原因がある。
失敗の原因を取り除かず、単なる再試行のみを何度も繰り返す結果、 同じ失敗を何度も繰り返すという行為は、私が最も忌み嫌う愚行である。

一方、成功を得るためには、発想の転換が必要となるときもある。
私は、今こそ、私にはない発想の導入が不可欠であると考え、 「meet-me SNS」で助言を求めた。

すると、複数の方々から、ご教示をいただくことができた。
その中には、先程の同乗の実験に応じてくださった方も含まれていた。 これには、感銘を受けた。

私は、先程掲載した画像の距離では近すぎるのではないかという先入観を持っていた。
なぜならば、「オニヤンマ」以外の昆虫は、あのような至近距離でなくとも、 捕獲することが可能であるためだった。

「オニヤンマ」の捕らえ方

しかしながら、「オニヤンマ」だけは、上の画像のような距離まで 接近しなければ、捕獲することができないということを教えていただいた。

オニヤンマ

前述のご教示を参考に「ブルーの虫あみ」を振ると、狙いたがわず、 「オニヤンマ」を捕獲することができた。
このときの私の心境は、 助言をくださった方々への感謝の念という以外に適切な表現がなかった。

すべての採集を終えた状態で、NPC「スタンプラリー受付」に話しかけると、

虫捕りスタンプカード

採集した昆虫と引き換えに、すべてのスタンプを得ることができ、

グリーンの虫かご

すべてのスタンプが揃った「虫捕りスタンプカード」と引き換えに、 「グリーンの虫かご」を得ることができた。
この「グリーンの虫かご」は、2008年8月13日~2008年8月17日に開催された 「虫とりスタンプラリー」 の際に得たものと同じだった。

しかしながら、即物的な成果が重要なのではなく、 成果を得るまでの過程を楽しむことこそが重要なのである。
今回のイベントでは、 成果を得るまでの過程でプレイヤ間の協調を味わうことができたことに、 格別の意義を感じた。
また、採集対象の昆虫を取引等で直接いただくのではなく、 方法を教えていただいたという点がその味わいをより深いものにした。
なぜならば、その結果、 自力で目的を遂げたという達成感も同時に得ることができたためである。
願わくば、「meet-me」 をプレイするより多くの方にオンラインであることの意義を感じていただきたい。


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作者: P-Gengen

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